閑話休題13 肥後藩 新座両御神事御能番組究之次第        22.8.22.

文政12年12月
新座両御神事御能番組機究之儀尽付て 当7月年行司より伺出之趣有之、
皆共より及差図置候通候、 彌以仕来之通 年番宅ニおゐて 大夫主ニ成 年行事
申談相究 左候て大夫は是迄仕来之通 翌日中村庄右衛門え相伺候上 治定之趣
例之趣を以 相達候様 惣年番中は不及申役者共えも不洩様通達いたし候様 
新座年行事并大夫右陣え及達候事。
       出典「市井雑式書付録 十八」 ・・ (藩法集七・熊本藩)所収

 編者曰 H22・8・21 熊本史談会に於いて 津々堂様より頂戴した資料である。
祇園宮、藤崎宮での大祭における御能興行番組決定の手順を述べたもので 幕末の町奉行所、
中村家、桜間家、町年寄の関りが明らかである。
 当時中村家当主は分家四代庄右衛門正彝であり御郡御目付、御勘定御目付兼帯の
重責を担っていたが、御能との関わりも広く認識されていたようである。