◆楓パープル◆

名作と呼ばれる漫画には、元となる読みきりや短編の漫画が存在します。ドラゴンボールに対して、ドラゴンボーイ。地獄先生ぬーべーに対して地獄先生ぬーぼー等。

バスケット漫画は売れないという常識を打ち破った、バスケ漫画の名作スラムダンクにも、その元となる漫画が存在します。タイトルは、楓パープルタイトルからして常識を打ち破ってます



楓パープル
作者 井上雄彦


なんつーポーズしてるんだ流川。まるで、聖闘士星矢のシャカです。神に最も近い男を目指してるんでしょうか…今にも、天魔降伏とか言って天使が飛び出しそうです

しかも花札のような柄のシャツ。
抜群のセンスです
さて、登場人物の紹介でもしましょう。



流川楓
北高新主将の2年生。スラムダンクでお馴染みの流川。そのまんま。スラムダンクでは寝てばっかだったけど、この漫画では結構熱い。


あや
1年生の女子生徒。赤木に恋したり、流川に恋したり、と恋多き1年生。


赤木
3年…。赤木って、ゴリ…赤木キャプテン?ちょっとだけ、カッコイイじゃないか。不良で北高の番長。


小暮
3年でバスケ部の元キャプテン。現在は引退している。赤木とは中学時代から同級生。


すみません。流川はまんまなので、いいんですけれど、赤木と小暮は突っ込みどころ多すぎです。


舞台は、北高1年生のあやが、北高番長の赤木に愛の告白し、赤木が「OK」の返事をするところからスタートします。告白された赤木は、そのままあやに迫ります。ヤラレると思ったあやは、赤木の顔面にバスケットボールをくらわせ抵抗します。


迫ってバスケットボールをくらう赤木

怒った赤木は、力ずくでやろうとしますが、そこに流川が都合よく登場します。レイプ寸前の場面を見られた赤木は、恥ずかしそうに「見られた以上このまま帰すわけには、いかねえな」と言い、流川を殴ります。そして、逆に流川にボコボコにされてしまいました。ちょっと、この赤木カッコ悪すぎです。

ボコボコにされた赤木は、部下を引き連れてバスケ部に乗り込みます。スラムダンクで三井が宮城に復讐しに行った時と同じノリです。

スラムダンクでは、流川が喧嘩を買いましたけど、この漫画の流川は話し合いで解決します。


話し合いで解決する流川

80年代初頭の熱いドラマ並の台詞。「青春を邪魔するな…」こんな台詞で、不良が納得するとは思えません。しかも、言ってて恥ずかしいのか顔を真っ赤にする流川。


泣く赤木

泣いてるよ…
ろくでなしブルースの前田だって、こんな台詞じゃ泣きませんよ。そして、下っ端が「おぼえてろッ!!」と吠えて帰ってしまう不良軍団。もはや笑うしかありません


赤木率いる不良軍団、通称赤木軍団が帰った後、体育館で前キャプテンの小暮と赤木について話し合う二人。ちなみに、スラムダンクだと小暮君はメガネをかけたTシャツコレクターとしてブイブイ言わせていましたが、この漫画の小暮君は普通の人でした。

実は中学生時代、赤木が所属する二中と流川が所属する富丘中は試合をしていました。赤木は、この試合で名門帝北高への特待生がかかっていたのでした。しかし、2年の流川にノーゴールに抑えられ、特待生の話は消えたのでした。それ以来、赤木は坂道を転げ落ちるように不良になってしまったのでした。

スラムダンクの赤木は、弱小高校でも全国制覇が口癖のポジティブ野郎でしたが、この赤木は偉い小さい人間です。


話は変わって、流川率いる北高バスケット部は地区大会で試合をしてました。流川の力は絶大で、前半だけで相手の三工はボロボロ。


三工バスケット部

また、偉い適当な顔ですね。>三工バスケット部
一番左の奴なんて高宮のパーマを取っただけのような気がします。明らかに脇役顔です。そして、後半が始まります。

そこへ、いきなり赤木軍団が乱入して、三工バスケット部をボコボコにし、試合を乗っ取ります。そして、赤木が流川に勝負を挑むのでした。

赤木軍団と試合をすることになった流川率いる北高。まずは、赤木がドリブルで突っ込みます。



ドリブルで突っ込む赤木

キャプテン翼の日向君もビックリの超直線ドリブル。普通ファールです。そのままダンクをかまして勝ち誇る赤木。一方の流川も凄いです。


相手に蹴りを入れる流川

流川は、相手を蹴っ飛ばし、ダンクを決めます。コレ何の漫画ですか?殺人野球漫画なら様々ありますが、コレは殺人バスケット漫画ですか…

この殺人バスケットで生き残ったのは、流川と赤木の2人のみ。最後の決着を付けることになります。そして、4ページでのされる赤木

負けを認めた赤木は、晴れ晴れとしていました。


晴れやかに負けを認める赤木

まさに青春。
コレで赤木と流川の確執も解決されました。

赤木軍団にボコボコにされた三工バスケット部が一番の被害者ですけれど…

まあ、少年漫画なんて結果よければ全てよしですけれどね

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