●2005年5月6日〜7月30日
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  「と ん ぼ」

  
今日は特別に暑い1日でした。
  それなのにそれなのにです。朝今年初めてのとんぼでした。
  7月30日、これはいつもと比べるとどうなのでしょう。

  まだまだ真夏、そう思っていたのでちょっとした驚きでした。

  時のうつろいを自然から教えられるのは悪くありません。
  目の前やあしもとだけをみつめながら日々を過ごしていると 
  こんなふうに目をみひらくときがままありますね。
  もっとゆっくり、もっとゆったりといわれているように思います。
  自然は背中をそっと押してくれたり、すそをちょっとひいてくれたり
  するんですね。
  立ち止まって少し考えなさいということなのかもしれません。

  朝一匹だったとんぼが(とんぼは一匹でいいのかしら)夕方の散歩では
  数え切れないほどの数でした。
  これからはたくさんのとんぼが夕焼けの空をかざるのでしょう。

  05.07.30


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  仲間に入っておしゃべりしたい


  「あっという間に」

  お店の前のたくさんの鉢植えや少しばかりの野菜畑に気をとられていたら
  あっという間に時間がたって気がついたら7月ももうすぐ終わり。
  子供たちはいつのまにか夏休みに入っているし、もう台風もやってくるという。

  堤防が日々変わっていくのをのんびり楽しんでいる場合じゃないと
  遅ればせながら気がついてあわててキーをたたいています。

  でも、毎日見ていても本当に飽きることがない。
  あのラベンダー畑にも劣らないと信じています。
  緑は不思議な色でどんどんその明度を変えていって
  かさなりあってもとけあうことはありません。
  そんな緑にさまざまな花がいろどりをそえます。
  アカシアのあとはアジュガの花が紫のまさったピンクのじゅうたんに
  そのあとはあちこちでヒメジョオンの白い花とピンクのクローバー
  野生のマーガレットの白い花やコンフリーの紫の花。

  この辺で一度みじかく刈り込まれました。
  あのときの青いにおいも捨てがたい。ももの素足がうらやましい
  と思ったときでした。

  そして今は西洋タンポポが花盛り。朝の散歩のときは鮮やかの黄色の
  海をこいでいって、夕方は茜色にに染まった綿帽子の中をあるく。
  月見草もさきはじめています。

  家に戻って色とりどりの鉢植えの花にたっぷりとお水をやって
  今日の私の外の活動は終わり。そんなふうに時間が流れていたのです。

  北海道はいいなあとまたつくづく思ってしまいますね。
  いろいろな事が毎日起こるけれどこんなひと時があれば
  明日も頑張れるとおもうのです。

  05.07.26


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  どうしてこんなに美しい


  「さわやかさ」

  今堤防は、ニセアカシアの香りと刈った青い草のにおいと初夏の風、
  さわやかさを全部集めたようでとてもすばらしい。

  さわやかさを感じさせるものといえば、女性より男性の方に多いように
  思います。とりわけ青少年とよばれるほんのみじかいあいだの男性。

  もちろんこれは偏見に満ちた暴論でありますけれど、このさわやかさのうらには
  恥ずかしさとか照れくささというものが隠れているように思います。
  その状況をはやくすましてしまいたいという心理がさわやかさを演出
  するのではないかと。

  またさわやかさは俗にいう「品性」にも関わっていて、下品なものには
  さわやかさは認められない。だからさわやかな青少年は品がいい。
  そういう論法は飛躍しすぎでしょうか?

  通り過ぎてしまってからわかる人生の中のほんのみじかい時間。
  気がついていないからこそ演出されるさわやかさ。
  貴重ですよね。

  そういえばありましたよね。…青春時代の真中は道に迷って…
  なつかしい、なつかしい。
  皮肉なものです。そんな大事なものなのにそのときにははやく
  おとなになりたくてじたばたしているなんて。
  逆戻りは決してない事なのに。

  やっぱり今日を大事にしなくっちゃ。
  明日よりは今日のほうが若いのだから。

  05.06.20


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  何かのCFかしら


  「こたえられますか?」

  あなたが今一番欲しいものは何ですか?

  そうきかれてすぐこたえられますか? 
  すぐこたえられるひとが幸せなのか、しあわせだから
  こたえられないのか。


  子供の頃は簡単だったような気がします。
  今は考えるそばから手に入らないことがわかってしまって自分で
  否定したりしていませんか?
  あるいはとても難しいと諦めてしまうことが多くないですか?

  ときには夢をみる事の方がつらいとおもいはじめるのは
  どんなできごとのあとでしょう。

  でも顔を上げて前をしっかりみて歩きたいひとには
  ささやかでも夢はあった方がはげみになる。
  おおきなものでなくてもいい。昨日買った宝くじがあたりますように。  
  そんなゆめでも幸せなねむりにみちびいてくれる。
  今朝は素敵なあのひととすれ違いますように、それでも充分。

  そういう毎日が一番欲しいものかもしれませんね。

  今日もいい日でありますように。

  05.06.09


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  私も風になっていっしょに・・・


  「いつものように」

  昨日はあちこちで運動会が開催されたようです。
  まさしく運動会日和の日曜で今日は日焼けを気になさっている
  ママたちが多いかも。

  ももと散歩する堤防はちょうどパルプの煙突と反対側です。
  旭川にお住まいのかたならご存知ですよね。国道39号線沿いにある
  大きな煙突です。我が家では、食卓テーブルがある部屋の大きな窓から
  パルプの煙突を見ることが出来ます。だからももの散歩に出かける前に
  煙の流れる方向で風向きを知ることが出来、風の冷たさも予測する
  事が出来ます

  パルプ工場では念に1度機械が止まって清掃の作業をする事があります。
  そのときにはもちろん煙もとまります。
  いつも見慣れていてあがっているのがあたりまえの煙がないのlはちょっとした
  衝撃です。子供が小さいときはこどもが心配してパルプにお勤めのお家にお電話で
  お尋ねしたほどです。(だから詳しいんですけどね。)
  今年は昨日からお掃除が始まったようです。

  こんなふうに意識していなくても自分の生活の中に溶け込んでいる風景や様子は
  心の中にきちんと記憶されているものですよね。
  案外それがふるさとを思うときに出てくる景色なのかもしれません。 
  今都心に住む息子が思う旭川は青い空が背景のパルプの煙突かも
  知れません。煙付でしょうが。

  05.05.30


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  もう来年まで見られない。。


  「気持ちのいい1日」

  ぐずついた寒い日が続いていて気持ちまでめげそうになっていたけれど
  今日はとても気持ちのいい春の1日でした。

  朝はまだ少し北風が残っていたのですがいままでとは違うものでした。
  ほんのりとそしてまったりとしたいつもより密度の濃い感じがする風です。
  光の量が多いからでしょうか? 甘い風です。

  くりんくらんの店先の花も思いっきり花びらを広げていました。
  今までの分を取り戻したでしょうか?

  夕方の堤防は圧巻でした。
  こぶしと満開の桜と若い芽でけぶるようなポプラの木。
  青い空にはまだ白い月と真っ白な大雪の山々。
  それらがすべてワンショットです。
  旭川に住んでいて良かったとおもう ひとときでしたね。

  いつまでも残しておきたい風景です。

  週末はお花見の予定のが入っている方が多いのでは?
  良いお天気が続きますよう祈っています。


  05.05.20


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  きれいに咲きました。


  「いそがしい」

  いまくりんくらんは大忙しです。
  連休の後、お花の苗を仕入れに行ってきました。
  お花も、音楽やフアッションと同じように流行がありそうです。
  新しいお花がどんどん生まれてきます。
  古いお花図鑑は役に立たなくなるほどです。
  もちろん美しいものは永遠ですから、当然の如く数が多く
  なっていきます。
  毎年毎年、名前を覚えるのに頭を悩ませています。
  でも、お店の前がお花で埋まってくるのは最高の幸せ気分。

  お花とあわせて素敵な鉢やグッズが入り始めました。
  冬のあいだお休みしていた車庫の中のお店がもうすぐ再開します。
  他にはちょっとないようなお台所で便利な物も入ってくるので
  おたのしみに。お料理が楽しくなるかも。

  鉢とあわせて、ガラスのものも期待していてください。
  陽射しがどんどん強くなってくるとガラスが恋しくなってきます。
  きらきら輝く美しさは憧れの宝石のようです。
  水やお花やキャンドルなど、どれと合わせても相性ぴったりです。

  というわけで、荷を解いたりお水をやったりとてんてこまい。
  でも楽しみながらがんばっていきますね。

  27日から春のセールをひらきます。
  詳しくはお知らせの欄で。どうぞお楽しみに。

  PS・お花の仕入れなどでお休みになることがあります。
     メールやお電話で御確認ください.。

  05.05.15


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  畑の中の不思議なオブジェ


  「美しい朝」

  今朝は連休の後のせいか、山々がずいぶん近くに感じられた朝でした。
  車が少なかったので空気が澄んでいたのでしょうか?
  風は、まだ雪の上を越えてきているのでしょう、とても冷たく堤防を行く
  自転車の高校生が寒そうです。

  そんな春の空を.鷲が上昇気流に乗ってゆっくりと旋回しています。
  雪解けで水かさの増した川には鴨の親子がえさをついばんでします。

  
川岸は柳が淡い緑に染まりつつあります。
  それで、川岸全体が薄緑にけぶっているように見えます。


  
パルプの煙突にはまだこいのぼりが泳いでいてうすあおいそらに
  鮮やかないろを添えています。

  いつまでも心に残りそうな春の朝の風景。

  平和ということばを意識した朝です。

  なぜいま九条をさわるひつようがあるのでしょう。
  平和をうたいきっている条文をなぜかえようとするのでしょう。
  素直に、シンプルにかんがえてはいけないのでしょうか?

  とても美しい朝にそんな事をかんがえたのでした。

  05.05.06


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  みて、みて、春でしょ。
  part.2