Rabiのひとり言


その壱  その弐

私達は、子供の頃から動物が大好きで、猫、犬、うさぎ、セキセイインコ、イグアナ、カエル(パジェットフロッグ)、熱帯魚(アロアナ、ディスカス、エンゼルフィッシュ、etc・・・)海水魚、などの飼育をし、現在は、フェネック、フェレット、リクガメと一緒に暮らしています。

フェネックを知ったのは、今から約5年前。ある小動物の雑誌を見て“この世に、こんなに可愛い生き物がいるなんて!”と始めてフェネックを見た瞬間にメロメロになりました。

それからと言うもの、フェネックが出ている雑誌、飼育書等を見たり、ペットショップを探し回りましたが、生フェネックを見ることが出来ず、初めて目にしたのは井の頭公園にある動物園でした。それからも、ペットショップ巡りをしていたある日、一軒のペットショップの入口でフェネックを見つけ、中に入ると“どうぞ開けて見て良いですよ”と店員さんが声を掛けてくれました。ケージの中に手を入れて撫でたり、抱っこしたりする事4〜5時間、迷惑だろうなと思い、何度もお店を出ようかと思いましたが、すい込まれそうなほど澄んだ瞳をしているその仔の前から離れることが出来ず、このまま帰ったら後悔するだろうな〜貯金全部叩けば・・・でお迎えする事に決定!しました。それがテトとの出逢いです。ぽん太はその翌年、同じペットショップで見つけ、即座にお迎えを決定しました。

。。。テトの出産。。。
超、親馬鹿話しですが、テトは本当に可愛くて可愛くて、仕方がありません。
もちろん、ぽん太やナナ達も大好きですが、テトは私にとって何よりも大切な宝です。

そんなテトが妊娠したことを知り、喜びと共に不安でたまりませんでした。テトの身にもしもの事があったらどうしよう。具合悪いのかな・・・身体辛いのかな・・・貧血を起していないかな・・・と毎日、色んなことを考えてしまい、心配で夜も眠れない日々が続きましたが、居たたまれなくなり^^;ブリーダさんに相談すると、妊娠中は、そんなに神経質になる必要もなく、産まれてからの方が大変ということを知り、まずは病院に行く事を教えてもらいました。病院に連れて行くと、テトの妊娠中の経過は順調で、あと2週間ほどで生まれ、4匹お腹にいることを知りました。それから間もなく4つ子の赤ちゃんは誕生しました。

赤ちゃんが産まれてからは、仔喰い等をしてしまうことがあると聞き、なるべく静かに生活しました。
10日間くらいは、部屋に入るのも私(Rabi)のみで、テトのご飯とソーっと赤ちゃんを覗き見る毎日(巣箱を開ける瞬間がたまらなく幸せ♪)でした。テトは私をオスの替わりと認めてくれたのか、私が赤ちゃんを見ている間は、ご飯を食べたり、隣の部屋に行ったりしていました。それでも巣箱の中から出てくるのは、1日2時間程度で、付きっ切りで赤ちゃんの世話をしていました。(そんな時、いまだ発情中のぽん太君は、別室に隔離されていました。(TT)

生後2週間ぐらいの時にテトが乳腺炎を起してしまい、赤ちゃんにも歯が生え始めていた事もあってか、授乳を嫌るようになってしまいました。そのため赤ちゃんを離し、翌日テトは病院に行きました。その後、テト・ぽん太には赤ちゃんを一度も見せてなく、返ってそのほうが人によく懐いてくれるそうです。現在、生後1ヵ月半を過ぎ、離乳食にも慣れ、1日3食になり、4〜5時間ほど遊んでは、爆睡しています。本当によく産まれてくれた!育ててくれた!と思います。(飼主が頼り無いので、テトがしっかりしているのかも知れません^^;)