2.水分補給

  体成分のアンバランスは腎臓で再吸収や排泄により調整されます。水分の場合も同様ですが、

発汗で失われる量が多くなると腎臓で調節がきかないほど不足します。

 スポーツ時に体重の3%に相当する水分を失えば筋運動能力が低下するといわれています。それと同時に各種ミネラルやビタミンBなども失われ、それぞれの機能が低下します。

 水分は1日の尿量が少なくとも900mlを越えるよう補給します。

発汗で失われる栄養素を見直しましょう!       

     鯉のぼりのシーズンまでは好調

その後の暑いシーズンに競技成績がかんばしくないと思う場合は、発汗で失われる栄養素を補給してみましょう。      

             

  

1リットルで失われる量・・・・・・カルシウム(ア.    )mg

                 ・・・・・・ナトリウム(イ.    )g

                               ・・・・・・鉄(ウ.    )mg  鉄は吸収率10%なので注意しましょう   

               ビタミンBも失われます。

   鉄やビタミンB不足では、エネルギーができません。

   カルシウム不足は筋肉の動きを妨げます。

   ナトリウム不足はからだに必要な水分バランスを保てませんし、カリウムの排泄が

  妨げられ高カリウム血症となり、脱力感、頭痛、めまい、食欲不振、悪心、嘔吐など

  のおそれがあります。   解答 ア.50  イ.2.87  ウ.0.5(吸収率を考慮して5mgとる)


13.サプリメントの考え方・・・バランスがとれた食事+量・期間とも必要最小限


  子どもが私に「サプリメントなんだけど...筋肉づくりに最適なアミノ酸配合のプロテインという

 のがあるから買うよ」と言いました。「あんたのお小遣いで買えるのね」と返事をしました。

 経済が第一ですよ。母親としては子どもの成長と健康を願って、必死で家計いっぱいぎりぎり

 で食事を整えているのですから。


     翌日、彼は本当に大きな缶入りの「筋肉づくりプロテイン」を抱えて帰ってきました。 
 

 筋肉づくりに最適なアミノ酸配合のプロテインは、理論としては納得できる勝れた

 サプリメントです。しかし、母親として「怖いなあー」という実感もあるのです。加工度が

 高いものを長期間継続して食べ続け、過剰摂取の害や人工的な刺激を消化器など

 に継続して与え、病気を誘発しないかと心配なのです。


  でも様子を見ることにしました。幸い三日坊主より少し続いて、関心が薄らいだようです。    

 あくまでも「バランスがとれた日常食+スポーツ栄養食」です。これでまだ不足する

 ときのサプリメントだと思います。特に成長期では、本来の食事をおろそかにしてサプ

 リメントに頼っても効果は期待できません。効果を上げるための材料が不足しているからです。



           −−適切な食事をしてなお不足するとき利用しましょう−−


  広島国体開催時の献立委員として、3500kcalの献立を立てましたがビタミンやミネラルは、

 食事で十分とれました。バランスがとれた献立であれば、サプリメントは不用ということです。


  イタリアプロ選手の食事7000kcalではさすがに食品だけでは不足でした。

 しかし、おいしくたっぷり自然の食材で7000kcal 食べていました。適量のビタミン剤 特に

 B群を補給していました。


                 自分の体重や体調、競技成績から判断して賢く利用しましょう