県産木材の良さを普及・啓発し、建築材としての利用を促すため、「ひょうごの木の匠」登録工務店による住宅設計を支援する事業です。県産木材を50%以上利用し、かつ県産木材を構造材や内装材として見せる住宅設計に対して、1件あたり30万円を助成します。
» 詳しくはひょうご森づくりサポートセンター(「ひょうごの木の家」設計支援事業)のサイトをご覧ください
新型コロナウイルス感染症の影響により県産木材利用住宅(県産木材を50%以上使用した木造住宅)の着工戸数の減少が見込まれることから、県産木材を活用した住宅の建築費を支援することにより、住宅における県産木材の需要喚起を図る事業です。
兵庫県内に事業所又は事務所を置いており建設業法その他の法令を遵守している建設業者が、木材使用量のうち県産木材50%以上使用し、兵庫県内に建築する新設木造住宅に対して、1件あたり30万円を助成します。
なお、地域型住宅グリーン化事業など事業内容が重複している他事業とは併用できません。併用の可否については、ひょうご森づくりサポートセンターにお問い合わせください。
» 詳しくはひょうご森づくりサポートセンター(県産木材利用拡大キャンペーン事業)のサイトをご覧ください
兵庫県では、県産木材の利用促進及びそのことを通じた森づくりの施策を総合的かつ計画的に推進し、林業及び木材産業の自立的な発展を図り、もって森林の有する多面的機能の持続的な発揮及び地域創生に寄与するため、議員提案により「兵庫県県産木材の利用促進に関する条例」を制定され、平成29年6月12日付け兵庫県条例第19号で施行されました。
兵庫県では、この条例第12条に基づき、県産木材の利用促進等に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、「県産木材の利用促進等に関する基本的な指針」が策定されました。今後は、この指針に基づき、国及び市町と連携し、森林所有者、林業事業者、木材産業事業者、建築関係事業者、その他事業者、県民の協力のもと県産木材の利用促進を図っていくこととなります。
当団体(兵庫県森林組合連合会、兵庫県木材業協同組合連合会、(一社)兵庫県治山林道協会、兵庫県林業種苗協同組合)は、美しい森を持続的に維持するとともに、低炭素社会に貢献するため、様々な取り組みを行ってきました。
より持続的な林業および持続可能な社会を形成していくためには、木材の需要を拡大していく必要があると考えています。これまで、その一環として、当団体自ら、木質バイオマス発電所をつくり、建材では使うことができない材の需要づくりとして、買取価格も検証を行った上で、長期定額にて、市場等に左右されない需要づくりを行ってきました。
今後は、さらに、都市における建材等での需要創出が急務と考えています。
そこで、当団体自ら、昭和47年に建設された(44年経過)兵庫県林業会館は更新時期に来ていることから、CLTパネル工法等による建て替えを行い、コスト、環境性能、地域貢献性等に関するデータを取得し、その良さの検証を行っていく予定です。
また、本施設を県内の汎用性のある省エネ都市木造モデルとして、関係者と連携し、普及啓発を行うことを目的とし、本事業のプロセスについて広く情報発信を行う場として、「兵庫県林業会館:CLTを活用した建て替えに関するサイト」を立ち上げました。詳細は上記サイトをご覧ください。
「県・市町等が発注する公共建築工事」「県・市町等が発注する公共土木工事」「国土交通省が実施する地域型住宅関連事業(但し、同事業実施期間に限る)」「兵庫県産原木を使用したコンクリート型枠用合板」「「ひょうごの木の家」設計支援事業」「県産木材利用拡大キャンペーン事業」「その他県産木材証明を必要とする事業」に係る県産木材の証明に当たっては、兵庫県木連県産木材供給部会員等(兵庫県木材業協同組合連合会の会員であって県産木材供給部会未加入者を含む)が納材する場合に、当連合会(兵庫県木材業協同組合連合会)が証明書を発行します。
なお、兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度の証明については、同制度の定めによります。
県木連では、兵庫県下の公共施設等の木造化を促進するにあたり兵庫県産木材の円滑な供給を図るため、兵庫県木連県産木材供給部会を設置しています。
兵庫県産木材のご注文・価格等については、兵庫県木連県産木材供給部会の部会員へお問い合わせ下さい。
なお、県木連では、兵庫県産木材の直接の注文は取り扱っておりませんのでご注意下さい。