「住い造り」の計画

西澤一級建築士事務所


間違いの少ない「住い造り」をするために設計者や施工者を決める前に何を考えれば良いのでしょうか。

まずは予算です。自己資金はいくらまで用意できるのかまたいくら借り入れができるのか、親から援助があるのか等の予算計画を立てましょう。

面倒でも必ず人任せにしないで自分でしましょう。住宅業者の営業マンなどに頼むと大変親切してくれます。

彼らはそれも仕事の一部です。住宅が完成して代金を貰えばよいのです。

しかし施主はそれから長い住宅ローンとの戦いが始まります。

現在は金利は低いと言ってもサラリーマンが定年まで勤めることができるかどうか判らないご時世です。

充分に余裕を持った返済計画を立てることです。余裕があれば金利の低い貯蓄などせずに前倒し返済をした方が後で楽になります。

次はこれから造る住宅に対して同居する人の希望を全て書き出します。

どんな些細なことも考えられる限りの要望です。

その中から絶対に必要なもの・できれば欲しいもの・無くても良いもの等にランク分けしておきます。

家具なども引き続き使用するものと処分するものなどを決めておきましょう。

大事なことは予算に余裕の無いときは不要なものは造らないことです。

将来生まれるであろう子供のためにこども部屋を造るようなことです。

また30代で住み良かった家が50代で住み良いとは言えないのです。

私の経験では50代に入ると身体のあちこちが壊れていくような感じです。特に若い時に無茶をした者は特にそうです。

従って将来の生活環境や身体の変化及び家族構成の変化に対応するためにはその時になって

必要なものが造れる下地を用意しておくと良いでしょう。

住宅も年代に合わせてその都度変化できれば良いと思います。

又、造り付けの家具はかなりのコストアップの要因です。

家具工事でなく大工工事でやってもらうと多少安いようですが自分でできるようであればその方がもっと良いでしょう。

このようなことなどをまとめて設計に入るとより良い打ち合わせができるでしょう。

設計に入ると希望が全て叶うことはありません。法規をはじめとするさまざまさ制限がでてきます。

今までの「夢」から「現実」を見せられそれに対処することになります。夢から覚めて現実を知ってもがっかりしないでその中から新たな夢を見つけて実現してください。

そのためのお手伝いは設計事務所がします。「足りることを知り」少し引く勇気も大切です。

 喰う・寝るところに住むところ、住宅は人間の生活には大変大事なものですがそれを造ることが人生の目的ではないでしょう。

人生の半ばから後半にかけて住宅ローンのために苦しむことないよう無理の無い予算計画を立ててください。

西澤一級建築士事務所

TEL:03-3322-9200

FAX:03-3322-6655

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