準耐火構造とは

ホームに戻る    木造3階建てに戻る      軽量鉄骨の家に戻る

準耐火構造の建物とは火災が起こった場合建物が45分又は1時間崩壊せずに建ち続けることです。

準耐火構造には「イ準耐」と「ロ準耐」があります。

ロ準耐火構造は準耐火構造が制定される前は「簡易耐火構造」と言われたものです。

イ準耐火構造には次の二つがあります。


イ-1:一時間準耐火構造

  主要構造部(壁、柱、梁、床)を告示又は個別認定で決められた一時間準耐火構造とする。

  屋根、階段は30分準耐火構造

木造3階建て住宅(木3共の仕様)は上記の仕様に避難上有効はバルコニーを各戸に設ける。

3階各住戸に屋外道路から進入できる開口部を設ける。

建物周囲に3m以上の通路を設ける等で都心部等では非現実的です。

最近では木造でも耐火構造に認定された仕様があるようですので木造3階以上の共同住宅はそれを利用した方が良いと思います。


イ-2:45分準耐火構造  

 主要構造部(壁、柱、梁、床)を告示又は個別認定で決められた45分準耐火構造とする。

  屋根、階段は30分準耐火構造

壁は耐力壁と非耐力壁では違います。

屋根はその直下の天井や軒裏にも規定が及びます。

2階3階の床はその直下の天井も規定されています。

1階の床については規定がありません。

外部に木材を表すにはこちら


ロ準耐火構造には次の二つがあります。

ロ準耐-1

外壁を自立するコンクリート等の耐火構造の壁としたもの


ロ準耐-2

主要構造部を不燃材料としたもの


上記何れも延焼のおそれのある部分の開口部は防火戸になります。

使用する具体的な材料

耐火構造:平成12年5月30日(その後2回改正)の建設省告示第1399号「耐火構造の構造方法を定める件」

準耐火構造:平成12年5月24日(その後5回改正)の建設省告示第1358号「準耐火構造の構造方法を定める件」

防火構造:平成12年5月24日(その後5回改正)の建設省告示第1359号「防火構造の構造方法を定める件」にて規定されています。

ここで定められている材料の他に個別に大臣認定を取ったものもあります。

条文を全部記載すると大変なので必要な方はご自分で参照ください。


「不燃材料を定める件」

平成12年5月30日建設省告示第1400号

改正 (い)平成16・9・29国土交通省告示第1178号

これによると以下が不燃材料です。

  1. コンクリート
  2. れんが
  3. 陶磁器タイル
  4. 繊維強化セメント板
  5. 厚さが3mm以上のガラス繊維混入セメント板
  6. 厚さが5mm以上の繊維混入ケイ酸カルシウム板
  7. 鉄鋼
  8. アルミニュウム
  9. 金属板
  10. ガラス
  11. モルタル
  12. しっくい
  13. 厚さ12mm以上のせっこうボード(ボード用原紙の厚さが0.6mm以下のものに限る)
  14. ロックウール
  15. グラスウール板

これ以外は個別に認定を取ったものになります。


ホームに戻る    木造3階建てに戻る    軽量鉄骨の家に戻る