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7月6日 十三ファンダンゴ with NEAT BEATS,ザ スピンドルス

ボクらのツアーは7月6日 10時38分東京発 岡山行き ひかり149号で始まった。
客席が混んでいたので、ボクら4人はバラバラの席に座った。
ボクの座った席の隣と向かいの席の集団は、背広のオトコ2人と坊主頭にジャージとサンダルのオトコ3人の不思議な集団だった。
よく見たら、ボーズ3人組は手錠をつけてそれを上着で隠してるオトコも いた(図1)。
あとの2人は刑事で、きっとどっかへ護送するのだろうか?それも新幹線で..........。
坊主頭のボクは仲間に思われるのがイヤだったので、ず〜とハンチングを かぶったまま名古屋で彼らが降りるまで一緒にその時を過ごした。
そして13時39分、新大阪駅についた。
新大阪から十三ファンダンゴまでは、イワジーの提案でワゴンタクシーで ワリカンで行った。
けっこう金がかかると思ってたら、ひとり300円ぐらいで済んだ。
ギターやその他たくさんの荷物をかかえたボクらにはとても助かった。

ファンダンゴのライブは、ツアーの初日だったせいか、始め開場の空気が
重たかったせいか、イマイチのりきれなかったので、「ロックンローラー」の歌詞の「今夜はなぜか浮かれてる」の所を「今夜はなぜか中くらい」と歌ってしまった。
しっかり歌をきいてくれてるお客さんに「大人気ない自分が存在しつつも、 自分の気持ちに正直に歌ってみよう」と、思いその辺からようやくのれてた。
でもライヴは、そういう葛藤もまた面白い。
結果的には初日にしてはまずまずのライヴだった。
そんなことを思いながらも一緒に出演してくれたニートビーツやスピンドル の人たちと打ち上げにいって、旅の開放感からか酔っぱらって気がついたら 宿泊先ホテル関西のベッドではなくて、床で寝ていた。
図1
図1



きょく


7月7日 移動日

この日は名古屋への移動日。
コタちゃんは、生まれたばかりの子供に会いたくて昨日のうちに一度東京へ 戻ったので、ボクらは3人で名古屋駅まで向かった。
大阪駅の地下街で食べたとろろそばが二日酔いのカラダにはサイコーだった。
今日は各駅停車でいくことにしたので、時刻表で乗り換え時間を調べながら 電車にのった。
ボクは電車での、ノンビリした旅が好きなので、時刻表に興味をしめしたイワジーがうれしかった。
米原、大垣で2度の乗り換えをして14:33に名古屋駅へついた。名古屋駅で所用のある大野と別れてボクとイワジー一足先に今池にある今日と明日の 宿泊先「ホテル長楽」についた。
しばらくして腹が減ったので名古屋といえば、八丁味噌なので、八丁味噌が 飲める定食屋を探がして、そのあと今池の街をブラブラして喫茶店に入ってコーヒーを飲んで、ロックンロールついて、あつく語ってしまった。
ボクはイワジーといると、ほとんど音楽のハナシしかしない。ボクもかなりの音楽好きだが、イワジーはボク以上に音楽好きだ。そして名古屋の喫茶店は本当にコーヒーと一緒にお菓子がついてきたのだった。
長楽に戻ったら大野がいて気持ち良さそうに寝ていた。台風が上陸するかもしれないとニュースで言ってたけど小雨が降った程度ですんだ。


7月8日 今池ハックフィン with スイッチトラウト他...

ライヴハウス「ハックフィン」はホテル長楽のビルの地下にあるので、 ゆっくりと寝ていられる。
ボクはここに来た時のおきまりのパターンで「すがき屋」でショボイ肉入り ラ−メンを食べた。
すがき屋のラーメンはボクの生まれ故郷の静岡県清水市のヤオハンというデパートにもあって高校生の頃によく食べていたのでなつかしの味だ。
大切なのはチャーシューメンじゃなくて肉入りラ−メン、スープは塩味まずくてうまいのだ。
そしてハックフィンに入ろうと向かったらカッパをたたんでる、たった今東京から来たコタちゃんに遭遇した。東京はスゴイ雨だったらしい.....。
きょく
この日のライヴは十三よりのれた。 「1曲目はボクのお父さん、チャクベリーのナンバーから」というMCがウケたからではないだろうが、カラダが勝手に動いた。 スイッチトラウトのライヴも良かった。スイッチトラウトの人たちも、ボクと同じ音楽好きのにおいがするので、きっとその辺が気が合うのだろう。 そして打ち上げは、まってましたの「やぶ屋」という居酒屋。 ボクはこの居酒屋が日本で一番好きな居酒屋で、前に来た時は火事にあって焼けてなくなっていたので、ひさしぶりに新しく復活したやぶ屋へ来た。 もちろん甘い八丁味噌のかかった串カツをたらふく食べてスイッチトラウトのメンバーと音楽のハナシで盛り上がった。  



7月9日 富士アニマルハウス WITH マイノリティ−他....

この日はFM清水のラジオに出るため、ひとりで先に10時28分名古屋発ひかり148号で静岡へ向かった。名古屋駅のホームで味噌カツ弁当(図2)を買った。
みんなはまだ長楽で寝ているだろう。
そして静岡駅でJR東海道線に乗って生まれ故郷の清水駅についた。
少し時間があったので、駅前銀座のアーケードを歩いた。
昔と変わらない景色をブラブラと通り過ぎてラジオの収録場所 「エスパルスドリームプラザ」についた。
清水港の近くを通る湾岸道路のこの付近は昔とずいぶん変わっていた。
もちろんこのビルもなかったし、ちいさなヨットハーバーもあって多くの人でにぎあっていた。
こんなことならみんなも連れてくればよかった......。




図2



きょく
ラジオの収録を終えて一緒にラジオに出てくれたアニマルハウスの店長の ワラシナさんの車で富士に向かった。
この日は喉の調子が最悪だったので、アニマルハウスの回りをラバーソウルを持ちながらハダシでマラソンして一度汗を出してしまうことにした。
それでも一曲目からぜんぜん声が出ず、ライヴハウスの熱気とあせりで不思議な汗が出た。
なんとかごまかしつつ12曲めの「8月4日B級劇場」まできた。
 
でも、せっかく見に来てくれてるお客さんをごまかすのは申し訳ない気分だったので
「今日は声の調子が悪くてスイマセン だけど一生懸命歌うから、もう今日で声がでなくなってもかまわないつもりで歌うからヨロシク」
みたいな、MCをしてしまった。
そのMCをした選択が正しかったかどうか、わからないけど、これでひらき直れた。
お客さんのあたたかい声援と、バンドのメンバーのサポートで、この日の喉が最悪のライヴは無事終わった。

良くも悪くも素っ裸の自分になれた。
そして思い出に残るサイコーのライヴになった。
本当にみんなありがとう。


7月10日 移動日

イワジーとコタちゃんは前日に夜行で帰った。
ボクと大野はワラシナさん宅にいつものように泊めてもらい、11時頃に 目がさめた。
ボクはワラシナさんの彼女の田中ちゃんの案内で近所のス−パ−銭湯に行く ことにした。
入浴料たったの480円で、サウナも露天風呂もあるイカした銭湯で旅の疲れをいやした。
真夏の灼熱の太陽が照りつける露天風呂でフリチンで日焼けしてる人もいた。
ボクは灼熱の太陽が照りつける露天風呂で特権階級者のような気分になった。

ボクら二人は、熱海でワザワザ2階建て電車に乗り換えて品川まで向かった。
Tシャツが全部売れたので帰りの荷物はずいぶん軽くなっていた。
図3


postcard



t-shirt
7月13日 CLUB QUE ゲスト スクービードゥー ギョガンレンズ

スタンダードナンバーのカバー3,4 曲、自分のオリジナルの中のR&Rナンバー10数曲、メロウなナンバー3,4 曲、大体こんなメニューで行われた今回の ツアーも、CLUB QUEのライヴのみとなった。
この日はワンマンということでそれまでより多くの曲を演奏した。
ボクはよく人に「マモル君は本当に楽しそうにライヴをするね」と言われる けど、そりゃあライヴは楽しいけど、別にいつもニコニコしながら歌ってる 訳じゃないし、むしろしかめっ面で歌ってる気がするので 「そんなに楽しそうなのか」と思ってしまう。
他のバンドは楽しそうにやってないのか..........。
でもそういうことを言われるのは悪いことじゃないし、本当に心の底から ロックンロールミュージックを好きなのは確かなことだし。

カラダ全体で音楽しなくちゃ意味がない。いつかレイチャールズがテレビ 出てるのを見てそう思った。
レイチャールズはしゃべる時までカラダをゆすって、まるでダンスしている ようだった。
心の底から本当に気持ちよく演奏しなければ絶対に先には進めない。
いくら譜面どうり間違えないでうまく演奏しても心がこもってなきゃダメだ。
ライヴはスポーツじゃないので、ただバカでかい音を出して、激しく暴れるだけなのも好きじゃない。
自分の音に感情移入ができなけりゃライヴなんてやらない方がいい。
でもそれが一番難しいことなのだろうが........。

この日はライヴ前から特別な緊張もなく、ただステ−ジにあがって演奏することだけを思っていた。
体の調子も良くもなく、悪くもなかった。
「冗談だろ」のときは、自分のイントロのリズムギターにうまくのれたので、気持ちよくなり過ぎて歌詞を忘れてしまった。
このツア−で毎日演奏された「ブンブンブン」という曲はグレリチ時代の曲でツアー前のリハーサルの時にイワジーが突然ハモリをつけたことが、この曲を生き返らせた一番の原因だろう。
やっぱり声は一番イカした楽器だ。
イワジーの自然に歌ってしまうところは本当にスゴイところだ。

そしていつものように「今週週末来週世紀末」のアンコ−ルで終わった。
本当にここで終わるはずだった。一度は本当に「終わろうゼ」と、いったのだが、お客さんのあたたかく ありがたく しつこいアンコールで、もう一度 ステ−ジに出た。
このツアーのメニューでこの日唯一残っていたビートルズの 「サムアザーガイ」をやることだけ決めて。
そしてギターをもったら何故か「ウォ−キンザドッグ」が始まってしまい、 スルスルと「死ぬ程に生きてみる」まで、いってしまった。
結局 計32曲演奏した.

いったいどんなライヴだったのかも、よく覚えてない。
ただ、やればやる程カラダの力が抜けて勝手に動いた。やればやる程いい加減になってリラックスしていった。
そんなことしか覚えてないのだから、すごくいいライヴだったんだろう。
きょく



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