ワタナベによる「リーブリロー追悼ライブ」報告



7th April, 1999 at "SHELTER"
出演:Watanabe Mamoru & DAViES
CONNECTIONS - 2
GYOGUN REND'S
The RUMBLE


 何か自分の中のモヤモヤした気持ちが一気にふっ飛んだ夜だった。

 DR.FEELGOOD のボーカリスト・リーブリロー氏の追悼もはや6回目。
 「パブロックって何だ?」、「R&Bって何だ?」って言ったって、もはや理屈じゃないんだ。
 やっぱり、自分が心から愛することができる音楽は、ここにあった。

今年出演してくれたのは−−−  「日本のウィルコジョンソンBAND(笑)」ランブル
 いつものようにイカしたMCでみんなを笑わせてくれたスマイリー原島率いるコネクションズ
 そして、Dr.FEELGOOD の曲を一生懸命特訓してきてくれたギョガンレンズ(特に "Looking Back" はイカしてたゼ)。

 そんなBANDたちにも感謝しつつ、ワタナベマモル & The DAViES の演奏曲を紹介しよう。


01BABY JANE 毎年リーブリロー追悼でぼくたちがやるおなじみのナンバーを2曲続けて。
この2曲の曲のつながりかたは、1990年にDr.FEELGOOD をみたときのつなぎかたをそのままマネして・・・。
一応、追悼なので敬意を表して。
02She's a Wind Up
03MONKEYこれも毎度おなじみのナンバー。
しかし今年は新メンバーで。
04GOING BACK HOMEフィールグッド、ウィルコ在籍中の名曲。
ハーモニカのソロパートが長くて、ちょっと苦しかったけど、気持ちよかった。
ブルースハープを吹くと、いつもなぜかやたらテンションがあがるのでした。
05CAROLオリジナルはチャックベリー。オレたちはローリングストーンズバージョンで。
この曲は、もう半年位前からやりたくてやりたくて・・・。
06ソファーに座って1996年2月のキンクスのシングル「キザな奴」のB面の曲
07I WANNA BE YOUR MANイワジーがリードボーカルをとったこの曲。
オリジナルはもちろんビートルズだけど、オレたちのバージョンはR.ストーンズとミルク・シェイクスとレジロスを足して3で割ったような感じだった。
08BACK IN THE NIGHTこれもウィルコ時代の曲で、リーブリロー風に、ボクもインチキスライドギターを弾きまくったら、やはりものすごいインチキで笑えた。
しかし、気分だけはブルースマン。
09I DON'T MINDこれもウィルコ時代の曲。
しかし、オリジナルがあまりに単調なので、思いっきりアレンジを変えて、ハープソロやギターソロのアドリブを増やした。
しかもしっかり敬意を表して!!
10ICE BREAKERアメリカのイカした白人R&BバンドのJ.ガイルズバンドより、イカしたブルースハープとギターのインストナンバー。
この曲はずいぶん昔からやってる。
11MOJO WALKIN'もうこの曲も、オレたちのオリジナルといってもいいくらいよくやるナンバー。
最近はフィールグッドのバージョンに、ギターの大野が持ってたマディー・ウォータースのライブ盤のバージョンを間奏のところまで混ぜてみた。
「モジョ・ウォーキン」の掛け合いを繰り返していると、自分の中にブルースマンが降りてくるくらいすごいナンバー。
やっぱり理屈じゃない。
12火の玉ロックオリジナルはジェリー・リー・ルイス
しかし、ドラムのウガンダの、フィールグッドバージョンをもはるかに追い越す速いテンポがやけに気持ち良かった。
ウガンダの顔を、この曲の途中で見たら、やけにマジな顔だったのが笑えた。
13ヒッピーヒッピーシェイクもうここまできたら、「どうでもいい」状態。
さらにスピード感が増し、気がついたらボクは客席へダイブしていた。
スウィンギン・ブルージーンズもレジロスもそっちのけで・・・。
14DROP EVERYTHING AND RUNということで、最後はビートルズをほうふつさせるフィールグッドのメロウなナンバー "DROP EVERYTHING AND RUN" (アルバム "LET IT ROLL" に収録)
で、アンコールへ
アンコール
01SHE DOES IT RIGHT.というわけで、毎年いつものように、いつもの選曲で出演者全員でアンコール。
スマイリー原島のものすごい長いMCで、ボクの本編のライブの疲れもすっかり取れて、いつものように "SHE DOES IT RIGHT" が始まったが、この曲でリードボーカルをとったスマイリー原島とギョガンレンズのパッチは日本語の替え歌で歌っていた。
もう、ブリロー追悼やりたい放題という感じで、これぞパブロック。(なんのこっちゃ)
02Bony Moronie 〜 Tequilaそしてボクがリードボーカルをとって、いつものように中間のテキーラのメロディーを何度も何度も繰り返す。
本物のテキーラ(お酒)もみんなで飲みだして、ウガンダはとっくに客席にダイビング!!
そしてボクもダイビングをしたら、思いっきり地面に頭をぶつけて、痛いのなんの・・・。
と、思ってるうちに誰かがボクの上に降ってきてもうメチャクチャ。
「こんなに盛り上がっていいのか!!出演者」
と、思いつつも、今年もめでたくリーブリロー追悼LIVEは終わりました。イエー


ポラロイド撮影による写真集

リーブリロー追悼ライブのチラシ





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Auther: Naoto Kawakita
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