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『本当にあった話』

全部実話です。

奥さん豹変

火事の現場で営業

水道からガスが

真夏に暖房

バルコニ−落下

@奥さん豹変事件
20年近く前のことです。ある会社の社長から自宅の設計依頼がありました。ただ当分は奥さんに内緒で話を進めたい

ということでした。そのため敷地の測量もしないで資料として頂いた土地の図面でプランを作ることになりいくつかの

プランを作成し何回かの打ち合わせをして2〜3通りのプランに絞られてきましたのでこれからは奥さんに内緒という訳

にはいかないので社長の方から説明をしていただくことになりました。

数日後連絡があり話がついたので来て欲しいとのことなのでお伺いをし、奥さん同席で打ち合わせが始まりましたが、

奥さんはまだ反対のようでその場で夫婦喧嘩が始まったのです。奥さんはものすごい剣幕で反対をしています。

どうすることもできないのでしばらく奥さんの主張を聞いていました。どうも奥さんは新築後社長が死んだ場合自分で

ロ−ンを払うのは嫌だと言うのが反対の理由でした。

そこで万が一そのようなことがおきても保証のために生命保険に入るので奥さんに負担はかからないことを説明しました。

そのとたんです「あら、そうなの。」と一言仰るや今まで見向きもしなかったテ-ブルの上にでていたプランを手にして積極的

プランの検討を始めだしたのです。その豹変ぶりにはあきれるやらおかしいやら本当にびっくりでした。

その後は奥さん中心で話が進んでいき無事に全て完了したました。

A火事の現場で仕事をとる
昭和40年代の建築ブ−ムの頃です。ある住宅メ−カ−の新築現場で解体工事を行っていました。その頃は環境問題も

厳しくなく小さな木屑は現場燃やしていたようです。その現場でもそのようにしていたらしいのですが、やや燃やしすぎて

隣の家まで燃やしてしまったのです。消防車が何台も出動する騒ぎなりました。

その現場の営業担当は私の知り合いで当時40代だったと思いますが、翌日から隣近所にお詫び参りの毎日だったよう

です。全く逃げることなく毎日のようにお詫び参りを続けていたところその人柄に惚れた隣の人からその家の建替えの

仕事を頂いたのです。それを皮切りの隣近所5〜6件の新築の依頼があったのです。「災い転じて福をなす。」の見本の

ような話で当時はまだ人々の心もおおらかだったのです。

B水道管からガスが
これは昭和40年代前半で当時私は学生だったので後に聞いた話です。ある住宅メ−カ−での話です。当時は営業しなくて

も向こうから仕事が飛び込んでくるという今では考えられないうらやましい時代だったようです。

そんな忙しい中住宅が完成し竣工検査の時水道栓をひねったらガスがでたそうです。今では信じられないことですが、

複数の人から同じ話を聞いたのでどうも本当にあった話らしいのです。

C真夏に暖房
私がまだ20代後半で設計と監理を担当した地上7階地下2階のある会社の自社ビルの現場で起きたことです。

工事が完了して引き渡したところまでは何事もなかったのですが、真夏の盛りにお得意さんを招待してお披露目パ−ティ−

を行うことになったのですが、その何日か前ころから冷房の効きが悪くなりはじめたのです。

施工した建設会社と設備業者に点検を頼んだのですが、どうしても原因が解らないのです。お披露目の日は暑い日で最悪

状態になりました。冷房も暖房もガスを使用したもので屋上にユニットになっている機器を設置して行うものです。

原因はそのユニットに組み込まれているガスバ−ナ−がその地域のガスに合ってないものだったのです。

そのため燃焼し過ぎて臭化リチウムだかが昇華して回路を塞ぎ冷房回路が暖房回路に変わったようです。

これはメ−カ−の工場から搬入される機器なのでメ−カ-のほうでチェックしない限り現場では気がつきにくいものだったの

です。直にバ−ナ−を取り替えると空調は設計通りの機能を発揮してその後は何のクレ−ムもありませんでしたが、

設計者・施工者・設備業者揃って社長室に呼ばれて大変なお叱りをいただきました。

バルコニ−落下
私の知人で10年位前に自宅を建て替えることになり、奥さんが建築雑誌をみて住宅の設計では名の知れた設計者に設計

を依頼されました。建て主の意気込みもあり当時で坪200万前後もかけたと思われる。家が出来上がり近所の人は料亭が

出来たかと勘違いしたほどでした。

ところが最近バルコニ-が落ちたそうです。きけば工事中から大工さんは危険を指摘していたそうですが設計の先生が解って

くれなかったようです。人間でいえば表面は絶世の美女で身体は「骨粗鬆症」になっているとおなじてす。

いくらすばらしいデザインでも見えない構造部分がしっかりとしていないとこのようなことがおきる可能性が高いのです。

木造住宅の場合特に1階部分に筋交などの入った耐力壁が必要量バランスよくあるかが耐震のためには大事です。

平面図をみてX方向Y方向とも筋交が偏って入っていたり立面図をみて不安定な感じを受ける場合は耐震的に問題がある

場合が多いので設計者にどのように考えているのか聞いてみましょう。

設計者はデザインの奇抜さだけでなく木造の構造にも詳しい人を選びましょう。

 
 
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