保険会社の担当者とうまくいきません! という相談を時々受けます。

以下は保険会社の担当者の言動の実例です。

回答が遅い。催促したら「今日送ります」。1週間してまた催促すると「すぐ送ります」…
こちらから連絡をするまでほっておかれる。
説明にどうしても納得がいかないのに、強引に押し切ろうとする。

電話でどなる。
話し合いの場でもどなる。(ぶるぶる震えて、眼をむいてどなったそうです。本当に怖かったとのこと)

午後5時直前に「折り返し電話を下さい」との電話をかけてくる。電話をかけると留守番電話になっている。(5時には留守番電話になります。)
自分が用事があるときは、時間外でも夜中でもかけてくる。
「折り返しお電話します」と受付が言う。なのに、いつまで待っても電話がかかってこない。

「そのお金は払います」と言ったのに、示談時には「1ヶ月分しか払わないと言った」と、なかったことにする。

不合理な過失割合を押し付ける。「それがイヤなら訴訟でも何でもどうぞ」と居直る。
文句を言ったら弁護士をつけられた。担当者の連絡が悪くて、弁護士と話が通じない。

お客様相談室に電話をしたら、実につっけんどんな対応で、かえってハラがたった。

自分の自動車保険が搭乗者保険をくれなかった。
請求したら「時効です。私は初心者なので、搭乗者保険のことを知りませんでした」と言った。


以上は、当事務所がお話を聞いた、相談者の事例です。
「担当者の声はもう聞きたくない!」という相談者は多いです。
でも、示談しないと、時効になってしまいますので、話合(示談)を進めない訳にはいきません。


でも、ちょっとお待ち下さい。無用のトラブルを避けるために、冷静になって下さい。
保険会社をワルモノにすれば気は楽なのですが、とりあえず一度お読み下さい。

○ 過大な請求をしていませんか?

 交通事故は件数が多いので、この費用は出る、この費用は出ない、と大体相場が決まっています。
 慰謝料についても、原則として入通院日数または期間などで計算がされます。
 後遺障害診断にかかる料金についても、認定されたら支払われる、非該当だったら支払われない、という一応のお約束があります。

 相場をはるかに越える請求は、認められないものと思って下さい。
 しかし、保険会社の提示する金額は、相場より低いこともあります。 請求もれもあります。
 妥当な額の請求はするべきですので、専門家のチェックが必要かと思います。


○ 被害者だから全て補償される、と思い込んでいませんか? 
     (過失割合が多い時は、自賠責の被害者請求をお勧めします)

 怪我をした人は「怪我をしたのだから、保険会社が払うのが当然」と思っていた。
 保険会社は「あなた(怪我をした人)の方が過失割合が高いので、ご自分で被害者請求をして下さい」と言った。(らしい)

 いつまでたっても保険会社が支払ってくれないので、被害者が当事務所に相談されました。
 調査したら、国保が自賠責に既に請求してしまっていて、自賠責のワク(120万円)がからっぽになっていました。
 (社会保険の扱いは実務上変わりましたので、もうこんなことはないと思いますが。)


○ 「不合理」な過失割合と思いこんでいませんか?

 保険会社側が自分に有利なことを言ってくることも勿論あります。
 でも、妥当なこともあるのです。 
 過失割合は基本の割合に修正を加えますが、社会的な常識と若干ずれているように思われることもあります。
 ケースバイケースですので、一概に言えないところです。


○ 文句を言ったら弁護士をつけられたケース

 加害者に直接接触したり、思っていることをズバズバ言ったら、即、弁護士対応になることがあります。
 弁護士も、色々な人がいるのは、担当者が色々いるのと同じです。 中には、親切な人もいます。
 
 でも、一応そんなこともあると思ってモノを言って下さい。


○ 「被害者の義務」をご存知ですか?
 
 あまり言われていないことかもしれませんが、被害者には「被害の拡大を防止する義務」があります。
 無茶や無理をしないで、適切な治療を受けて下さい。


担当者がしっかり説明さえすれば、こんなトラブルにはならなかったのに、と思うことが時々あります。
でも、そんな時にこそ、行政書士のサポートの出番があるもかもしれません。

本当に親切な担当者と何度もお話をして、ありがたかったことがあるだけに、色々な行き違いがとてもザンネンです。
あまりにも対応がひどい時は、本社の
お客様相談室日本損害保険協会へ相談されてはいかがでしょうか。


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