100万ヒット記念企画
紙屋研究所は「Yahoo!知恵袋」で2月26日までにBA率40%を獲得できませんでした



こちらのつづきです。

 というわけで08年2月26日の午後11時59分をこえました。
 紙屋研究所100万ヒット記念として、Yahoo!知恵袋の恋愛・人間関係相談カテでベストアンサー率40%を越える!という企画をやっておったわけですが、その結果は……。

 といいたいところですが、まだ「回答受付」中のものが4つ、「投票受付」中のものが2つ残っており、最終結果は出ません。

 しかし、この6つがすべてベストアンサーだったとしてもベストアンサー率は40%に届かないことがすでにわかっています。ちなみに現時点では29%です。

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 完全に失敗しました。

 おかしいなあ。
 いや、前にも申し上げましたが、他のIDでやっているやつはベストアンサー率60%なんですよ! これ以外のカテでやっているんですけどね。
 一体敗因はなんでしょうか。

 実は次のようなメールをほぼ同じ日にもらいました。3つほどご紹介させていただきます。


【Kさんからのメール】

 なかなか苦戦されているようでつね。いや実際問題善戦なのか苦戦なのかは分からないのだが。

 ざっと見てみての印象で申し訳ないのだけど、恋愛関係の相談事って、特にネットの場合、状況を客観的に見て、状況を打開する上で適切かつ現実的と思われる選択肢を提示する、という回答(つまり紙屋くんの基本的な回答姿勢)は、あまり人気がないように思う。どっちかというと「男ってそんなもんだよ」とか「あなたは遊ばれているだけだよ」という、回答というよりは相談者を安心させる(不安や葛藤を一方向に傾けさせる)断言や、「借金を背負っている男は経済観念がないのだからやめておけ!」的に決断を肩代わりするような決めつけの方がベストアンサーに選ばれる傾向があるような気がする。

 象徴的なのが上にも書いた「相手の男が借金をしているのだが・・・」という回答に対する反応で、僕的には紙屋くんの「そういうのもアリでしょ?」という回答が、非常に状況打開的で、かつ個人的にもいたく共感したのだが(というのは僕もそういう形でしばらくカードローンを背負っていたことがあるもので)、たいていの人は「借金をする男なんて経済観念のない男で、あなたを不幸にするだけだからやめておけ」というもので、しかもそちらの方に質問者はベストアンサーをつけていた(おそらくは質問者自身が問題の解決と言うよりは彼氏に対する漠然とした不安・不信を言語化したかったのだと思うが)。

 そういう意味では、メールのタイトルにも書いたけれど、やはり状況を具体的に打開するための相談というよりは(中にはそういう相談もあるのだろうけど)、自分の揺れている思いや、すでにある答えを、相手の人に言ってほしいということでの相談の方が多かったりするのだろうなあと、思った次第。
 もうまもなく結果が出るわけですが、何とか健闘を祈りまつ。


【Sさんからのメール】

 人生相談のご苦闘ぶりには頭が下がります。
 ベストアンサーに選ばれても然るべき、なのに選ばれない事例がいくつか見受けられます。

 その理由として推察するに、質問者は、適切な解決策を求めているのではなく、回答者の自分に対する共感を求めている場合が多い。紙屋アンサーは妥当だが、冷静・第三者的に響く。エキスパートシステムとかプロトコル的に処理されてる感じがするかも。

 逆に「ぼくKYっていわれるんですが」などは言ってほしい甘い回答だとベストアンサーに選ばれるということがあるかもしれません。
あと、とあるホームページの「企画」の対象になっていることに気づかれて敬遠されている可能性も否定できませんね。

【Gさんからのメール】

 30代後半の男性です。いつも楽しくHP見させていただいています。

 突然で恐縮ですが、100万回HIT企画について、ベストアンサー40%以上は、おそらく無理でしょう。マルクス主義者の恋愛論は、あまり面白くありません。

 正論過ぎるのです。

 真摯に考えた結果、回答が正論になってしまう、ということは非常に良く分かります。しかし私自身の経験であったことですが、恋愛などで、誰かにすがりつきたい気持で相談してくる人に向かって正論じみたことを言うと、「そんなこと分かってるのよ」と返されてしまいます。私から見ても、紙屋さんの回答はベストアンサーではありませんでした。ただ借金がある彼氏との結婚に迷っている人への回答は、私から見るとベストでした。おそらく恋愛そのものに関する相談ではなかったからでしょう。

 より本質に近づこうとすればするほど相手の望んでいる回答から遠のいてしまう、のではないでしょうか。

 お前ら似過ぎ。
 同じ人がメールくれたのかと思いました。
 というか、ぼくの回答姿勢がそれほど目に余るものだったということでしょう。
 共通しているのは、「回答者は自分のしてほしい回答を求めているのに、紙屋はいわゆる「正論」で応えてしまっている」ということでしょうか。例として「借金がある彼氏との結婚をまよっている」という質問への回答が複数の人からあげられているのも、びっくりしました。

 たとえば「心の浮気・・・体だけの関係のほうがまだマシです。夫にはまだ問い詰めていません。やめさせるにはどうしたらいいでしょうか」という質問ですが、ベストアンサーに選ばれたものは、

悪いのは旦那だ・・・
でもお願いしたいのは、出産前よりもっと体を抱かせてくれ。
男とはそんな生き物だと思う。
俺が旦那だったら狂うほどお前さんを抱かせて欲しいと思う。
抱かせてもらえないから他所に行って喰って帰ってくる。(心も体も)
馬鹿げたことだけどそれが真実だと思うぞ。

とかいう感じのもので、これじゃあただの現状追認で、「やめさせるにはどうしたらいいでしょうか」という答えになっていないじゃねーか、いや、質問者はダンナとはセックスする気にならないって言っているのになんだこの回答は、と思うんですが、これが次のような質問者のコメントとともにベストアンサーに選ばれてしまうのですな。

アドバイスありがとうございました。
やっぱり男の人ってそういうものですよね・・・
理解できるとは言いたくないですが、やはりそれが真実なんでしょうね。
とりあえず浮気のことは置いておいて、自分の悪かったところを夫に謝まり、今の気持ちを伝えることから始めようと思います。
ここで相談することによって、少し冷静になれました。
ありがとうございました。

 なななななんじゃそりゃー。
 そもそもベストアンサーをもらった回答は、「自分の悪かったところを夫に謝まり、今の気持ちを伝える」というものでもなんでもないと思うのだが、なぜかこういう言い回しが質問者に「自分の悪かったところを夫に謝まり、今の気持ちを伝える」という気持ちを引き出させたわけなのですな。
 ぼくがこういう機微が理解できないあたりが、「マルクス主義者の恋愛論は、あまり面白くありません」なんて言われてしまう原因なのでしょう。くそっ。
 2つしか回答がないのに、わざわざ自分の回答がはずされるというのが非常に多い。
 ちなみにアクセス解析がぼくのサイトにはついていますので、Yahoo!知恵袋から来ている人は少ないことが確認されています。ゆえに、Sさんのメールにあったような「ホームページの『企画』の対象になっていることに気づかれて敬遠されている可能性」はまずないと思います。つまり純粋に回答が嫌われているのです(書いていて悲しくなる)。

 さらに不可解なのは、質問者がベストアンサーをつけずに放置し、投票によってベストアンサーが選ばれるという方式になっているものもいくつかあるのですが、それにおいてもベストアンサーを得られていないということです。
 たとえばこの「ミクシィで会った女の子と会うときにおすすめの場所は?」っていう質問で、これも2つしか回答がないのに、ぼくの回答は落選しています。ベストアンサーに決まった方は問いの核心部分にほとんど答えていないと思うんですが!?

 あと、「学校の人に好かれること教えてください」っていう質問のベストアンサーも投票なんですが、これなんかに至っては、ベストアンサーに選ばれた回答は逆質問してるだけじゃないですか!? ヌッコロスぞ、ゴルァ!

 わかりました。これはぼくの企画を破滅させようとする陰謀なのです。
 それですべて合点がいきます。
 そうです。陰謀です。
 むろん、ボーイングがビルにつっこんだのも、冷凍ギョーザにメタミドホスが入っているのも、三浦容疑者がいまごろ米国で逮捕されるのもすべて陰謀です。

 黒幕は猫目、謎をとく鍵は金沢市はざま交差点、ってことでアレしてください。






2008.2.27記
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