城南山人書作撰 H.刻字作品1


 



H-1.樹芸(孟子)

 樹芸(じゅげい)

 草花や野菜や樹木の種を蒔き、苗を植え、育てること。種芸。園芸。農業。林業。

甲骨文

自然木扁額

御堂順暁氏蔵

材・あすなろ




H-2.壷中天(後漢書・費長房伝)

 壷中(こちゅう)の天。

 別天地。仙境。

甲骨文

庭石

山添忠久氏蔵

材・花崗岩



H-3.野人無暦日(陸游詩)

 野人(やじん)暦日(れきじつ)無し。

 田舎に住んで世間と無縁な私には、暦の必要がない。

金文

柱掛

20

材・水目桜



H-4.鶴舞亀遊

 鶴舞亀遊(かくぶきゆう)

 鶴舞い亀遊ぶ(長寿の象徴)

小篆

衝立

50

材・栃(とち)



H-5.雪月花(白楽天詩)

 雪月花(せつげっか)

 雪と月と花。美しい眺めの代表。

小篆

庭石

20

材・緑閃花崗岩




H-6.雪夜書千巻 花時酒一瓢(許渾詩)

 雪夜(せつや)書(しょ)千巻(せんがん)花時(かじ)酒(しゅ)一瓢(いっぴょう)

 雪降る夜は千巻の書を楽しみ、花咲けばひさごの酒に酔う。

隷書

衝立

80

材・栃





H-7.陶淵明詩「勧農」(冒頭部分)

 農を勧(すす)む

悠々上古 厥初生民 傲然自足 抱樸含真

 悠々たる上古(じょうこ)、その初めの生民は、傲然として自ら足り、朴を抱き真を含めり

隷書

扁額

畑学氏蔵

材・欅(けやき)




H-8.五風十雨(論衡・是応)

 五風十雨(ごふうじゅうう)

 五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る。気候の順調なこと。

行書

刻字額装

80

材・姫小松



H-9.天真爛漫(輟耕録)

 天真爛漫(てんしんらんまん)

 生まれつきの素直な心を言語動作にあらわして、包み隠しのないこと。自然のままがありありと現れること。

行書

置額

阪本忠一氏蔵

材・楓(かえで)



H-10.翔

 翔(しょう)

 あまかける

行書

衝立

浅貝勝氏蔵

材・紅紫檀(べにしたん)



H-11.無

行書

置物

浅貝勝氏蔵

材・花崗岩




H-12.一刀三礼

 一刀三礼(いっとうさんらい)

 仏像を彫刻するとき、一刀を入れるたびに三度礼拝すること。

隸書

扁額

仙丸進士郎氏蔵

材・柘植古材(伝・船橋遺跡出土)




H-13.古調独弾(劉長卿)

 古調独弾(こちょうどくだん)

 音調が極めて高尚古風で、誰も和する者がない。

行書

坂本誠二氏蔵

材・栃




H-14.山紫水明(頼山陽詩)

 山紫水明(さんしすいめい)

 山が紫色で、川が清くすきとおっている。山水の景色の日に映えて清く美しいこと。

行書

扁額

吉田耕治氏蔵

材・栃





H-15.読書得趣是神仙(陳藻)

 書を読んで趣(おもむき)を得(う)。是(これ)神仙(しんせん)。

 読書して其の趣を得さえすれば仙人である。

行書

扁額

非売

材・不明古材



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