トピックス
＊ 千人参り 団体巡拝の自粛
コロナ禍拡散防止策継続変わらず、令和2年に続き、昨年令和3年春季・秋季の巡拝行を自粛しました。
令和4年春期巡拝行も蔓延防止対策継続中の昨今、世話人総会、春期巡拝行とも自粛せざるを得ません。
令和2年秋の催行を決めておりました千人参り開創百四十年記念行事の延期は、昨年の巡拝行中止と共に、二年春 秋五季のブランクを生じました。
今なおコロナ禍収束見通せない情況下にありますが、本部役員会で本年10月10日(月祭日)に記念行事のみ縮小開催を 決め、団体巡拝行は〝修納〟を決定しました。その事由・経緯の詳細は各地区札所お世話人様にご照合下さいませ。
当山が所属する宝満山修験道一連の峰入り行は5月8日、竈門神社本殿前での採灯護摩供は本年5月29日催行が決り ました。
＊ 境内の環境整備 令和3年11月
本堂屋根にかかる大木、近隣家屋・通学道へ拡散する落ち葉。楠・どんぐり・桧・椎などを伐採。
境内景観が一新しました。
整備前の本堂周辺 作業前の安全祈願
クレーンによる伐採樹木の樹木の吊りあげ 整備後の本堂周辺
境内の桜が満開 若緑と真紅２種の楓、濃い緑の山茶花と対比して、青空をバックに今年も咲き誇っています。
令和元年、秋季千人参り巡拝行 下記行程無事満行
10月8日(火) 集合 夜臼(永福院) 昼食 今在家 打ち納め 薬王寺(東前寺)
9日(水) 々 薬王寺(快生館) 昼食 下米多比 打ち納め 久保(19番札所）
10日(木) 々 宗像花見(17番札所) 昼食 下府 打ち納め 塩浜(華王院)
11日(金) 々 下和白(円相寺) 昼食香椎(下組薬師堂) 打ち納め三代(祥雲寺)
千人参り春季巡拝日程を満行
平成３１年４月10日より4日間の日程を無事満行しました。長い徒歩・登拝お疲れさん。各札所皆さん
ご奉仕有難うございます。
西福寺様、如意輪寺様、長勝寺様、宗像花見薬師堂の皆様 お昼のお接待感謝申し上げます。
初観音例祭
１月17日 地域の方々を招いて恒例の永福院本尊 聖(しょう)観音例祭を行いました。
又、同日、福岡市黒門の水導観音堂(みずひきかんのん)で地域安穏･参拝者福寿円満を祈願する護摩焚きに出仕。
黒田藩主ゆかりの水導観音堂は、代々黒田藩の加護を受けてきた宝満山山伏が、明治維新後も地域の方々と共にお堂を
守り、例年初観音と８月17日夏祭りが行われています。
例年初観音は “柱源護摩(はしらもとごま)” と称する天台修験の珍しい山伏の修法で、宝満山山伏の末孫永福院信光が
呪願導師を勤めています。
千人参り秋季巡拝行 四日間行程無事満行
10月10日 集合地 薬王寺（東前寺） 昼食 青柳 打ち納め 三代（祥雲寺）
11日 集合地 原上（寿福院） 昼食 上唐原 打ち納め 塩浜（華王院）
12日 集合地 五丁相浦（薬師堂） 昼食 夜臼 打ち納め 古賀（ＪR古賀駅前 酒井家）
13日 集合地 宗像花見（薬師堂） 昼食 薦野 打ち納め 薬王寺」（快生館前）
詳細は当ホームページ目次の「巡拝行程表」、「集合地地図」の項目をご参照下さい。
天台宗 華王院坂本住職の講話 寿福院(浄土宗) 早朝参集者を迎える 円相寺旧跡
伝教大師ゆかりの千年家で本尊毘沙門天を拝し、横大路家ご当主の講話を拝聴 最終日 イランタン登拝後、薬王寺快生館薬師堂への下り
通称イランタン（入らずが谷）に登拝した面々
鹿･猪の出没、ダニ被害防止、急峻な谷川沿いなど安全面から、29年春期より
清滝･上米多比間の山越しルートは下回りの広域農道に変更され、イランタンは
遥拝となりました。 今期 地元の篤信篠崎秀人様による登拝道整備はじめ上米多比
お世話人のご尽力で、下回りルートのまま、イランタン打ち戻しが復活しました。
登拝を希望した健脚の面々のみ、およそ1時間でイランタン不動明王･大師堂（45番）を参拝。
残った遥拝組は仮設遥拝所で待機し合流を待ちました。
全国戦没者追悼式に出席
８月14･15両日 日本武道館で行われました平成最後の全国戦没者追悼式に福岡県代表団の一員として、住職高橋信光が出席しました。
戦没者遺児として、僧籍の立場で世界平和･生命の尊重を祈念し黙祷。不戦の誓いを新たにしました。
当日地域では福岡県追悼式があり、7名が出席。新宮町内では慰霊塔前でラジオ放送の全国戦没者追悼式に合せ、正午の時報で黙祷する慣わしで、
遺族会で有志で、それぞれが追悼の意を表しました。
国･県･町一連の手厚いご支援に感謝します。
宝満山峰入り雨中決行
平成30年5月13日 “山伏と一緒に登ろう”の呼びかけで始まった宝満山修験会恒例の峰入り行、今回で37回目となりました。例年通り永福院信光が峰中先達を勤め、竈門神社で峰中安全の出立勤行を済ませ、一ノ 鳥居で入山問答、中宮跡で勤行。永福院先祖「南ノ坊」跡を遥拝後、キャンプセンターで昼食。
元宝満仏頂山心蓮上人祠にお参りし、同行神職より登拝者全員に “入峰の証”引き換え券が手渡されました。
雨天の中、お集まり下さった完全武装の登拝の方々、神職、雨装束の山伏、“スズカケ“だけの山伏など、総勢30数名少人数ながら元宝満仏頂山心蓮上人祠 経由、上宮へ登拝を敢行。無事満行の勤行ののち山頂解散しました。
中宮跡、雨中の勤行
雨中キャンプセンター内で昼食 先駆けの股木
宝満山山頂、上宮での勤行 雨の上宮
元宝満心蓮上人祠参拝後、竈門神社社務所で入峰証を頂く。
平成30年春季巡拝下記日程無事満行しました。
4日間とも好天に恵まれた巡拝行となりました。
昨年から取組んだお接待の簡素化、慳貪の心を離れた巡拝規律の遵守を心掛けた皆さんのお陰で、菩薩行(六波羅蜜行)の身近な実践を標榜する千人参りの地域に根付いたゆかしい
お参りが出来ました。
３日目集合場所 千年家では秘仏毘沙門天のご開帳を前に横大路ご当主の講話を頂く。
最終日集合地 浜男では、丁寧に札所を守って下さる臨済宗妙心寺派 如意輪禅寺
椛島ご住職が宗派正装でお出座し下さり、聖福寺幻住庵に関わる開創のいわれを講釈下さいました。
天台宗玄清法流 華王院坂本住職の出立時講話、先達による簡単な道中講話は継続したく取り組みます。
各地域お世話人様の先導、昼食接待有難うございます。
4月10日 谷山集合ー莚内昼食ー久保打ち納め
11日 宗像花見薬師堂ー青柳町昼食ー小竹打ち納め
12日 上府千年家集合ー三苫昼食ー上唐原打ち納め
13日 香椎如意輪禅寺集合ー三代昼食ー夜臼永福院打ち納め
※ 集合地と巡拝行程の詳細は、同じ表紙の行程図と集合場所住所(地図)で確認できます。
29年秋期千人参り巡拝 世話人総会で決まった行程通り無事満行しました。
別項の日程表･行程図、集合場所地図の欄をご覧認下さい。 今季 特にアンケートに基づき、慳貪の心を離れた巡拝規律と、お接待の簡素化の徹底を図り、ゆかしい風習そのままに困苦に耐えた4日間、和やかな団体参りとなりました。
天台宗 華王院坂本住職の講話、“千人参り”名称の由縁、そして、七仏通戒偈、十句観音経を引用した解かり易い法話に皆さんが傾聴しました。
29年春季千人参り日程無事満行しました。
初日、2日目と雨天の巡拝となりましたが、華王院坂本住職の千人参りに因んだ講話を頂き、完璧な雨装束の20数人が行程どおり踏破されました。
3日目,4日目は一転好天に恵まれ、大勢の参加者が集い、青柳神田大師堂で出立勤行、緩やかな登りの長勝寺、東前寺を経て薬王寺快生館から山越しのあと、上米多比で昼食。
鹿･猪の寄生虫被害、登拝路不備、携帯電話不通など安全面を配慮し、イランタン登拝と清滝への山越しは広域農道沿いに変更しました。上米多比のお世話人による中腹地点での遥拝所設置、ご配慮に感謝します。
北九州からのお二人、又、中国人の奥さんと度々巡拝されるお方が居られます。偶々遼寧省瀋陽のご両親が滞在中で2日間踏破、言葉通じない中、みんなと同じ合掌礼拝の所作に感心しました。簡単な日常会話が通じて和気藹々和やかでした。 “
譲我們為中日両国国民的幸福和友誼而共同努力ba ”
団体参り遵守事項“巡拝の心得”を念頭に、様々な場面で菩薩の六波羅蜜行 6つの徳目の身近な実践があり、巡拝者･お接待役
双方の慳貪(ケンドン)の心を離れた布施行に接しました。
殊に巡拝先寺院ご住職の御出まし有難くお礼申し上げます。 百数十か所の大勢の世話人様の先導、接待に感謝申し上げ、歩くことに徹した皆さんの満行をお慶び申し上げます。
開山増誉大僧正九百年ご遠忌に出仕
総本山聖護院門跡で、開山増誉大僧正九百年ご遠忌が厳修されました。
開白から結願まで本山聖護院に滞在し、新御廟所参拝、中日の法華懴法講には式衆として、伝統の装束
襲衣(じゅうえ)で、庭儀を経て宸殿での法要に出仕しました。
翌日山伏装束で京都御所参内 承明門で紫宸殿に向かって、宮城泰年門主の世界平和、国家安穏の祈願文奉読に続いて、四百数十人が般若心経を熱祷。 御所を退出後、みやこ大路を行列で聖護院に向い、大法要を締めくくる採燈護摩供が奉納されました。
増誉大僧正とは、白河･堀河両天皇の護持僧を勤めた修験僧で、白河上皇の熊野詣での大先達を勤めました。平安末期には、39世天台座主、園城寺(三井寺)長吏となり、四天王寺、広隆寺などの別当を努められました。
その功績により、〝 聖体護持 〟という言葉から聖護の２字を取って聖護院の寺名を授けられ、皇室との繋がりを保って天台修験法脈を今日に伝えています。
開白法要 入道場
増誉大僧正 御廟所参拝
宸殿まえでの庭儀
宸殿まえでの庭儀
宸殿での法要 起立(キリュウ)散華
京都御所参内 紫宸殿まえ承明門へ進む山伏行列
※ 写真は聖護院 提供 転載禁止
糟屋仏教会 福岡刑務所で花祭り
糟屋仏教会では、平成26年4月8日 円相寺での会主催の灌仏会とそれぞれ自坊の灌仏会を終えた11日 、地元宇美町にある福岡刑務所で恒例の花祭りを行いました。
希望者百数十名が釈尊降誕を祝い、施設内規律のある中厳かに営まれ、奉読した願文に、心身堅固、早期社会復帰へ釈尊のご加護厚からんことをご祈念しました。昨年に続き、永福院信光が呪願導師を勤め、釈尊の教えにならって、「菩薩行の身近な実践」、「一人一人がかけがえのない尊い存在」について語りかけました。
出仕者 大分寺・石蔵光俊師、明覚寺・小金丸英明師、浄光寺・米倉宏明師、金剛頂院・羽坂孔全師、遍照院・西悠円師、清光寺別院・本原台之師、西福寺・佐藤正直師
平成26年千人参り春季4日間の巡拝日程無事満行
4月10日 香椎如意輪寺集合ー下原ー立花地区ー原上昼食ー三代祥雲寺打納め
11日 夜臼永福院集合ー小竹青柳地区ー青柳町昼食ー谷山、小山田ー薬王寺打納め
12日 薬王寺快生館集合ー上米多比、いらんたん登拝ー清滝、薦野ー筵内昼食ー宗像花見打納め
13日 古賀駅前酒井畳店前集合ー古賀地区、下府新宮ー三苫昼食ー和白地区ー上唐原打納め
2日目、谷山、小山田巡拝路から見下ろせる古墳時代の遺跡発掘現場では、渡久行世話人より、資料を頂き金銅製馬具発見などの説明を受けました。なお、団長は福岡刑務所花祭り出仕のため、午前中永福院康徳が先達を勤めました。
3日目、薬王寺からの二つの山越し、いらんたん（不入谷）打ち戻しの行程は、前日より雨予測のなか、雨装束の健脚26人が参加しました。好天後は、足元の泥濘もなく、間伐の行き届いた杉・檜を見ながら清滝寺まで登拝。幸い雨は降らずじまいで、清滝寺、薦野で待機中のお方を含め、曇り空のなか、莚内昼食後は、大勢の隊列となり、宗像花見薬師堂まで踏破。
最終日は終日雨。古賀市、新宮町、福岡市和白・唐原地区20札所と番外札所を、札所世話人に支えられながら困苦に耐え歩行。施しする者、施し受ける者、施しそのものの行い・物、三つが何の執着もない、何の見返り・損得も考えない、他人への思いやりに満ちた、将に三輪清浄（三輪空寂）の世界でした。菩薩行、布施・忍辱・禅定を中心に六波羅蜜行の身近な体験ができた一日でした。
集合地最寄りのＪＲ古賀～解散地最寄りのＪＲ産大前の線路を、五回渡る形で、札所順にジグザグに歩いて、万歩計は45,000歩以上を記録していました。
世話人総会で決まった行程通りの成満、関係者皆様のご助法を感謝申し上げます。
宝満宮竈門神社1350年大祭に参列
記念行事のご本殿･幣殿･拝殿補修工事、境内整備が整い12月19日 本殿遷座祭が古式ゆかしく厳かに斎行されました。
山岳信仰の史跡、天台修験の法灯護持に関わる宝満山修験会の面々6名が素絹･梵天袈裟の正装で祭典に参列。
西高辻信良宮司を中心に大勢の神官さんによる儀式を参観しました。
修験の山 宝満山が国の史跡指定へ
古代から近世にかけて発展した山岳信仰の在り方を考える上で重要だとして、平成25年9月に宝満山が国の史跡に指定されることになりました。
今年ご鎮座1350年を迎えた竈門神社の上宮は宝満山の頂上にあり、下宮はふもとにあります。この4月には宝満山から英彦山への峰入りルートを調査した宝満山修験会が、森弘子先生、筑紫野市、太宰府市のご支援のもと150年ぶりに抖? (とそう)踏破しています。
10月には、日本山岳修験学会が太宰府市で行われ、九州国立博物館と太宰府天満宮宝物殿では、『山の神々～九州の霊峰と神祇信仰～』と題したトピック展示が予定されています。(九国博HP)
竈門神社肇祀1350年記念の年 この秋は、県内一の登山者で人気の霊峰宝満山が、歴史上･学術的にも一層賑わいそうです。 宝満山修験末孫 “ 南ノ坊 永福院 ” も、古文書墨書･版木など展示資料を提供することになり天満宮宝物殿に展示されます。
『宝満山の峰入り』英彦山への踏破満行（平成25年4月）
明治維新で途絶えた宝満山から英彦山への秋峯『大峯』と称する峰入りルートを辿る登拝行です。
150年ぶりの試みで、困苦を伴う抖? (とそう)ですが、宝満山修験道の本格復活30有余年を経たこの時期、宝満宮かまど神社ご鎮座1350年記念事業の一環として企画された、神仏一体観、菩薩行実践の画期的な取り組みです。
（峰中未明の護摩：筑紫野市、太宰府市両教･委 提供）
4月25日 0時集合、神仏のご加護厚からんことを祈り、 かまど神社参拝、お祓いを受け、宝満山修験道独特の市松模様の修験装束で出立しました。
宝満山登拝に始り、25日未明 三郡山を経由、米の山峠、大根地山、古処山 、屏山、馬見山、嘉麻峠、小石原までの金剛界、更に、大日岳、釈迦ガ岳、彦山までの胎蔵界を登拝、踏破ののち、28日 英彦山神宮奉幣殿で採灯護摩供を厳修する4日間の過酷な峰入りです。
先達の石橋弘勝師を中心に、宝満山山伏の末孫、修験道のメッカ吉野･熊野の大峯山系を抖?(とそう)する“奥駈け”体験者 ら、7名が修行に挑み、大勢の関係者がこれをサポートしました。
“奥駈け”の体験を持つ 当山永福院 副住職 高橋康徳は、宝満山山伏の末孫として勇躍これに加わり、4日間とも困苦に耐え、障礙なく満行しました。
奉幣殿ご宝前での 採灯護摩供には、英彦山神宮 高千穂宮司、宝満宮竈門神社 松大路禰宜が、採灯師 宝満山修験会統管 藤野賢隆師の左右に着座され、7人を奉幣殿で出迎えた宝満山修験会の面々と共に厳修されました。
夕刻、7名は登拝装束そのまま、宝満山竃門神社に戻り、満行奉告祭に臨みました。
艱難辛苦 の積み重ねで験徳を顕す修験道の真髄を、共に体験した７人は、お互いに無事満行の法悦に浸りました。
この度の実修得験の精神構造が、日常の社会生活における、“”上求菩提・下化衆生“”の実践に一層幅広く生かされる事を祈念します。
尚、5月 宝満山恒例の峰入りは、12日大勢の一般登拝者と一緒に厳修されました。
座主跡キャンプセンターでは昼休み恒例の森弘子女史の講話が行われました。特に今回は、英彦山への遠征について、途絶えたまゝの峰入りルートの調査･探索に、山岳信仰の歴史、学術面で協力頂き、筑紫野市教・委職員らと共に自らもサポート隊に加わっておられますので、七人の苦修練行四日間をつぶさに語って頂きました。
(英彦山国宝奉幣殿前での採灯護摩供を終え、峰入り成満の前列 7人を中心に記念撮影)
（永福院 正・副住職）
※ 表紙の「宝満山峰入り紹介」欄に、これまでの記録を記載しています。
平成25年 福岡刑務所花祭り
糟屋仏教会では、４月１２日 地元宇美町にある福岡刑務所で例年通り花祭りを厳修しました。
施設内希望者２００数十名の方々と共に７名の式衆で、新設の講堂で営まれました。
各宗派僧侶の集まりの為、会長所属の宗派主導で法要次第を決める慣わしに沿って、永福院信光が導師、法話を勤める事になり、天台修験の導師作法を簡素化し、表白を奉読、経段 は般若心経中心に進めました。
誕生仏に甘茶を灌ぐ灌沐は、式衆が代表で繰り返し、その間参列の方々は、着座の位置で各列に用意された焼香器を順次回して焼香され、整然と祝意を表されました。
法要のあと、釈尊降誕に因んだお話と、菩薩行・菩薩の六波羅蜜行６つの徳目を身近な例で説明し、特に「忍辱」行の大切さを強調した法話で締めくくりました。
