城南山人書作撰 B.古代文字書道2



B-1.麟鳳亀竜(礼記・礼運)

 麟鳳亀竜(りんぽうきりょう)

 麒麟・鳳凰・亀・竜。霊妙な四種の瑞獣。四霊・四神・四獣ともいう。もとは四方の星宿(二十八宿を四つに分かち、東西南北の各々シンボルとした)を指したが、転じて駆邪のための方角神に移行していった。高松塚古墳壁画や薬師寺本尊台座の四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)もこれである。

甲骨文

屏風

王国国宝 500



B-2.長対尊中別有春(黄庶詩)

 長く尊中(そんちゅう)に対せば別に春あり

 一日酒瓶と向き合っていれば、世の中の春以上の春がある。

甲骨文

和額

白川靜氏蔵



B-3.森羅万象(発句経)

 森羅万象(しんらばんしょう)

 天地に存在する万物とあらゆる現象。

甲骨文

上田温子氏蔵



B-4.殺鷄為黍(論語)

 鶏を殺し黍(しょ)を為す

 鶏を殺し、きび御飯を炊く(もてなす心)。

甲骨文

扁額

坂本誠二氏蔵



B-5.竜虎(易経・乾)

 竜虎(りゅうこ)

甲骨文

屏風

但馬牛(Kobe Beef)「増富」蔵



B-6.真面目(蘇軾詩)

 真面目(しんめんぼく)

 ありのままのすがた。本来そのままの姿。

 もって生まれた性質の理想的なあらわれ。

甲骨文

洋額

辻中重則氏蔵



B-7.雛祭

 雛祭(ひなまつり)

甲骨文

色紙

楠木順二氏蔵



B-8.一竜八馬各逢春(永平公録・巻七)

 一竜(いちりょう)八馬(はちば)おのおの春に逢う

 竜と呼ばれる名馬にも、どこにでもいるその他大勢の駄馬にも、春は平等に訪れる。

甲骨文



B-9.尋幽

 尋幽(じんゆう)

 一.奥深く景色の良い所を訪ね求める。

 二.深い道理を極める。

甲骨文

茶掛

岡本識史氏蔵



B-10.人尽楽(王珪)

 人尽楽(じんじんらく)

 人尽(ことごと)く楽しむ

 誰も彼もが楽しい。

甲骨文

茶掛

多田秀夫氏蔵



B-11.一生好入名山遊(李白詩)

 一生好んで名山に入りて遊ぶ。

 一生を好き好んで名山の中に入って遊び暮らしている。

甲骨文

茶掛

岡本識史氏蔵



B-12.鳳鳴朝陽(印語簒)

 鳳鳴朝陽(ほうめいちょうよう)

 鳳が朝日に向かって鳴く。

甲骨文

洋額

「茶坊」伊藤博氏蔵



B-13.光風霽月(宋史・周敦頤伝)

 光風霽月(こうふうせいげつ)

 1.晴れた日のうららかな風と雨上がりの晴れ渡った月。

 2.心がさっぱりと澄みきっているさま。

甲骨文

茶掛け

個人蔵



B-14.融解

 融解(ゆうかい)

 とける

甲骨文

色紙

横山天魚氏蔵



B-15.壷中天(後漢書・費長房伝)

 壷中(こちゅう)の天。

 別天地。仙境。

甲骨文

色紙

3.5



B-16.焚書(史記・儒林伝)

 焚書(ふんしょ)

 書物を焼き払う。

甲骨文

色紙

3.5



B-17.燮和

 燮和(しょうわ)

 1.和らげ治める

 2.調和させる

甲骨文

和額

個人蔵



B-18.慶雲興(幡岳)

 慶雲(けいうん)興こる

 めでたい前兆の雲、えんぎのよい雲があらわれる。

甲骨文

扁額

阪本忠一氏蔵



B-19.臨書甲骨文(殷墟書契菁華)

甲骨文

茶掛

20



B-20.臨書甲骨文(小屯・殷墟文字乙編下)

甲骨文

15



B-21.乳

甲骨文

書き下ろし

エンジェル・キョードー・ウィリアムス師蔵


ページの先頭へ

前ページへ

次ページへ

トップページへ