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 ●会の方針・活動
 
■非核自治体運動の意義

 核兵器廃絶を求める世論と運動が国際的にもあらたに前進し、国連総会の場でも核兵器廃絶条約の交渉を求める決議が採択される状況のもと、被爆国日本の世論と運動を高めることはきわめて重要です。とりわけ日本政府が、核兵器廃絶の世論に背をむけているもとで、核兵器廃絶条約促進決議を始めとして自治体から非核の声をあげてゆくことは、草の根からの世論と運動を発展させる一つの有力な分野であり、その今日的な意義はいっそう重要性をましています。

 アメリカのための参戦体制づくりは、地域住民の生活と権利を侵害し、自治体の権限を奪い、自治体を戦争に動員しようとするものです。医療、道路、空港・港湾、教育など、自治体も多くの面にかかわらされます。しかも、「核密約」などのもとで核持込の危険もあります。こうしたときに自治体が地域住民の立場に立ち、住民の平和的生存権を守り、住民の運動にささえられ、非核・平和の確固とした立場に立つことは、政府の参戦体制づくりを阻止し、日本の平和のためにも重要です。

 非核自治体の根本的要求は、核兵器廃絶です。それは、国連総会で見られる異常な日本政府の態度と矛盾を深めざるをえません。非核自治体運動は、政府を批判したり、非核の政府を求めることを目的とした運動ではありませんが、非核自治体運動の発展は、客観的には政府を大きく包囲する一環であり、「非核の政府」を求める基盤を強めるものです。