最終更新日 2005年5月24日

 

気象精霊記8「空飛ぶ黄色い風邪工場」 ISBN4-8291-1700-1

第8巻

 関東地方の冬場の異常乾燥を何とかしろ。それで始まったミリィとユメミの出動が、キャサリンの思わぬ妨害によってゲリラ雪に発展。今回も冒頭から頭を抱えるミリィです。
 今回の作戦は、空中に浮かぶ雲の管理。だが、いつもの管理とは違い、細菌やウィルスが大きなコロニーを作っている黴雲(ばいうん)の管理だ。しかも、気象室と運命室のどちらが管理するかの結論が出ず、取り敢えずミリィとフィオレが中心となって双方が黴雲臨時支局を立ち上げ、共同で管理することになった。その雲の中には、ステフィアがウィルスを作っていたウィルス工場が含まれていた。
 ウィルス工場の主導権をめぐって、運脈テロを仕掛けてくるステフィア。暗躍する『大自然の会』。そして、気候変動誘発局まで争いに加わってきて……。
 ……え!? 今回の最強戦力は、ユメミですか?
 冒頭に、これまで未発表だった短編「今日も冬型ゲリラ雪」を収録しています。
     初版 2005年4月25日  本体価格620円+税
     最新 2005年6月中旬 第2刷

気象精霊記7「禁酒、禁宴、禁休事態」 ISBN4-8291-1582-3

第7巻

 適性の継続審査中に山火事が起きた。ミリィたちは山火事を消す準備を始める。だが、人災か天災か、それによって運命室との間で主導権問題が生じるため、安易に消火できない事態に陥った。しかも間の悪いことに、ユメミも継続審査によって宴会を開いたら即降格と釘を刺されているため、やる気を失って満足に仕事ができない状態だ。
 山火事の原因は何か。山火事を消す仕掛けは誰がどう作るか。運命室と気象室のどちらに主導権があるか。宴会のできないユメミはどうなるのか。様々な難問と駆け引きに苦しみながら、ミリィたちは災害の拡大を食い止めようと奔走する。
 その中で浮かび上がってくる『大自然の会』の陰謀と、新たに加わった災害テロを専門とする運脈参謀の影。しかも気候変動誘発局まで何やら新しい動きを始めて、2度目の山火事が……。
 ……え!? 山火事は気象操作の致命的な失敗だから、責任者は降格ですか?
 編集部から「宴会分が足りない」と言われてしまった1冊。
     初版 2004年1月25日  本体価格580円+税
     最新 2005年6月下旬 第4刷

気象精霊記6「お月見試験とホゴ活動」 ISBN4-8291-1455-X

第6巻

 守旧派の一掃で精霊不足が深刻になった気象室。そこで文官資格を持っていない精霊たちに、受験するようにとの異例の業務命令が出された。ミリィのいる東亜支局からも、いつも裏方で事務をしているユナが受験することに。そのユナ自身も、試験に受かったら事務職から現場への配置転換を希望している。
 ところが、その試験を邪魔する組織があった。環境保護団体を名乗る者たちだ。自然破壊の片棒を担ぐ者たちを増やすな。それが彼らの主張だ。
 ところで気象精霊って、自然破壊の片棒を担いでたんだっけ?
 これから新展開……かな?
     初版 2002年9月25日  本体価格580円+税
     最新 2005年4月上旬 第3刷

気象精霊記5「思惑違いの流星豪雨」 ISBN4-8291-1379-0

第5巻

 大気中にバラ撒かれた火山灰を降らせるために、妖精界で秘策を授かったミリィたち。その秘策とは、なんと流星雨を降らせることだった。
 念入りな準備を重ねた上に始まる大作戦。しかし、そこに気候変動誘発局が性懲りもなく襲ってくる。激しい妨害。更にミリィたちの失敗が積み重なって、事態はどんどん悪くなっていく……。
 フェイミン編完結の作品。取り敢えず第1部・完?
     初版 2001年9月25日  本体価格560円+税
     最新 2004年6月上旬 第6刷

気象精霊記4「海底火山とラッコ温泉」 ISBN4-8291-1326-X

第4巻

 予定外の地震の発生。それに触発されて、地球を一気に氷河期に突入させるほどの巨大な海底火山が噴火する危険が出てきた。
 出動可能な気象精霊たちを総動員して、火山を止めようとする気象室。ところが気候変動誘発局が現われ、作戦を妨害してきた。海底火山をめぐって、2つの組織が激しい攻防をする。はたしてミリィたちは、火山を無事に止められるのか?
 ちょっとシリアス風味に仕上げた作品。でも、ドタバタ部分は健在。
     初版 2001年3月25日  本体価格560円+税
     最新 2004年6月上旬 第7刷

気象精霊記3「うかれ頭とサクラン前線」 ISBN4-8291-2960-3

第3巻

 ユメミが企画した気象操作は、地上の桜前線を管理しながらの大宴会。大勢の招待客を集めて、雲の上は飲めや歌えの大騒ぎだった。
 その状況を狙って、また気候変動誘発局が邪魔をしにきた。反撃とばかりに、ユメミが酔い潰し作戦を始める。そして雲の上は、酔い潰れた精霊たちの山になった……。
 初心に返って、ドタバタを中心にした作品。
     初版 2000年4月25日  本体価格560円+税
     最新 2005年7月上旬 第8刷

気象精霊記2「爆弾気分の低気圧」 ISBN4-8291-2892-5

第2巻

 ある冬の日、地上で双子の低気圧ができた。それによって予想される被害を回避するために、ミリィとユメミは地上に出動する。
 ところが、またキャサリンの妨害にあって、ミリィたちは爆弾低気圧という真冬の台風を操作する事態になった。そこを襲ってくる謎の精霊たち──気候変動誘発局。ミリィは現場の指揮をユメミに任せて、謎の精霊たちとの闘いに挑む……。
 2年間の沈黙を破って、ようやく日の目を見た作品。
     初版 1999年6月25日  本体価格560円+税
     最新 2005年4月上旬 第9刷

気象精霊記 「正しい台風の起こし方」 ISBN4-8291-2757-0

第1巻

 コンビを組んだミリィとユメミ。二人は幼なじみの気象精霊だ。その二人に与えられた仕事は、小型の台風を起こして下級精霊たちに引き渡すことだった。
 ところがユメミの失敗で、大型の台風ができてしまった。台風の勢力を弱めようと、ミリィは必死に台風を操作する。そんなミリィの気持ちを知らず、災害オタクのキャサリンは邪魔しに来るわ、ユメミは下級精霊たちと宴会を続けるわ。そんな状況にもくじけず、ミリィは台風の操作を続ける……。
 第8回ファンタジア長編小説大賞、審査員特別賞受賞作。作者のデビュー作。
     初版 1997年8月25日  本体価格580円+税
     最新 2005年7月上旬 第16刷