お前ら増税されてんのに何笑ってんの?
――福岡市「みんなの市税ダイジェスト版」のこと




 福岡市から税金についてお知らせ(「みんなの市税ダイジェスト版」06.12.15)。
 http://www.city.fukuoka.jp/download/1591053111527.pdf (1.3MB/PDF)


 1面はまずドデカく、「所得税+住民税」の図。「〈所得税+住民税〉の税負担は変わりません」。住民税が上がるけど、所得税が下がるから増税じゃないのよ、気にしないでね(はぁと)、という通知なんだが、定率減税の廃止とかがあって、結局増税になるのである。結論は増税なのに、なんでこんなに「増税じゃないよ」というところだけが強調されるのか。サギみたいなもんではないか。
 市民からみりゃ、税源移譲の部分が中立だとかそんなことは関係ない。要は自分の払う税金が増えるか減るかどっちなんだということを心配しているのに、行政実務的関心を押しつけられたあげく、自分のカネが収奪されることを隠されておるのだ。

 いや、この広報を見てくれよ。

 こいつ↓なんか、定率減税が廃止されるっていうのに、心の底からニコニコしているだろう?




 そしてページをめくると、税制改定後のシュミレーションがケースごとに載っているんだけど、どいつこいつもニコニコしている。おいおい、お前増税されてんじゃん! なに家族で大笑いしてんの!



 この人たちは「納税は国民の義務だし!」と考えて、多けりゃ多いほどお国のために役立って良かった! とか思ってんだろうな。
 あるいは、お前らがツメに火をともすようにして納めた税金が、税金投入をうけた挙げ句に史上空前のもうけをあげているメガバンクが納めた法人税(ゼロ)よりもはるかに多いなんてこと知らないんじゃないのかな。

 そんなにカネ払うのが楽しいなら、俺にも少しくれ。





2007.1.31記
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