第8号:2003.6.27:隔週金曜配信
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交通事故 〜 慰謝料をアップさせる相談室

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− 情報は多いほどいい −

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目次
☆ 慰謝料が減らされる時
☆ コーヒーぶれいく
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☆ 慰謝料が減らされる時

これらの場合は慰謝料だけではなく損害賠償額全体が減額となります。
次回取り上げる予定の慰謝料の増額の場合とは少々違いますのでご注意を

・過失相殺される時

交通事故は片方が100%悪いことはまれです。
どちらにも落ち度がある場合は,一方にだけ損害額全部を負担させることは不
公平です。
それで過失割合を決めてこの割合で損害額を負担します。

0%なのは、青信号を歩いている歩行者や、追突された車の場合などです。
(追突の場合もわずかな例外があります。前の車がわざと急ブレーキをかけた
場合です。)

でも歩行者がすべて過失割合が0%と思っていたら大間違い。
たとえば歩行者が赤信号で渡り始め,車は青信号だった場合は原則として歩行
者が70%の過失があります。

仮にこの場合被害者の歩行者に1000万円の損害額があっても1000万円の3割,
つまり300万円しか損害を賠償してもらえないのです。
その結果,当然慰謝料の部分も3割になります。

だから過失割合はとても大切です。加害者の言い分だけを聞きがちな保険会社
さんのいいなりにならないよう,しっかりチェックしましょう。

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・既往症

「すでに存在していた身体の障害もしくは疾病の影響」は「その影響がなかっ
たときに相当する損害額を決定してこれを支払う」という保険会社の約款があ
ります。

この交通事故によってこういう症状がおきたということは,とても大事です。
(「事故との因果関係がある」という言葉でも表現します)

既往症に事故2つが重なったこんな判例があります。

頚椎等に疾患のある女性が2度の事故により脊椎損傷を負いました。
この事件では第1の事故の責任を55%,第2の事故の責任を25%,被害者本人
の身体的要因を20%としました。  (名古屋地裁判平成4・9・7)
      
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・ちゃんと治療をしなかった時

きちんと治療をしなかった時に症状がひどくなった場合も「相当な損害額」し
かもらえません。

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冒頭で書いたように,これは慰謝料だけの金額のことではありませんので,ご
注意を

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☆ コーヒーぶれいく   その1

「昭和の遺跡」?!

最近通勤の途中の東急東横線の高島町の駅の前に,レンガの基礎のようなもの
が見えるようになりました。レンガは分厚く,カーブした部分もあります。

たまに見る「ナントカ時代の遺跡」の写真ようにレンガはこぎれいにしてあり
ます。

たしかここは駐車場だったはず,何かしら?と思っていたら,6月25日の朝
日新聞にこれについての記事がありました。
なんと古い横浜駅の駅舎の土台だったのです。

「汽笛一声新橋を♪」の頃の最初の横浜駅は今のJR桜木駅でした。
今では誰も気がつかないような場所に記念碑があります。
(JRの人はこの記念碑をジャマにならない場所に作ったようです。
この場所を探し出した人はエライ!)
記念碑には当時の時刻表(一日朝夕上り2便下り2便)と料金表がはめ込んで
あります。
その昔明治の初め,攘夷に狂った日本人からお雇い外国人を守るために,横浜
の関所の中に彼らを安全に住まわせたそうです。
(「関内」の地名はここからきています)
この外国人に楽に東京に出勤してきてほしいので,日本最初の鉄道はできたと
いうハナシです。そして初代横浜駅は関内の近くにできました。

この桜木町の場所に初代横浜駅があったのは大正4年まで。
次の横浜駅は,その後大正4年から昭和3年までは高島町のあたりにあったそ
うです。
この土台はその2代目横浜駅のものだったのです!
そしてその土台の上には土がかぶせられて,住宅や商店や駐車場になり,やが
てすっかり忘れ去られてしまいました。
掘り返されるまでは。

昭和の初期の頃ハナシです。忘れるのは早いですね!
そして「当時の大規模建築の方法を調べるための貴重な資料」として保存する
らしい。いわば昭和の遺跡です。
昭和生まれの私としてはなんとも不思議な気分です。

読者の皆さんもほぼ100%が昭和生まれのハズ。 あなたの時代の建築物が
「貴重な資料」として保存されるんですよ。

「昭和一ケタじゃあありません」ですか?  恐れ入りました。 失礼!!

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☆ コーヒーぶれいく   その2

「サボテンの歌」知りませんか?

サボテンの歌はこんな歌詞です
 
「これは不思議なものがたり, サーボサボテンのものがたり
 昔1人の神様が 食事したいがさじがない
 そこで神様手をあげた さじさじ一本おりてこい
 ちろりん ころりん ぽんぽろりん」

この歌を知っている人いないですか?
私が小さいときに姉と一緒に歌った歌です。でも,なぜか誰も知りません。
姪には二人で作ったんでしょ?って言われたりしますが作った記憶がありませ
ん。メロディーは特別素敵でもないですが忘れられないのです。

誰か「サボテンの歌」知りませんか?

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作者から

このめるまがを見てもちっとも慰謝料があがらない!とお腹立ちのあなたへ

最初に書いたように賠償額の要素にはいろいろあって単純なものではありませ
ん。過失割合もあるし,後遺障害の等級もあるし,逸失利益もある
…今度はそちらにトライしてくださいね

まれに,どうしようもないケースがあります。
仕方がないです。さっさとあきらめて新しい気持ちで生活するしかありません

がんばってください

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■発行者:横浜市中区本町2−19 弁護士ビル9階  行政書士武藤陽子
 
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