Welcome! 城南山人の古代文字書道王国へようこそ!この国は「古代中国」に満ち満ちています。二千二百年以上、最も古いところでは三千数百年も昔の文字に親しみ、これを「書道する」楽しみは、同時に高い知的満足感をももたらしてくれます。城南山人が新しいジャンル「古代文字書道」のナビゲーターです。煩わしいことは何もありません。自分一人で勉強できます。上の目次中の「編著書一覧」の中にある『古代文字書道入門』と自分が入って行きたい時代の字典を見つけたらOK。このページや次ページ以降の作品の中に、自分もこういうのを書いてみたいという作品が一つでもあれば、その時既にあなたは私のライバルです。 城南山人紹介:Johnan-Sanjin 1947年生まれ。書家。京都市在住。団体に所属せず。本名:楠木美樹(くすきはるき)。号は城南山人(じょうなんさんじん)の他に、有象(ゆうしょう)・孤鴨(こおう)・斬龍子(ざんりょうし)。堂号は不休村亭(ふきゅうそんてい)・無塵室(むじんしつ)・夕陽窗(せきようそう)。 1971年より15年間、京都丸善にて文化の日を含む一週間、定例個展を開催。1980年、京都熊野神社前に自作展示場、ギャルリ「一塵」を開く。この頃から書道のための古代文字研究と古代文字書道に没入する。1989年ギャルリ「一塵」を自宅に移転して「アトリエ友麟館」と改称する。 1997年12月、NHK「おしゃれ工房」に(古代文字の年賀状)の講師として出演。 2000年6月以降の近況を、城南山人の部屋に掲載しています。
未だ解読されていない甲骨文の一つ。長い柄の付いた網か防具のようなもので、豕形の動物を捕獲しているところか?。或いは世話をし、御しているところかも知れない。No.3371は『甲骨文編』の通し番号。 A-2.金文徽号文字 No.016 徽号(きごう)文字は金文中に出てくる、文字とも絵ともいえるような、一種のロゴタイプ(といえるかも知れない)で個人や種族の「花押」的なサインのように使われることが多い。数字は『金文編・金文徽号文字』の通し番号。 矛と盾を持った、兵士の形。 A-9.古諺古語(古詩源) 古諺古語(こげんこご) 無郷之社 易為黍肉 無国之稷 易為求福 郷(きょう)無きの社(しゃ)は黍肉(しょにく)を為し易し。 国無きの稷(しょく)は福を求むるを為し易し。 氏子のおらぬ土地の神様は、お供え物をたやすく受けて下さる。氏子のおらぬ五穀の神様は、福を祈ればたやすくお授けくださる。 甲骨文 和額 「茶坊」伊藤博氏蔵 A-10.友麋鹿(蘇東坡・前赤壁賦) 麋鹿(びろく)を友とす ナレシカや鹿を友達とする。山林に隱れ住むことの形容。 甲骨文 |