RX−7のライバル達

免許取りたて当時の私はカタログスペックや筑波サーキットでの雑誌のインプレを鵜呑みにして車両の優劣
を判断してしまっていました。
これは、確かに完全ノーマル車両(実際には広報用チューンが施されているでしょうが(笑))を筑波で
プロドライバーが運転するという条件下での評価では間違っていないのでしょう。
しかし、車両をオーナー自身の経済力で仕上げ、それをオーナー自信が運転するという条件下では正しい
とは言切れないと最近思うのです。
オーナーの運転技術、チューニング方針決定のセンス、チューニング作業実施者(本人含む)のセンス、走行
ステージの向き不向きなどが複雑に絡みあって結果が出るのではないでしょうか?
そのため、世界トップレベルのスポーツカーと言われているRX-7であっても、超小排気量車両に負けること
もあるでしょうし、逆に信じられないような超高級外国産スポーツカーに勝つこともあるかもしれません。
そういう訳で、私はいろんな車両がライバルになるのでは? と考えます。
一度もサーキットなどでのバトル経験が無い人には、人気コミック 「イニシャルD」を読んで
「RX-7が86に負けるハズがないやろ!」
と思われるかもしれませんが、経験の浅いドライバーが乗るRX-7 と 経験豊富でその車に対する情熱
ならば誰にも負けないような熱いヤツが乗る86とのバトルなら86が勝つことは決して少なくないと断言
できます。
プロドライバー同志のバトルならともかくアマチュアが趣味で行なうサーキット走行レベルならベース車両の
優劣とかは、ドライバーの技量とチューニングのやり方でいくらでもカバーできるのではないでしょうか?
結局、個人が所有するオーナーカーと言うものは、オーナー自身の努力でいくらでもレベルアップできる気
がします(まあ、走行ステージによっては明らかに不利な場合もあるでしょうが)。
そういう訳で、相手のやる気次第ではありとあらゆる車種がRX-7ライバルになる可能性を秘めています。
ここでは、そんなライバルのうちサーキットにおけるフリー走行での遭遇率が高そうな車を中心に紹介して
いきたいと思っています。


1.チューンド軽4
始めにお伝えしておきますが、チューニングレベル、ドライバーの技量がほぼ同じであれば圧倒的に軽4が
不利だと思います。多くの場合RX-7が負けることは無いでしょう。
しかし、RX-7側がかなりノーマルに近い仕様で軽4側が何でもありのフルチューンだったりするとステージ
によってはRX-7と言えども負けてしまうかもしれません。
なぜならば、多くの高出力軽4は一般にターボ車ですから、I/Cやタービンを大きなものに交換し高目のブー
スト設定とすれば100PS以上を絞り出すことはそう難しくありません。
エンジン自体の排気量を上げるために、ボアアップやストロークアップを行なえば、1600cc程度のレシプロ
車両並みのパワーを出すことは不可能ではないはずです。
あと車両自体も元々かなり軽量ですから、これをベースに軽量化すれば極軽の車両を製作するのは簡単
です。このようなボディーに最新のハイグリップSタイヤなどを組み合わせれば、走る、止まる、曲がるともに
かなりのイイセンまで行くことでしょう。
トレッドが狭いという最大の欠点もオーバーフェンダーなどの装着でトレッド自体を広げれば解決できるよう
です。
こんな軽4はそうそういないとは思いますが、私は実際にセントラルサーキットで見たことがあります。
ちなみに、その車両はほぼノーマルのFD3SやNS-Xよりも遥かに速いタイムで走っていました(汗)。
正直、このタイムは車高調 + Sタイヤ + 触媒付きブーストアップと言ったチューニングレベルのFD3Sでも
多くのサーキット初心者にとってはきついタイムだと思います。
長い直線が2本もあるセントラルサーキットでさえこんな状況ですから、ジムカーナーやミニサーキットなど
ではチューンド軽4はもっと手強い敵になるかもしれません。
あと、チューンド軽4の究極版としてエンジンスワップ車両があったりします。
昔にRE雨宮が製作したマツダ シャンテにREを積んだ車両などが有名ですが、ここまでやってしまうと高速
ステージのバトルでポルシェなどがライバルになるほど最高速も出ていたらしいです。
私もTV番組の0-200m大会で見たことがありますが、確かに加速力も超一流でフェラーリに加速で勝って
ました(汗)。
その他にも、似たようなコンセプトの車両でSTILL WAY製作のカプチーノがあります。
この車はカプチーノにオーバーフェンダーをつけて全幅を広げたボディーにクロスポートのハイパワーNA RE
を搭載した車両で足回りもいろんな車のを移植してあるようです。
ここまでなら良くある(?)話でしょうが、この車はそれだけではありませんでしたサーキットでのラップタイム
でも激速らしいです。
残念ながら直接一緒に走ったことはありませんが、噂によるとFD3SやGT-Rのフルチューンと比較しても
全く遜色無い走りをしちゃうそうです(アセアセ)。
今も現存するのかは不明ですが、一度一緒に走ってみたいような。。。
(負けちゃうかもしれないので(涙))一緒に走ってみたくないような面白い車です。


2.マーチ、スターレット、シティーなどの小排気量チューニング車両
これらの車両はジムカーナーA車両、各サーキットで行われているフレッシュマンレースなどで人気の車両
です。
そのため、サーキットなどではN1規定にもとづいてチューンされたフレッシュマンレース車両(ナンバー無し)
と一緒にフリー走行することは良くあります。
これらの車両は、エンジンはほぼノーマルですが、ECUのデータ書き換え、サスペンションの交換、ブレーキ
パッドの交換、軽量化、N1スリック(レギュレーションによってはSタイヤの場合もあり)、ボディー補強など
一通りのチューニングがなされています。
パワーはあまりありませんが、その軽さは半端じゃないですから「えっ!」と思うほど高いコーナリング速度
で曲がって行きます。
速く曲がれるので減速も最小限で、メチャクチャ遅いブレーキング開始(またはノーブレーキ)で、一緒に走る
と調子が狂うかもしれません。
RX-7とはパワー差が非常に大きいので、同じ装備ならRX-7側が圧倒的に有利なのは当然ですが、
RX-7側がノーマルラジアル + 初心者ドライバーの組み合わせではかなりのパワー差があっても苦しいと
思います。
そうそう、詳細仕様は私も知らないのですがセントラルで開催されたOPT2カップで激烈速いシティーがいま
した、タイムは何と1分30秒切ってました(汗)。 まさに、オーナーの努力の結晶ですね。
近畿、中国以外の人にはピンと来ないと思うので解説しておきますと、地元の多くの中級草レーサーにとっ
てはこの30秒を切ることが目標だったりします。
いったいどんな仕様なんでしょう? 事情ツウの方おられましたら教えて下さい。


3.AE86、AE92、AE101、AE111などの歴代4AG搭載チューニング車両
先ほどのマーチ、スターレットなどと同様にAE111などはフレッシュマンレースでも人気の車両でして、
AE111クラスのレースがそのサーキットで有るならば遭遇率も高いはずです。
当然、最新最強の5バルブ4AGですから、たとえN1レギュレーションと言えどもかなりの速さなのは言うま
でもありません。
このクラスになるとノーマルラジアルのRX-7で前を走ることはサーキットではほぼ100%不可能でしょう。
相手はN1用とは言ってもスリックですから、前を走るためには少なくともSタイヤ + 高性能車高調サスキット
が必要でしょう。
AE86、AE92、AE101などは旧型ですので、ワンメイクレースやフレッシュマンレースの世界から姿を消して
いるかもしれませんが、どの型もストリート(峠系)チューンで人気の車ですから走行会などでは一緒になる
ことが多いはずです。
これらのうちイニシャルDで人気のAE86は昭和58年〜62年の車両ですが、漫画の人気も手伝って未だに
超人気です。
そのため、長い間乗り続けている経験豊富な人がオーナーである可能性が高く、人間も車両もチューニング
レベルが高かったりします(特に人間)。
そういう訳で、チューニング業界も古いけど無視できない状況が今も続いておりまして、常に最新のチューニ
ングノウハウが注がれてきました。
その結果、エンジンはボルトオンでAE111の5バルブが載せられるキットやタービンキットも再販になるなど
羨ましいほどチューニングメニューがあふれています。
(笑)。。。もうおわかりですね、ようするに車は古いけどオーナーの経験とやる気は充分、そして最新の
チューニングノウハウこれらが纏まれば遅いわけがないのです。
AE86は確かにラクラクで速くなる車では無いかもしれませんが、ルール無用の(N1レギュレーションに縛ら
れない)ストリートチューニングを施せば、恐ろしく速くなる可能性を秘めているのです。
これまた、実例をあげますと「打倒土屋選手の86」というコンセプトの元でナギサオートというショップが製作
したN2風の86は、セントラルサーキットでGT-Rもビックリのタイムで走っているようです。
この車はたぶんナンバーはついていないと思いますが、やる気があればここまでできると言うことですね。
そう言えばGT300クラスにも86の形をした車両が参加してましたね。
あんな車もやる気と金があれば作れるはずです。 < ホントか?


4.シビック、CR-X、インテグラなどのB-16A & B-18C搭載チューニング車両(2000年10月21日追加)
これらホンダ小排気量V-TEC軍団は正直言ってメチャクチャ手強いです。
ノーマルパワーは160から200PS程度なので、エアコン、パワステ、オーディオフル装備の軽量化無し
ナンバー付き車両であれば、Sタイヤ+高性能車高調装着済みであってもRX-7側が不利になることは
あまりないはずです。
しか〜し、本格的軽量化およびボディー補強を施したN1レース参加車両などは、エンジン本体がノーマルで
あっても猛烈なタイムで走ってしまいます。
ハッキリ言って少々パワー差があってもRX-7でこれらN1 V-TEC軍団と同等の走りをするのはかなり困難
です。
それほど、コーナリング速度が速く、減速に必要な距離も短くてすむのです。
この理由は非常に軽量なボディーにあるのですが、シビックなどと一緒に走るとこの軽量ということの大切さ
が痛感できるはずです。
コーナリング速度が高いので、加速性能は少々悪くてもストレート後半では大パワー車両と同等の車速まで
上昇します。
また、高い速度でコーナリングできるわけですから、ストレートエンドでの減速もあまり必要ありません。
つまり、重量のある車両よりもずっと奥でブレーキングを開始できるのです。
この理屈で行くと、ストレートでアクセル全開にしている時間は大パワー車よりもずっと長くなります。
一方、相対的に車重のある大パワー車RX-7はコーナリング速度が遅いのでコーナー脱出速度も多少遅く
なります、ここから大パワーで加速するのでストレートエンドまでにかなり加速するのですが、車重がある
ため早めの減速が必要です。さらにコーナリング速度は低いわけですからより低い速度まで落とす必要が
出てきます。
結局、ストレート中盤で並ぶ事ができたとしても次のコーナーの旋回速度差を考慮すると抜くことが出来
なかったりします(涙)。
こういうわけで、RX-7でN1シビックを相手にするのであれば、かなりパワー差つけた上に、ブレーキ能力も
上げておかないとかなりキツイのです。
N1でもこれほどの強敵なのですが、N1レギュレーションに縛られる事のないルール無用のストリートカーや
草レース仕様車に乗る一部の熱狂的なホンダマニアの中には、V-TECをベースにフルチューンを施し大パ
ワー車狩りを楽しんでいる方もおられます。
これらの小さな怪物達は、インテグラR標準のB-18C(1800ccです)をベースに2000cc化しNAのまま250PS
程度までパワーアップしていることが多いようです。
「なんだ250PS程度か。。。」と驚かない方がほとんどかもしれませんが、NAですから1万回転当たり前の
250PSなんです。 それに超軽量ボディー、コースにマッチしたファイナルギア選択、ミッション選択なども
影響してきますので。 全て実施済みの場合、これは凄いですよ(汗)。
もうこうなるとシャシダイで450PS以上あるFD3Sと変らない加速性能です。
コーナーの立ち上がり速度も速いので、ストレートエンドでは「どうなってるの?」と思うほどの超スピードに
達します。
EG6のシビックにB-18Cベースのチューニングエンジンを積んだ草レース車両 と シャーシで530PS実際に
たたき出した西日本最速クラスの素人所有FD3SがTIサーキットでバトルするところを見た事があるのです
が、メインストレートをFD3SとEG6が一体化した状態で駆け抜けてました。
双方とも激烈速いタイムでしたが、このEG6の直線加速は本当に速かったです。
念のために言っておきますが、このFD3SのドライバーはTIサーキットでは有名な方で、決して遅いわけでは
ありません。むしろその逆で西日本の素人でこの人よりも速い素人を探すのは難しいほど速い乗り手です。
また、その車で出した記録も2000年10月現在Sタイヤナンバー付き2輪駆動車両のコースレコード級タイム
なのです。
こんな、怪物FDに引っ付いて走ってしまうNAシビック強烈でしょ?
あと超有名どころでM本さまのJ'sレーシング製 M本さんのCR-XなんかもGT-R、FD3S相手に同等以上の
走りをしてしまうことで評判になってます。
この車も中山などの小規模サーキットだけでなく、TI、鈴鹿などF1でも走れる規模のサーキットでも猛烈に
速いんです。
実際に見てみないと信じられないかもしれませんが、こんな小さな怪物は少なからず実在します。
余談ですが。。。私はホンダのV-TEC軍団大好きです。
始めは負けると悔しかったのですが、最近はなぜか愛着が湧いてきました(笑)。

我が友への私信(爆)
スマイリーKNO@B18Cさま ご満足していただけましたか?
先日は大切なB18Cを試乗させてくれて、ありがとうございました。
やはりホンダの組んだエンジンは4気筒でも最高のスムーズさでした。
この滑らかフィールで街乗り燃費リッター10キロは許せません(笑)。

スマイリーKNO@B18Cさま 本人&その愛車紹介コーナーはこちらです。


4’.S2000(2001年2月24日追加)
S2000が最初に出た時は、「単なるオープンカーのデート専用カーなんだろうな。」となめてました。
#S2000に乗ってる皆様すみませんでした、完全に私の予想が甘かったです。 反省してます。
しかし、セントラルサーキットで様々なショップがチューニングしたS2000を実際に見てビックリしました。
FDもビックリという極太タイヤを前後にはいた某社のデモカーなどは比較的ライトなチューニングにも
かかわらず大排気量ターボチューニングカー並みのタイムで走っていたのです(汗)。
実際に運転したことがないのでボディーの剛性感とかのデータは全くありませんが、かなり良い車なのは
よ〜くわかりました。
見た目もカッコイイ、速い、しかもオープンと最高クラスのスポーツカーですね。
ホント反省です。
ところで人気コミック 頭文字DでEG6に乗るキャラクターが「ホンダがFRを作ってくれれば今すぐにでも乗り
換えるよ!」なんて言ってましたが彼(名前忘れた)はS2000を手に入れたのだろうか?


5.シルビア、180SXベースのチューニング車両(2000年10月21日追加)
これらの車両にはCA18系、SR20系のエンジンが搭載されており駆動方式もFRなので非常に人気があるの
は周知の事実です。
でも残念ながら日産が日常生活における快適性を重視しすぎたためか、フルノーマルではかなりダルな
セッティングです。
しかし、その(車両自体の)人気のおかげで各社から値段も安く良質のチューニングパーツが多数発売され
ています。
これらを上手く組み合わせることによって、本格的スポーツカー や レーシングカーに変貌させることが可能
だったりします。
RX-7の強敵となるのはこれらの上手くチューニングされたシルビアや180SXだと思います。
またこれらのチューニング車両の多くはN1レースなどのレギュレーションに縛られないルール無用のスト
リート仕様が殆どですから(車検など公道走行に必要なルールは守るべきですが(笑))、相手が本気の場合
かなりの怪物になっていたりします。
これら怪物の超有名どころは みなさまご存知の あすっちさま のところのオートセレクトイエローシルビア
です。
この車両は本当に速いですよ。
RX-7だけでなくGT-Rにとっても強敵と言うか天敵です(爆)。
地元セントラルやTIが速いだけでなく、筑波でも1分切ってしまいましたからねぇ〜。
まさに日本最速クラスのサーキット仕様シルビアです。
この車両を目指しているシルビア、180SXファンの人も多いのではないでしょうか?


6.MR2(2000年10月28日追加)
現在はMR-Sという名称になってしまい現行型は存在しません(ですよね?)、現行のMR-Sは最近出た
ばかりで能力は未知数ですが、2000ccターボが存在する先代のSW20と1600ccスーパーチャージャーが
存在する先々代のAW11は人気もあったため、今でも様々なチューニングを楽しんでいる方がおられます。
AW11のほうは4A-Gという86で人気のユニットを小さめの車体の中央付近に積んだミッドシップレイアウト
が特徴でした。
1600ccとしては重目のボディーでしたが、充分な剛性感がありましたし、エンジンもスーパーチャージャー
仕様が純正で存在しましたからノーマルでもかなり速かったです。
こいつをベースにスーパーチャージャーの駆動プーリーサイズを変更して加給圧を高めたブーストアップが
メジャーなチューンでしたが、このスーパーチャージャーだけで物足りない人はBIGタービンを追加し、低速域
から中速域はスーパーチャージャーで加給し、高速域はBIGタービンで加給するという今ではあまり見かけ
ない特殊なハイパワー仕様も存在しました。
ここまでチューンした4A-Gですと400PS近いパワーが得られてました。
SW20のほうは3S-Gという2000ccの人気ユニットを搭載しておりノーマルでも200PS当たり前で後期の
モデルベースですとブーストアップでも300PSを越えるパワーが手に入るようです。
さらに、強度が充分にあるブロックの特性を活かしてエンジン本体に手を入れて、BIGタービンを装着すれば
600PSを越えるパワーですら手に入ってしまうという驚異のマシンです。
AW11、SW20で発生できる最大出力はかなり異なりますが、どちらもかなりのパワーが得られることは
わかっていただけたと思います。
これらパワーに加えて、比較的軽量な車体、リアの駆動輪周辺にエンジンという重量物が載っていることに
よる強烈なトラクション、RX-7がダルに感じるほど軽く入るノーズ。。。
これらを上手くバランスさせたMR2は速いですよ。
実は、過去に少しだけ私もSW20をかじったことが有りましたが、このSW20は確かに速かったです。
特に印象に残っているのが、とにかく強烈なトラクション、ノーマルブーストでも強烈な低速トルク、
ヒョイヒョイっと曲がるノーズなどです。
そのため、FD3Sを最初手に入れて乗った時「遅い」と感じずにはいられませんでした。
それぐらい、2速、3速中心のステージでは速かったように記憶しています。
ノーマルFD3Sは3速、4速以上のスピードレンジでタイムを稼ぐ車って感じでした。


7.歴代RX−7(2000年11月1日追加)
RX-7には大まかに分けると初代のSA22C、2代目のFC3SおよびFC3C(カブリオレ)、3代目のFD3Sが
ありますが、私はこれらRX-7はどれも大好きです(HPのタイトル通りでしょ(笑))。
これらを順番に説明していきますね。
まずSA22Cです。
これはRX-7という名になった最初の車です。
発売当時、私はまだ小学生でしたが憧れの車でした。
スーパーカーブームなどの影響もありましたので、リトラクタブルライトが好きだった私にはとても新鮮に思え
ました。 今見てもカッコ良いと思います。
このSA22Cは最後のほうで12Aターボ仕様も発売されましたが、その多くは12AのNAだと思います。
そのためか、SA22CにはNAにこだわりを持っている人が多いように感じます。
12Aにブリッジやペリなどの高回転狙いのポート加工を施し、キャブレター制御で燃調をとっている仕様は
今でも結構見かけますよね。
排気量がより大きい13B(ブリッジ、ペリに加工済み)に積み替えている人も多いようです。
NAの場合パワー的には240PSから300PS強あたりまでだと思います。
このパワーの数値だけですと最新のFD3Sなどですと余裕で勝てそうな気がしますが、現実はそんなに
甘くありません。
このSA22CはRX-7の中でもずば抜けて軽いんです。
そのため、NAで発生可能な比較的少な目のパワーでもグングン加速します。
サスの設計が少々古くても、小型軽量ですから最新の良いタイヤを使えばコーナリング速度だって遅い
はずがありません。
ですから、SA22Cのオーナーが本気の場合はかなり速いはずです。
ブーストアップFDでもドライバーの技量やセッティングによっては負けちゃうかもしれませんよ。
ちなみに、私はブーストアップ時代に某所でのゼロヨンで負けた記憶があります(爆)。
もちろん余裕で負けました(笑)。
NAでこの能力ですから、最新フルコンとターボチューンなんて実行しているSAですとマジで速いはずです。
続きましてFC3SとFC3C(カブリオレ)です。
FC3Sは初期型がECUデータ変更が困難、同じ13Bであってもノーマルポートが小さ目、ノーマルタービンで
発生できるパワーの割に車重がFD3Sと大差無いなどいくつかの不利な要素があります。
しかし、最近では、各社フルコンで初期型FC3Sの制御も可能になってきましたし、様々なポート加工と最新
タービンの利用でFD3S究極ブーストアップを越えるパワーを得ることもそう難しく無くなってきました。
そのため、本気でマシンに投資している方ならパワー面で不利と感じることは皆無なはずです。
残る欠点としましては、FC3Sが現役当時は今ほどサーキット走行がブームになっていなかったため、良質
のサスペンションキットが開発されていなかったとか、ブレーキのキャパが小さ目であることぐらいです。
この部分まで前向きに対策している熱心なFC3Sユーザー(ファン)は少なからず存在します。
ここまでやられてしまうと、かなり本気仕様のFD3Sであってもかなり厳しい戦いになるはずです。
結局マシンを速くする原動力はオーナー自身のやる気なんでしょうね。
サーキットの世界で有名な方ではありませんが、ゼロヨンで有名なピカピカ紫FC3Sの しげるっちさま などは
やる気の塊みたいな人ですよね。
サーキット版しげるっちさま がどこかにきっといるはずです。
FC3Sを単なる旧型車と思ってなめているとしか思えない方がたまに存在しますが、甘く見ていると本気
仕様のFC3Sにズバッとインを刺されますよ。
あるいは直線で紫色の車両にぶち抜かれるかも。 < これは普通絶対に抜かれる(爆)
読んでて伝わったと思いますが、私はFC3S非常に好きです。 だってFDよりもカッコいいでしょ。
続きまして、FD3S。
こいつはやはり速いです。
それほどお金をかけない仕様でも抑えるところを抑えてきっちりとやれば驚異のタイムが得られる可能性大
なのです。 みなさまもご存知のように、上手くセットアップすればフルチューンGT-Rもビックリのタイムで
走れてしまうかもしれない、そんな可能性を秘めた車です。
そういう訳で、同じレベルのドライバーが同じようなチューニングを施した場合、SAやFCで対抗するのは
かなりキツイかもしれません。 それが一般論でしょう。
しかし、このページの読んでくれているみなさまには、SA、FC、FD いや 車種問わず諦めて欲しくないです。
確かに一般的に不利な車両もあるかもしれませんが、キッチリとしたセットアップを行なえばかなりのセン
まで行けるはずです。 やる前に諦めてしまうことだけはして欲しくないのです。
きっと人間の技量を磨くことによってもかなり改善できるはずです。
情熱、ドラテク、金、時間これらをまんべんなくつぎ込めばきっとマシンは速くなると信じましょう。
最後は思い込みでキマリでしょう(爆)。
FDのみなさまは常に狙われていると思って努力するしかないですよ。 < 追われる立場は辛いですヨ。

注意(2001年1月4日追加)
RX-7ネタを書いてから知ったんですが、しげるっちさまの紫ピカピカFCはなんと元々サーキット仕様だった
そうです。
つまり、直線はもちろんのことコーナーでもそう簡単には前を走れないと思われます(汗)。
ちなみに、現役当時の記録は単なるストリートラジアル(Sじゃないよ) + KSPハイフロー仕様で筑波5秒
だったとか(汗、汗、汗)。
結局、速い人は何をやっても速いんですね。
しげるっちさま サーキット復帰のその日が楽しみです。

注意(2001年1月4日追加)
上記のRX-7コーナーではFCのほうが若干不利というような記述をしておりましたが、先日これを覆すような
素晴らしい記録が出たようです。
FEEDデモカーの黄色FCが筑波で1分0秒台、TIで39秒台というスーパーラップが出たとのことです。
筑波の0秒台を越えるFDはいるかもしれませんが、TI39秒台というのはちょっといません。
これは本当に凄い事になってきました。


8.NS-X(2000年11月20日追加)
ご存知、世界のホンダが誇るオールアルミボディーの和製スーパーカー(死語(笑))がNS-Xです。
NAなのに280PSというなんともカッコ良い車です。
元々のベース車両が高いためかサーキットではあまり見かけませんが、ノーマルに近い仕様でもかなりの
タイムで走れてしまうようです。
まあ、CR-Xやシビックなどの小排気量V-TECでも素晴らしい走りをしてしまうわけですから、3.0や3.2Lの
大排気量V-TECが遅いわけないですよね。
でも多くのRX-7ユーザーは負けたくない車ではないでしょうか?
特に理由はないのですが、私もそんな考えを持つ一人だったりします(笑)。
勝つか負けるかはドライバーの技量が大きく出るので、実際に一緒に走ってみないとわかりませんが、
NAはよほどのお金をかけないとパワーアップは困難なので、多くの場合パワー面ではチューニング
済みRX-7がかなりリードできるはずですから、みなさんも負けないようにガンバってみて下さい。
実力を出しきればきっとRX-7なら勝てるはずです。
。。。とは言うもののNS-Xはカッコ良いですね、いつかは乗ってみたい車です(笑)。


9.歴代ランエボ(2000年11月20日追加)
三菱が誇るラリー用戦闘機それがランサーエボリューションシリーズ(略してランエボ)です。
先々代ランサーベースの1,2,3と先代ベースの4,5,6が存在します。
これらは全てコンパクトボディーに大パワーターボチューンの2000ccエンジンとフルタイム4WDで武装して
います。
特にエボ5および6などはオーバーフェンダーでトレッドも拡大し、ブレーキにもあのブレンボが標準装備され
ており、さらには馬鹿でかい羽根も生えてます。
そういう訳ですので、ノーマルでも強烈に速いマシンに仕上がっています。
実際に運転したことがある方ならばご存知かと思いますが、とにかく「そこまでする必要があるのか?」と
感じるほど強烈に下の回転から図太いトルクを発生させています。
そのため高回転域では確かにトルクはたれるのですが、その欠点を標準装備のクロスミッションが補って
くれるのです。しかも、そのギア比はコースによってセレクト可能だったりしますから呆れます。
ハッキリ言ってランエボの5や6をベースに冷却系、サス、タイヤ、給排気系に手を入れてちょっとした
ブーストアップをしてやればFD3Sフルチューン並みの戦闘力が手に入るはずです。
特に2,3速中心のミニサーキットや小さな峠、林道などではRX7が圧倒的に不利です。
RX7とは違いちゃんと4人乗れる家族の反感を買わない車でこの性能は非常に羨ましく思えます。
我々RX7勢は納車された瞬間から二人乗り同然の状態ですから家族の風当りは非常にキツイわけでして
そういう観点からもこのランエボシリーズには負けたくないですね(笑)。
並みの装備では負ける可能性大ですが、ボディーの軽さを活かしてコーナーへの進入、コーナリング速度の
高さを最大限に利用すれば勝てない相手ではないはずです。
いろいろと工夫して悪あがきをしてみて下さい(笑)。
でも。。。本気のランエボ相手ですとやっぱり厳しいと思います(涙)。
ちゃんと4人乗れるしいいなぁ〜。

ランエボ7登場(2001年2月24日追加)
先日、行ったことの殆ど無い三菱のディーラーに新登場のエボ7を見に行ってきました。
エボ6でも凄いと感じていたのに、7は価格が30万円程度安くなってさらに大幅改良されてました。
配管なども社外品みたいなアルミパイピングですし、エボ5と6で問題点として指摘されていたエンジンの
熱を吸いやすい位置にあるエアクリーナーもレイアウトを見直し熱を吸い難い位置に移動していました。
エンジンルームを幾ら眺めても本格的チューニングカーと変らない仕様でした(汗)。
総支払額340万円でこれは凄すぎる! < RX-7のRBとあんまりかわらないのに!
触媒付きのライトチューン同志のバトルですと7はかなり不利 いや 確実に不利ですね(涙)。
三菱のディーラーに行った後にマツダのディーラーに6型FD3Sを覗きに行きましたが、なぜかマツダは自信
マンマンでした。 < なぜかスタイルの優位性ばかり強調してたのが余計に悲しかった。
せめてRX-7 RSとかRZを300万円程度で販売するようになってから自信を持って欲しい。。。
同価格で買った新車同志じゃ悔しいけど絶対にかなわないと思います。
両方とも運転したことがある方ならわかりますよね(涙&涙)。
ランエボ5以降のモデルのトルク感(特に中低速)をREで出すためには触媒有りじゃ難しいんですよね。
くやしぃぃぃぃぃ〜〜〜。


10.歴代GT-Rを始めとするスカイライン(2000年11月21日追加)
日本人がGT-Rと聞けば普通あの車を連想するはずですよね。
そうです日産のスカイラインGT-Rです。
RB26DETTを搭載するR32、R33、R34の3種類と若い人達は知らないかもしれませんがS20エンジン搭載の
ハコスカGT-R、ケンメリGT-Rというものも有りました(型式忘れましたごめんなさい)。
多くの人はR32以降のみがRX7とライバル関係(?)になるとお考えかもしれませんが、猛烈なスカイライン
マニアの方々はハコスカやケンメリベースで速いスカイラインを作っていたりもします。
その多くはバッジのみGT-Rの本物を使ったレプリカなのですが、これらチューンドレプリカGT-Rはかなり
やりますよ。
当時の普通のGT-R以外のスカイラインはL20とか言うエンジンを搭載していたのですが、パワーマニアは
これにさっさと見切りをつけてL28という2800ccエンジンに積み替えることが多いのです。
(もはやGT-Rとは関係の無いコーナーになってしまった(笑))
このL28をベースに特注(または流用)ピストン、コンロッド、クランクシャフトなどを組込んで3100cc前後の
フルチューンエンジンに仕上げた車は速いですよ〜。
もうお世辞抜きに本当に速く、「昔の車の割に速い」 じゃなくて 「今の車と比較しても充分に速い」のです。
特に本気のプライベーターが組んだ300PSを越える仕様のLメカが軽いボディー、クロスミッションなどと
組み合わされるととんでもないモンスターに化けます。
ストリートゼロヨンなどでも大排気量ターボ車両しか横に並んでくれなくなってしまうLメカはかなり減りました
が少なからず存在します。 それは周回の世界でも同様です。
このような本気のLメカにサーキットで遭遇したら、「直線で抜こう!」などと考えても予定通りには抜けない
かもしれませんよ。
実は、私も過去に始めてタービン交換した時に直線加速は自信マンマンの状態にもかかわらず、直線で
簡単に抜けないLメカに遭遇したことがありました。
恐らくブースト1キロ程度かけた前置きI/C仕様のFDでも直線では抜けない程度の加速だったと思います。
その当時、なぜLメカがそんなに速いのかを理解できず、「自分のエンジンが不調なのか?」と感じた私は
Lメカ車両のオーナーに仕様を確認に行きました。 それぐらいLメカっていい加速するんですよね。
これらの経験からLメカ車両(ハコスカ、ケンメリ、S30Z)は非常に好きだったりします。
おっと! 話が大きくそれてしまった。 え〜とGT-Rの話題でしたね。
Lメカ搭載のレプリカGT-Rの話題はこれぐらいにしまして、本題のR32以降のGT-R達ですが、これらは
本当にいい車だと思います。
ノーマルですとキチンと4人乗れる普通の乗用車的特性を備えているにもかかわらず、ちょっとしたチューン
でも世界の有名スポーツカーをすべて撃墜できてしまうほどの戦闘力があるマシンです。
こんなことは、みなさまもご存知ですよね。
ノーマルの280PSでは車重があるので多少キツイようですが、ブーストアップでも400PS当たり前ですし、
ポン付けタービン、ポン付けカムシャフトで上手くセットアップすれば500、600当たり前ですから、少々重く
てもグイグイ加速しちゃいます。
また、アテーサと呼ばれる前後トルクをFR状態から完全4輪駆動状態までコントロールする4WDシステム
などの各種ハイテク武装もいい方向に働きまして、本気ショップが組んだGT-Rに経験豊富な草レーサーが
乗り込めばまさに無敵のマシンと言っても過言ではない状態になります。
レース形式の走行会では予選順位が少々悪くても前方の車両が二輪駆動車ならば四輪駆動車独特の
ロケットスタートで誰よりも速く1コーナーに飛び込み、他車を寄せ付けないパワーでストレートを駆け抜けて
行きますから、かなり手堅く走っているように見えてもメチャクチャ速いんです。
実際には、恐らくアテーサ独特の挙動を良く理解し驚異的パワーでもビビルことなくストレートエンドまで
踏みきれるドライバーでないと、性能を引き出すことは難しいのでしょうが。。。
正直、ドライバーの技量もチューニングレベルも同程度ならRX-7が勝てるわけがないでしょう。
ホントスゴイ車です。
無理を承知でRB26DETT搭載のGT-R軍団相手に勝利することをRX-7オーナーが目標にするならば、
軽量化とブレーキの能力アップで減速時の信頼性を増して、連続周回バトルに持ち込んで相手のブレーキ
能力が落ちるまで待つ作戦が有効かと思います。
ただ、カリカリチューンのRB26ですとストレート一本でかなり離されてしまうことが多く、コーナー進入までに
並ぶことさえ不可能だったりしますが(涙)。
こういう経験をしちゃうと 「もっともっとパワーを!」 という考えが自然に芽生えてくるはずです。
サーキット仕様の13Bの発展に期待しましょう。
REチューナーのみなさま ヨロシクお願いいたします。 非常に期待してます。
最後に関西でGT-Rと言えばみなさまご存知だと思いますが あすっちさま ところのAUTOSELECTが製作
した黄色いGT-Rが超有名です。
R32、R33、R34ともに各サーキットのコースレコードを塗り替え続けています。
こういう本物の中の本物GT-RにはRX-7ベースのチューンドカーで勝てるものだろうか?と思っちゃうの
ですが、みなさまはどう思われますか?
以前AS HPであの雨宮さまが「セントラルに行くなら20秒狙いますよ!」とおっしゃっていたのですが。。。
GT300マシンでは20秒切ってますからいけるのかなぁ〜?


11.ポルシェ、フェラーリなどの高性能外国産スポーツカー(2000年11月23日追加)
第一次(?)スーパーカーブームを経験した関係上、私はポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなどの外国産
スーパースポーツカーは大好きです。 本気でいつかは乗ってみたいと思い続けてきました。
しか〜し現実はそんなに甘くないもので、サラリーマンの私にはとても購入できるような車両価格ではあり
ませんでした。 仮に無理して中古車を手に入れてもメンテナンス費用が捻出できないと思われます。
そういうわけで、昔も今も買えない状況が続いております(涙)。
こういう悲しい状況下におかれたせいなのか? これら外国産スーパースポーツには絶対に負けたくないと
思うようになってしまいました(ああ貧乏人根性丸出しだ! なさけない(笑))。
そういう訳で、いつしかポルシェやフェラーリを強烈に意識するように私はなってました。
こんな気持が無ければ自分の車を改造するなんてことはしなかったような気がします。
打倒ポルシェ、フェラーリを目指してチューニングし続けてきたので、サーキットはもちろん高速道路で遭遇
しても、つい熱くなってしまうことがあります。
そう言えば、私のセントラル初走行日も当時最新のポルシェベースのチューニングカーが走っていて、かなり
楽しませていただきました。 その日は残念ながら負けちゃいましたが、その後のどんくさまんM号発展の
原動力になったのは言うまでもありません。
ところでサーキットを走行しているポルシェ、フェラーリに適合するSタイヤが少ないためにスリックタイヤを
使う方が非常に多いのですが、 これに合わせて私もスリックを愛用していたりします(笑)。
だって、同一コンディションでなら負けても悔しくないでしょ。
私がスリック愛好家になった理由はこんなところです。
この事実、恐らく仲の良い先輩達、友人達も知らなかったのでは?


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Last Update : 2001.02.24