公的書類における元号の使用と、
乳幼児医療費無料なのに容器代をとられた件






 えーっと、以下、読み物ではありますが、基本は通知名と答弁をメモするためのものですのでみなさん、あまり気になさらず。



元号以外での官公庁書類の受理

 またこの種のトラブル。
 印鑑登録のための書類を区役所に出したら、欠けた印鑑だったりしたので、直すよう指示され直した。
 ただそのうちの区側の修正要求の一つで、
「おそれいりますが元号でお願いします」
と言われたので、
「私、元号で出したくありません」とぼくが言うと、
「元号でないと受理できません」と返事。
「できるはずですのでここで判断せず課長などに相談してください」
とのべると、後ろにひっこんで相談。
「お待たせいたしました。これで受理させていただきます」

 帰りがけに政府答弁はどうだったかが気になったので、議事録を検索した。

「いかなる意味におきましても元号の使用を強制するということは考えていないわけでございます」(1979年4月19日衆院内閣委員会、大平正芳首相の答弁)

「公の機関において今後とも現在のように原則として元号によって年を表示することになりますので、一般国民の公の機関に提出する申請書でございまするとか届け出書でございまするとかいうものにつきましては、公の機関における統一的な事務処理のため、元号の使用について協力をしていただきたいと考えております。ただ、西暦でどうしても記入して手続をしたいと言われる方については、西暦で受理するということになると思うわけでございます」(1979年3月16日衆議院本会議、三原朝雄総理府総務長官の答弁)

 今後、プリントアウトして持っていくことにする。





乳幼児医療費無料なのになぜ容器代50円

 福岡市は最近乳幼児医療費が完全無料になった(就学前まで)。前は「初診」は自己負担を求められていた。
 娘がカゼをひいたので、近所の医者にみてもらったのだが、薬局で「容器代50円です」と言われた。
 
「え、乳幼児医療費は無料じゃないんですか」
「容器には保険が適用されないんです」

 容器はプラスチック製のシロップ入れで、フタがスポイトがなっている。少し変わってはいるが、そんなに特殊なものだろうか。どうも釈然としなかったが、50円払う。
 しかし、おかしいではないか。
 たとえば錠剤は保険適用されるが、包装紙は費用負担が生じる、などというのは聞いたことがない。
 なんだか不満が残ったので、福岡市の保健福祉局に電話。担当の人は細かい話なので調べてみますといい、あとで電話があった。

「厚生労働省の2006年3月6日の通知で、文書番号は保医発0306001号、文書名が『診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について』、こちらに容器の負担についての規定がございます」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/dl/tp0314-1b01.pdf

 そこにはこうある。

「投薬時における薬剤の容器は、原則として保険医療機関から患者へ貸与するものとする。なお、患者が希望する場合には、患者にその実費負担を求めて容器を交付できるが、患者が当該容器を返還した場合には、当該容器本体部分が再使用できるものについて当該実費を返還しなければならない」
「再使用できない薬剤の容器については、患者に容器代金を負担させることは認められない」

 つまり、再使用できない容器は負担をさせてはいけない、再使用できるものはリターンすればお金は返す、ということなのだ。スポイトつきシロップ入れをもっていけば、50円返してくれるということである。
 しかしもう捨ててしまった。
 くそ、早く電話しておけばよかった。
 いや50円が惜しいというよりも、「だまされた自分」みたいな感じでくやしいわけだ。
 薬局の正しい対応としては、「容器をお返しいただけば50円はお戻しします」とぼくに言うべきだったのである。しかし、他人の赤ちゃんが使用したプラスチックの容器を本当にまた使うのか。エコ的にはいいことなんだろうが、医療廃棄物になるんじゃねーの?
 いや、単に薬局が細かくゼニを稼いでいるっていうだけか。不当に。

 これは乳幼児医療費だけの問題に限定されない。みなさんも、薬局の領収書をみて「容器代」と書いてあったら、リターンできるかどうか、聞いてみよう。できないと言われたら、負担を求めるのはおかしいのだ。







2008.2.19感想記
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