取材の御願い
この度
でお伊勢まいりをいたします。「江戸の旅を体感」がテーマですので、衣装から持ち物まで
なるべく現代を排し、背負子(しょいこ)も見よう見まねで製作いたしました。いざ準備を
始めてみると知らないことばかり、草鞋(わらじ)の履き方に始まり、それを長持ちさせる
ために馬の油を塗ることなど、なるほどと思うことしきりです。
伊勢参りの終着点三重県伊勢市まで一一六里、四六四`ですが、電車で行けば三時間一〇
分ほどで到着します。江戸時代はこの距離を片道、最速十二日間でお参りしました。男の足
で荷物を背負い、一日一〇里、四〇`歩いたのだそうです。日本橋を出て最初の宿泊場所
は「戸塚宿」になりました。
ということでこの旅は
☆伊勢にたどり着くと感激で涙がこぼれたとされるが本当か
☆十二日でたどり着くのか(遅れると十八日の大学の講義は休講になる!)
☆草鞋は何足使うのか 現代と江戸の旅費の違いはいかほどか
☆柄杓(ひしゃく)を出すと施行(せぎょう)といい、お金を恵んでもらえたそうだが
本当にあるのか(出来るなら体験してみたい!)
等々を検証しつつ味わいつくします。
そしてもう一つの大使命があります。引退した師匠三遊亭円楽の健康と長寿を願い一門を
代表して伊勢の神宮のお札をいただいてくるということです。
現在、出発を前にわらじを履き、旅の衣装を着て歩いています。ぜひこの機会に取材と
いう形でわくわくを体験しませんか。