有事3法成立後どうするか&マンガはその後使えるか

 有事3法が残念ながら成立してしまいました。

 しかし、これはあくまで「基本法」的なもので、この有事法制というのはプログラム法なのです。つまり、これからこの3法にあわせて具体的な法律をつくっていったり、いまある法律を変えていく作業をして、ぼう大な「有事のための法体系」をつくりあげていくことになります。

 わたしがいちばん心配している「米軍支援のための法制」も、これからつくられていくことになります。政府の予定では2005年ぐらいまでかけてつくろうとしています。

 つまり有事法制が「具体化」されていくのを認めるかどうかというのは、「こんご」にかかわってきます。

 また、じっさいに「有事法制」が発動するかどうかも、こんごのわたしたちの声のあげかたしだいです。「発動するな」の声が大きければ単純に発動することはできません。わたしは、政府はほんらいイラク戦争にさいして「周辺事態」ということをいえばガイドライン法を発動させることは論理的にはできたとおもうのですが、それが世論とのかかわりで、できなかったとおもうのです。とにかくイラク戦争支持だけで非難はごうごうでしたし、有事法制だって「日本の有事にかかわるハナシだから」といって、やっとごまかしたくらいですから。

 有事法制をめぐる賛成/反対の意思表示と運動は、まだおわっていないのです。

 わたしのマンガも、有事法制のなんたるかをしめすうえでは十分につかえるものです。ひきつづきお使いになってください。(2003.7.6記)



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有事7法案の成立以後について

 有事法制の本質がかわったわけでも、危険性がいささかも減じたわけでもなく、ひきつづき私の漫画は有事法制の本質を知っていただくうえで、お使いいただけるものです。また、運動の方向として、今後国民保護法制などを地方自治体で具体化する日程が始まります。「身近な(米国の)戦争への動員」という過程はむしろここからはじまります。ひきつづきお使いください。(2004.10.1記)