熱海の宿泊客はどのくらい減少したのか

 歴史教育者協議会の東海ブロック研究集会が迫ってきました。11月27日の「静岡からの問題提起」での報告の御協力に感謝いたします。
 さて、28日のテーマ「熱海の旅館と観光」に関して資料を提供します。


「熱海市の宿泊客は、どのくらい減少したのか。」


 調べ方は、熱海市統計書の宿泊客数を確認することです。ここでは、現在と過去のある時期とを比較することにします。熱海市立図書館が所有する最も古い熱海市統計書は、昭和45年です。19ページからの引用です。


     【ホテル・旅館および寮・保養所の利用状況】
昭和43年 ホテル・旅館の宿泊客  4541548人(約454万人)
(68年)   寮・保養所の宿泊客    735202人(約 73万人)
         宿泊客の合計      5276750人(約527万人)
昭和44年 ホテル・旅館の宿泊客  4552068人(約455万人)
(69年)   寮・保養所の宿泊客    763000人(約 76万人)
         宿泊客の合計      5315068人(約531万人)

 500万人を越えていました。では、最近の宿泊客数は?熱海市統計書(平成8年)49ページから引用します。


 【宿泊人員】
平成 7年 温泉旅館        2672805人(約267万人)
(95年) 普通旅館(民宿を含む)   90214人(約  9万人)
        寮・保養所        584308人(約 58万人)
       宿泊客の合計      3347327人(約334万人)


 500万人から300万人へ。平成3〜7年も、447万人から334万人へ確実に減少しています。ちなみに、昭和40年は熱海市の人口が最も多い年で、
54540人(国勢調査)でした。それ以後、熱海市の人口は減少を続けます。
 熱海市がこれから観光地として生き残るためには、どのような展望をもてばいいのでしょうか。

(1999年10月24日 熱海市立泉小学校 茶田敏明)