好意同乗減額について

◎ 「好意同乗」というのは事故を起こした時,お金をとらずに他人を自動車に乗
せていた場合,その同乗者に損害を与えた時に,車の所有者や運転者がその同
乗者の損害賠償額の一部を減額できる,というものです。

どんな時が「好意同乗」と言われるかというと

1)便乗型 … 運転者の好意で同乗したとき
2)無断同乗型 … 車の保有者や所有者の意思に反して同乗したとき
3)同乗者に過失が認められるとき … 酔っ払い運転だとわかっていて乗ったときや,運転者に話しかけたとき
4)共同運行供用者型 … 交代で運転しながら目的地に行く場合の事故など


判例の傾向は?

昭和40年代後半から昭和50年代前半 … 無償同乗で大幅に減額する判例があった
平成になってから … 無償同乗で減額しない判例が多数となる

というような流れであり、好意同乗減額を認めない傾向はさらに増加すると思われています。

一方示談の実務では、古い判例を持ち出して無償同乗を大幅な減額事由として取り扱う傾向
にあり、最近の判例の傾向と裁判外の実務では大きな格差が生まれています。


ただ、事故発生の危険性の高いことを承知で車に乗ることは危険運転を承知して同乗すること
であり、また、損害拡大の危険性のある行為を行うことは同乗者の危険行為ともいいますので、
ご注意下さい。

この二つをあわせて危険要素といいます。
危険要素には 飲酒運転承知同乗、無免許運転承知同乗、暴走運転承知同乗、定員オーバー
シートベルト不着用、ヘルメット不着用、箱乗り等々があります。

皆様! くれぐれも安全運転を!


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