夜空に広がる幾千粒の星。

そんな光景を只々二人で眺めていたあの夏の日の夜。













「輝ける星」














「ちょっと町から離れるだけでこんなにも綺麗に見えるんですね。星って。」

「町の光が明るいから星の光もかき消されちゃうんだよ。でもここなら、ね。

へへ・・僕のお気に入りの場所。」

はにかんで笑うラッキーマンに努力マンは問う。

「この古びた洋館がですか?」

「そ、古びた洋館が。」


「古びた」を二人して強調するほどこの町外れの丘の上にある洋館はおんぼろだ。

要は言うまでもなく空き家という事である。

「下手したら幽霊屋敷だよね。」

お気に入りと称した本人がとんでもない言い方をする。

だが確かに間違ってはいない。

今二人のいる場所というのは洋館のベランダ、というよりは寂れたバルコニー。

外の空気があるだけまだいいが一度後ろを向けば部屋の中の不気味さが伝わってくる。

何しろ今は夜なのだから。

ここに案内したラッキーマン本人さえ洋館に入るときに努力マンの腕にしがみついてたという。

そんなだというのに・・。

「よく入る気になりましたね?最初・・ここを見つけたとき。」

努力マンがごもっともな意見を言う。

それにラッキーマンは苦笑いしながら答える。

「あ〜・・最初見つけたときは昼だったんだ。

昼だって充分気味悪かったけど、その時はむしろそういう人のこなさそうな所に

隠れてたかったんだ。


家出してたから・・・。」



当時、9歳の洋一。

丁度その頃から日本一ついてないと言われても仕方がないうような不運が毎日のように

降りかかってくるようになった。

そしてその際に洋一の両親は洋一のツキのなさを何とかしようとあれこれするようになった。

今じゃすっかり慣れてしまったからいいものの、当時はまだ慣れてないうえに精神も幼い。

親からあれこれされる苦痛とわざわざ自分が不運だと思い知らされてる感覚に襲われ、

ついには家を飛び出していた。


そしてたどり着いたのがこの古びた洋館。

その中で洋一は親に見つからないようにじっと座り込んでいた。

只々泣きながら・・。


やがて辺りは暗くなり夜になった。

日の光が差し込みなんとか明るさを保っていた洋館の中も

今じゃすっかり真っ暗な闇の世界・・。

洋一はいたたまれなくなって急に立ち上がった。

出口を探すが暗すぎてよくわからない。

真っ暗な闇に怯えながらひたすら出口を探し洋館の中をめぐる洋一。

『こわいっ・・・こわいよっ・・・。』

とその時、少しだけかすかな光を見つけた気がした。

洋一はそこに向かって走っていく。

暗闇から抜けるとそこはバルコニーだった。

月明かりと星の光で暗闇の洋館の中からすればかすかながらに光に見えたのだ。

上を見上げれば幾千粒の星が輝く綺麗な夜空・・。

「うわぁ・・・。」

洋一は口をぽかんと開けたまま首が痛くなるぐらいに夜空を見上げ続けていた。

次第にその表情は柔らかい笑顔へと変わっていった。


人は何故こういうものを見てると心が安らぐのか・・。


洋一もまた幾千粒の星明りに癒されていったのだった・・。


その後、洋一はそのまま眠りに落ちてしまったが次の日両親に発見されあっさりと連れ戻された。

あっさりというのはもう抵抗する気もなかったからであろう。

悩んでた気持ちもほとんどは消えていたのだから。


あの輝ける星空のお陰で。



「その日からここは僕のお気に入りの場所。

悩んでるときとか・・なんとなく星を見たい気分な時にはよく来たりしてたんだ。」


「・・今日もそんな気分だったんで?」

話し終えたラッキーマンに努力マンは問う。

「うん。まあなんとなくね。

・・お前にも見せたかったし。」

そう言われて努力マンははっとなった。

「師匠!もしかして悩みでもあるんですか!?」

そう言われたラッキーマンはふうと、やれやれといった感じにため息をついた。

「悩みがあるのはお前の方でしょ?」

「え!?」


ギクッ!


そんな音がどっからか木霊した。


「結構付き合い長いんだから、それ位解るよ?」

流石師匠ですと言わんばかりだった。

「・・いえ・・凄く小さな、ささやかな悩みですから・・。」

悩みというのはほんと他人からみたらささやかな悩みかもしれない。

自分の生き様に疑問を感じてしまうなんて・・。

いつもいつも休むことなく努力して真面目に生きてて・・。

まあ、そのお陰で結構いいとこまで周りの人に認めてもらっている気はするが・・。

認めてもらいきれてないというところがある・・。

それは紛れもない事実にも思える・・。

その考えが贅沢だという事もわかってはいるが・・。

どうも自分は、自分だって強いのにいつもさらに強いものの引き立て役を買っている気がする・・。

こんなに努力してるのに・・。真面目にやってるのに・・・。

それが誇りに思えてたはずなのに最近空しく思える事がある。

真面目に努力するだけ無駄なんじゃないのかと・・。

でもだからって今更それをやめて怠惰に過ごすなど自分の性には合わない。

でも頭が堅すぎと言われることはよくある気がする。

実際師匠にも言われてたし・・・・。


「・・・師匠・・?私って・・真面目すぎるんでしょうか?」

しばらく黙り込んで考え込んでた努力がやっと吐いた言葉に返したラッキーマンの言葉は・・。

「ん?そうだね。」

あまりにもきっぱりはっきり冷たい言葉だった・・・。

勿論努力マンは内心ショックだった・・。

「や・・やっぱりそれって直したほうがいいんでしょうか・・。」

ラッキーマンは頭をぽりぽりかいて少し「うーん」と考える。

「別に直す事はないんじゃないの?

 確かに努力の真面目すぎるっつーか頑固なとこって欠点だと思うけど・・。

 真面目な事自体はちゃんと長所だと思うし・・かっこよく見えるよ・・。尊敬する・・。」

努力マンは不意を突かれたといった感じにかなり驚いていた。

「しっ・・師匠!?師匠が尊敬してどうすんですか!?

 いっいっつも凄いのは師匠の方でしょう!?」

と、言いながらもその顔は赤く、内心嬉しかったようだ。

「だってほんとのことだもん。

・・つーか、そっか・・それで悩んでたわけね。」

「・・・小さい悩みですみません・・。」

努力マンはさっきとはうって変わってうつむき加減でぼそっと言った。

「別に悩みなんて人それぞれなんだから小さいか大きいかは本人に問題でしょ?

でも・・・ここにくるとさ、大きな悩みもその内小さい悩みに思えてくるんだ・・。

 その内ホントに消えちゃうぐらいにね・・。まあ、僕はの話なんだけど・・。

 努力はこういうの嫌い?」

「いえ?嫌いじゃないですよ?ほんと・・綺麗だと思います。」

嫌いじゃない。それは紛れもない事実。

只、こういうものをゆっくりと眺めるという事は凄く珍しかった。

いつもいつも休むことなく努力し続けている自分にとっては・・。

「こんなことしる暇など無かったものですから・・。」

「でもたまには息抜きも必要でしょ?」

「はい・・。ほんと、癒されますね。」

空に輝く星空を見上げながら努力マンは言った。

「じゃ、努力ちゃんにも効いたわけだ!よかった☆」

屈託のない笑顔で言うラッキーマン。

努力マンは師匠には悪いけど、星空よりもその笑顔に癒されてるといった感じだった。

そう、いつだって自分はこの人のこの笑顔に癒されている・・。


「ありがとうございす。師匠。」




しばらく二人は黙って星空を眺めていた。

その沈黙を破ったのは努力マンだった。

「ほんといいとこですね。」

そう言うとラッキーマンはご機嫌な感じに答えた。

「うん。僕さ〜いつかこういうところに住みたいって思ってるんだよね。」

「え!?このおんぼろ洋館にですか!?」

素で驚いてる努力マンにラッキーマンは呆れ顔になっていた。

「こういうところ、だってば。この洋館作りは立派だしさ。

空き家になる前は凄くきれいだったと思うんだよね。

それになにより、ここから見える星空はすっごく綺麗だし。

こーいう所に将来住みたいな〜って。

みっちゃんと〜☆」


努力マンは最後の言葉に少しがっくりきていた。


「み・・みっちゃんとですか・・。」

「そ、あたりまえじゃん?」

確かにあたりまえだった。

が、今日は少し積極的に出てみようと思えた。


「わ・・私じゃダメですか?」


ラッキーマンは驚いて努力マンのほうを見た。

その顔は少し赤かった。

「・・私はこれからもずっと師匠の側にいたいです。

 師匠は・・それはいやなんですか?」

「い・・イヤじゃないよ?。僕だって努力とはずっと一緒にいたいけど・・

 みっちゃんと暮らすのを棒に振ってまでっていうのはな〜。」

努力マンはそりゃそうかといった感じに少し肩を落としていた。


いつもいつも今彼の近くにいるのは誰でもないこの自分だというのに

師匠と弟子という壁をこういうときは感じざるおえない。

近くにいるのに遠く感じてしまうこの距離感・・。


そんな努力マンを見かねてかラッキーマンは上を見上げきょろきょろしたかと思うと。



「ん〜じゃ〜ね〜・・・・・。


 あの星をくれたらね☆」



そういってラッキーマンの指差した先には輝く星空の中でもひときわ一番輝いてる星だった。


しかし・・・・・。


「師匠・・・それは・・・・。」

努力マンはおもいっきり困ったという顔をしていた。

「あっはっはっは!!冗談だよ〜!!」

そりゃそうだろうがそれにしても夢のような事を思いつく人だと努力マンは思った。

だがこの人のためならどんな夢もかなえてやりたいと思っていた。

「いえ!師匠のためなら努力して手に入れて見せますよ!!まっててください!!!」

「ちょっ!!ちょっとちょっと!!ホントに冗談だってばーーー!!!」

今まさに本当に飛び立とうとしていた努力マンをラッキーマンは瞬時にしがみついて止めた。

「もう・・何考えてんの・・。」

その質問の返答はすごく率直で恥ずかしいものだった。



「師匠の事だけですよ・・・。」



ラッキーマンはその言葉に凄く衝撃を受けた。


『どうしてこいつは・・こいつだけは・・

真っ直ぐ僕を見てくれるんだろう・・・・。』



その時、ラッキーマンは過去の事を思い出していた。

あの家出するその日の昼。

いつもどおり学校へ通っていた洋一。

友達と話していた洋一。

でもここ最近から洋一の身にかならず不運が降りかかるようになっていた。

その日も友達を巻き込んでしまったり、

その出来事で大好きな友達に誤解を受けたりした。

全部降りかかるようになってしまった不運のせいで・・・。



「お前といるとろくな事がねえよ。もうお前なんかとは遊ばねえ!」



そんな・・・・。



「そんなに嫌いならはっきり言えば良いのに・・。じゃあね。」



ちがうよ・・・・・・。



「洋一の馬鹿!!大嫌いだ!!あっちいけー!!」



なんで・・・。


なんで・・・・・・・。



ついて・・・ねえ・・・・。






その日から・・・ほんとはずっと探し続けてたんだ・・・。


寂しくて寂しくてしょうがなかったから・・・。


何があっても


どんな僕でも


僕を真っ直ぐ見てくれる人・・・・。




努力はそんな感じがしていた。


だからね・・ほんとは迷ってたんだ。


おかしな話だけど・・。


大好きなみっちゃんと


大好きな努力・・・・・。


僕は一体どっちとずっと一緒にいたいんだろうって・・・。


だけどね・・・・


いつも僕の気持ちをわかってくれてて


いつも僕を励ましてくれてて


いつも僕を守ってくれてて・・・・


言い出したらきりがないほど


努力はぼくの中で大きな存在になってた・・。


でも関係が関係だし・・


いざ口にするのは恥ずかしかった。


努力はね・・・


僕のね・・・・・・・・・・。





ぎゅっ・・


「し・・師匠!?」


ラッキーマンは無言で努力マンに抱きついていた。

努力マンは勿論師匠の突然の行為に困惑していた。

も・ち・ろ・ん!顔を赤らめながら。


「ねえ・・さっきのってプロポーズなわけ?」

ラッキーマンは努力に抱きついたまま静かに言う。

「・・・プっプっプロ!?」

どきまぎしている努力マンにラッキーマンはさらに追い打ちを賭ける。

「な〜んかそうとしか聞こえなかったんだけどな〜?」

努力マンは観念したといった感じに答えた。

「・・・はあ。そうなりますね・・・。」

努力マンの顔はズバリ!

THE 完熟トマト!!

ラッキーマンも完熟トマト第2号!!


「もう・・・順番めちゃくちゃ・・。」

ラッキーマンはため息混じりにそう言った。


順番の意味がわかった努力マンはゆっくりと口を開いた。


「師匠・・・・・。」


「ん・・?」





「好きです。



愛しています。」





かああああああ・・


そんな下記文字を背負いながらラッキーマンの顔はさらに赤くなっていた。




「僕も・・・


努力が・・・




好き・・・・・。」





かあああああああ・・・


それは努力マンも同じだった。


二人は抱き合ったまま静かに会話する。


「えへへ・・やっと言ったね・・・。」

「・・気づいてました・・?」

「そりゃあ・・・なんとなくはね・・・。

ねえ努力・・・?」

「はい?」

「ずっと僕の事好き?」

「勿論です。

 寂しい思いはさせません。」

「・・・!

 うん・・・じゃあ証拠見せてよ。」

「証拠ですか?」

きょとんとなる努力マン。

ラッキーマンは恥ずかしそうに一呼吸置く。



「・・・・キスして・・。」



そう言われ努力マンは一瞬驚いた顔をしたがすぐに黙って頷いた。


次第に努力マンの顔が近づいてくる。

ラッキーマンは目をつぶり体をこわばらせた。

言い出したのは自分なのになんだか怖い・・。

逃げたいような、そうじゃないような、

そんなことを考えてる間にも努力の顔・・いや・・唇はラッキーマンの唇に近づき・・。


「ん・・」


口付けあったかと思った次の瞬間には舌を入れていた。


「んん・・ん」


自然と声が漏れてしまうのが恥ずかしい・・。

さっきまでこわばっていたのが嘘のように体の力が抜けていく・・。


今努力マンが何を考えているのかはラッキーマンには解らない。

努力マンからしてもそれは同じ。

ただお互い愛しいと思っているのはこの口付けをしてる事で明らかなのだ・・。


「ぷは・・」


長い長いキスを終えた。

二人とも顔は赤く体中熱っている感じだった。

照れくさいのかなかなか目をあわせられない・・・。


「・・もう、初めてなのに舌入れちゃってさ。」

ラッキーマンがふてくされた感じに言う。

「いっいけませんでした?」

それを聞いた努力マンは少し慌てる。

だがラッキーマンは少し穏やかな表情になる。

「ま・・いいけどね、努力となら・・」

「し・・師匠・・・。」

それを聞いた努力は心から感動していた。

それと同時に理性が半分なくなってしまったらしく・・。


「師匠・・・・もう、止まりそうにありません・・・。」


「努力・・・・・。」





その日二人は結ばれた・・。



輝く星空の下で・・・・。













「こんな星空見てると・・・思い出しちゃうじゃん・・・。」



顔を赤らめ、今や自分の家であるこの立派なお屋敷のバルコニーで空を眺めているのは

大宇宙神その人である。

思い出すのは少し昔の夏の日の夜。

その日もこの空のように星が綺麗な夜だった。


「また〜こんな所で仕事サボってたんですか〜?」


声をかけてきたのは言うまでも無く努力マンだ。

あの日以来、ただ弟子という存在ではなくなったその人・・。


「いいじゃん、もう夜だし、やるだけはやったもん。」

「またそんな・・。少しは真面目にやったらどうですか!?」

「僕は誰かさんと違って大真面目じゃありませんから〜。」


相変わらず子供じみた対応、言動な神様である。

だが努力のほうもそれをわかってて愛している。

お互いの事を本当に理解しあえて・・

それからしばらく経って・・・

やっとの思いで結ばれて・・

またしばらく経った・・・。


時の流れは早い・・・。


いつのまに、あっというまに、世界は、宇宙は自分たちを置いてどんどん時を刻んでいく・・



でも・・・・



「きれいですよね。ここからの星空も・・。

願いは叶った様なものですよね?」


努力マンの言動にラッキーマンはハッとなって振り向く。

「覚えてたんだ」と言わんばかりに。

そして苦笑いをする。


「確かに、綺麗な星空に、立派な洋館にそれに・・・・

 ・・・うん。でもさ・・・。」


「でも・・?」




「ここも悪くないけど・・。やっぱり時々地球が恋しいかも・・。」

ラッキーマンは少しさびしげに言った。

「じゃあ、地球のどこか・・あの洋館のような場所で暮らしますか?」

努力マンがそう言うとラッキーマンは苦笑いをした。

「私は大宇宙神なんだよ?できるわけないでしょ。」

「それなら・・・わたしがあなたをつれてったという事にしますから・・。」

ラッキーマンは驚き顔を赤らめた。

「なんか・・・それ駆け落ちみたい。つーかそんなことしたらお前極刑もんだよ?」

「かまいません。」

努力の言葉に迷いはなかった。

ラッキーマンは少したじろいたがすぐに柔らかい表情となった。

「全く・・真面目なおまえらしくないよ。」

「たまには息抜きも必要ですから。」

「・・・息抜きの度合いが大きすぎ。」




「・・そうなったら・・また二人で星みようね・・。」


「・・・はい。」




こんなに広い幾千粒の星が輝く広大な宇宙で


二人が出会えたのは本当に軌跡だ。


その奇跡は広大な宇宙から見たらとても小さくはかない。


一つの奇跡も気にも留めず、宇宙中が時と歴史を刻み変わり続けていく。


そんな中で変わらぬ夢や愛・・・。



永遠に輝かせていきたい。



そう願うはお互いに同じあるものを見つけた二人の少年。



お互いに見つけたあるものとは・・・




そう・・・・・










輝ける星。










END






くろん「
だああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
   甘いいいクサイいいいい微妙にエロイいいいいいいいい!!!!!!

努力「うるさいぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
    自分でかいたんだろおおおおおおおおお!?」
くろん「おや、ついに作者に対して敬語じゃなくなったのかい?」
努力「あ、すみません。・・・って!」
ラキ「まあまあ、でもあれのどこかエロイのさ・・確かに恥ずかしいけどそんなこと言ってたら
   「あのこは犯罪者!」はどうなるのさ。」
くろん「甘々な分恥ずかしさが増すんだよ!!いっそすっきりエロイ方がまだいい!!
    そうだ!エロイ事をやんなさい!あんたら!!」
努力「鉄下駄キーーーーーーーーーーック!!!!!!」
くろん「うぎゃああ!!!!」
ラキ「こらこらまだ気絶しちゃ駄目だよ!まだ問い詰めたい事残ってるんだから!」
くろん「いたたた・・何かね?」
ラキ「このネタはどっから思いついたのかな?」
くろん「・・・・・・・・。」
ラキ「「輝ける星」ってさ、「忍ペンまん丸」のエンディングテーマだよね?」
くろん「・・・・・・・・・。」
ラキ「つーかどっかのサイトのイラストでその「輝ける星」をイメージにしたイラストが・・。」
くろん「さらば!!」
ラキ「あーーーー!!逃げた!!努力ちゃん今度こそ鉄下駄キックで気絶させちゃって!」
努力「わかりましたーーー!!超(スーパー)鉄下駄キーーーーーーック!!!!!!!」
くろん「ぐぎゃああああああ!!!」




くろん「えーとですねえ、つまりはですねえ、先ほども申しましたとおり、きっかけはあるサイトのラキの一枚のイラストから・・。
    「輝ける星」をモチーフにしたイラストだったんですよね。そんで歌詞が努ラキにぴったりだと書いてあったんでね・・。
    言われてみれば〜と曲を懐かしくも聴いてみたら・・・本当だ!!!!ぴったりだ!!!!!!
    ・・とまあ、納得しきっちゃった勢いで小説を書きたくなっちゃったんですよおおおお!
    ぶっちゃけパクリですみませーん!(汗
    でも、ネタは一緒でもあくまでもオリジナルなんだから問題ないですよね!?(おい!
    歌の歌詞の部分全部に合わせようとしたもんだからもうごっちゃごちゃ。つーか無理やりに合わせ過ぎ・・・?(汗
    いくつもの物語が交差する勢いになっちゃいましたよ。今までの中で一番まとめるの大変だったし時間も掛かっちゃいましたね。
   つーかついにキスしちゃった!!!//////今までの中で一番甘い、これぞ砂を吐くほどだ!
    時期的には回想シーンが「本当の「僕」を見て欲しくて・・・・」よりも結構あと。そして最後のシーンはそれよりもさらに結構あと
    といった所です。完全にラキの寿命が宇宙人経由だな・・・。
    大変な話ですが洋一はラッキーマンとして地球と大宇宙神星を行ったり来たりしてるんですよね。
    最初の頃(「本当の「僕」を見て欲しくて・・・・」時期など)は学校の事もあるからと地球にいる時間のほうが長かったけど
    だんだん大宇宙神としての日常が優先されるようになってきたとか・・・ああ、やばい、自分でもややこしくなってきた・・(汗
    アニメのほうで洋ママが洋一のツキの無さに関して「昔はそんな子じゃなかったんだけど・・。」
    と言ってた所から洋一の回想シーンが出来上がりました。でも公式設定を見ると生まれて早々トイレに落とされてたり
    充分ついてないので、今みたいにしょっちゅうついてないわけじゃなくたま〜についてなかったのは無いかと・・。どかな・・?
    「輝ける星」はそもそも「忍ペンまん丸」のエンディングテーマで小さい頃TVで聞いてた時から大のお気に入りでした。
    でも正直まん丸とどう関係してるんだかという所があったので・・公式のキャラよりも努ラキに合ってしまうとは・・と言いたくてなりません。
    歌をモチーフにするのもいいもんですね。ネタ探しには丁度いいかもです。」


 最後に「輝ける星」の歌詞を載せておきましょう。
 
 今回の物語と照らし合わせるといいかもです。




いつもかわしてきた『この先もずっといたいな』
答えはいつも一緒 あの星をくれたらね
はにかんだあなたの横顔に
少しだけ この距離感 感じてるけれど

『僕を困らせることばかり言う 君でもずっと愛しているよ』
まっすぐ見つめてる あなたの瞳は捜し続けてた
私だけの輝ける星

振り返ればいつも穏やかなあなたがいて
悲しい出来事も その笑顔に消えてく
この胸の迷いが解けていく
星が降るこの街で二人暮らしていきたい

寂しい夜もこれからは互いの温もり抱きしめ乗り越えよう
変わり続ける地球の片隅で 変わらぬ夢を
永遠に輝かせよう

夜空に広がる幾千粒の星の中でめぐり会う奇跡
思いっきり大きな愛で包んで 受け止めるから 絶対

『僕を困らせることばかり言う 君でもずっと愛していくよ』
まっすぐ見つめてる あなたの瞳は捜し続けてた
私だけの輝ける星







いい曲よね。




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