ライブレポートを書くように言われてたのに遅れてやって来たら、Daviesのライブはすでに始まっていた。残すのは、ラスト3曲のみ。 まさか一番目なんて・・・・。(編者注:正しくは二番目です)まさか間に合わないなんて・・・・。 いやいや、ライブを愛する者なら、開演時間には現地にいるだろう。しかも、私はビールをたらふく飲んでから来たのである。 そんなダメ人間の私の耳に入って来たのは、「百戦錬磨のオトコ」だった。 まさに、今の私の対局にいる男の唄である。あ、痛たた・・・・。 企画ライブの一番手(編者注:正しくは二番手です)にありがちな、ダラーンとした雰囲気もなく、観る人の熱気が、酒漬けの私の鼻腔に嫌味なほど入ってくる。 ステージへと目をやれば、久しぶりに見る「恐い顔で唄うワタナベ」がいた。思わず 「何かあったの?」 と聞きたくなる位、恐い顔だったのだが、そういえばこの男は、気持ちよく正しく存分にエネルギーを放出すればする程、顔が恐くなるのだ。と、いうことを思い出した。っつう事は、今日はかなり良いライブだったのだ。 悔しいーーー。 文:さとうまき(ワタナベマモル& The Davies スタッフ) |