FISHING POINT
100年前の印旛沼の地図はこちら

印旛沼

印旛沼は千葉県に位置する自然湖です。 北部調整池、及び西部調整池にいたっては、自然感豊かに岸辺に葦やガマ等水生植物が群生し、カモなどの水鳥も盛んに飛来してきます。 古くから漁業やフナ・コイ釣りで知られているところで、ブラックバスが釣れるようになってからはまだ15年程の歴史になるのでは?と思います。
ただ残念なことに、水質の汚染が非常に目立ちます。 日本全国の湖沼の中で、一番汚れがひどいとも言われています。 昔から印旛沼のほとりに住む漁師さんの話を聞くと、昭和初期には「月の光が明るいときは、沼の水が透き通り、底の白い砂がとても美しかった。」という話を聞いた事があります。 残念ながら現在は当時の面影すらありません。 素晴らしいフィールドを守るために、一人一人の心構えが大切だと思います。

印旛沼北部調整池

全体的には変化の少ないエリア はっきりと変化の有るポイントを絞り込んで釣りをする事がキモ 漁師さんも多くいたる所に網が入っており周囲に山が少なく風には非常に弱い 風が吹くと網が見えなくなってしまい非常に危険な状態になるので細心の注意を図る事

長門新堀 印旛沼で最も水深のあるエリア 葦の中まで水深のある所が随所にあり隠れ矢板等ポイントも豊富
右ラジコン 矢板で囲まれたその中に葦・ガマが群生 同じように続くシチュエーション 僅かな変化を見逃さないように・・・
甚兵衛機場 北部調整池では数少ないインレットのひとつ 水質の変化がキーポイント
北部船溜まり 船溜まりは全面釣り禁止 絶対に進入しない事 周囲の矢板周りは好ポイントがおおい
吉高機場 北部調整池では数少ないインレットのひとつ 水質の変化がキーポイント
甚兵衛広沼 全域水深が浅くボートの航行は要注意 機場付近は水深があり好ポイントが続く



印旛捷水路

印旛沼北部調整池と西部調整池をつなぐ人工的に掘られた水路 
北西風に強く常に水の動きがあり釣果も期待できるポイント 葦際に水深のあるポイントを選んで釣っていく事が大切

ヘラブナ・鯉釣り師も多いポイントなのでトラブルのないように ボートの航行は全域デッドスローを心がけたい



印旛沼西部調整池

河川による水の動きが有り地形的にも有望なポイントが多いがフィッシングプレッシャーも相当なもの どのポイントもじっくりと攻める事が必要 ビッグフィッシュの確率が高いのも魅力のひとつ 春先特有の南西風には要注意


一本松機場 機場が開くと湖水を吸い上げる方向に水が動く もちろん機場の開閉がキモ
左ラジコン 矢板と沖に張り出した葦が続く シーズンによってどちらも好ポイントになる
公園下 北西風に強いため春先と晩秋に好結果が出ているがややムラ有り
萩山下・土浮 攻め難いポイントではあるが印旛沼屈指のスポーニングエリア
右ラジコン 水通しもよく通年バスが確認できるポイント 矢板の奥に好ポイントおおし
飯野機場 変化もおおく非常に魅力的なポイント 沖にある鉄杭で囲まれた中は釣り禁止
川鉄機場 南風に非常に強いポイント魚影の濃さでは印旛トップクラス
船戸大橋 トーナメント開催地に隣接し魚影も濃いがややスレ気味 近くの船戸川は漁港の為釣り禁止
鹿島川 印旛沼メインの流入河川 常に水の動きが有り特に夏場に好結果が出ている
鹿島川上流 上流で高崎川と合流しており変化も多く様々な釣り方で楽しめる ヘラブナ・鯉釣り師多いポイントなのでトラブルのないように ボートの航行は全域デッドスローを心がけたい



印旛新川・印旛新川下流


全域魚影の濃さが魅力 ポイントの絞込みがしずらいが印旛沼ナンバー1の安定感と言うのも事実である 下流域では大和田機場まで延々と好ポイントが続く ボートでの釣りの場合エンジン船でないと攻め切れない事もあり他と比べるとあまりスレていなく確実にバスをキャッチできるエリア
ヘラブナ・鯉釣り師等陸釣りも他と比べ非常に多くトラブルになりやすいエリアなので航行時は細心の注意を払いデッドスローでお願いしたい

エンジン船利用者へ

印旛沼は全国でも有名なバスフィールドであると共にヘラブナや鯉釣りとしても大変全国に知られている沼です。最近では皆様のご協力もあってヘラブナや鯉釣り師とのトラブルも大分なくなってきましたが、まだブラックバスという魚は公認されてはおりません たった一人のマナー違反が今まで先輩方の築き上げてきた行動を無にしてしまいます 末永く良いバスフィールドとして楽しめるようにこれからも皆様方のご協力をお願い申し上げます。
又、前述にもあるように北部・西部ともに漁業が盛んです、当然の事ですが漁業を営んでいる方々の迷惑にならないように気を付けて頂きたい、網等波が出てくると見えなくなってしまうことがよくあるので、網の張ってあるエリアを航行するときは十分注意して下さい
最後に浅瀬等座礁の危険があるエリアがあるので十分注意して航行して下さい

鹿島川河口付近 印旛新川手繰川流入部