町田美術工房

FRP製品の修理

当社では、他社様御製造のFRP製品(什器物)の修理、修繕も致しております。

修理・修繕は基本的には当社工場にお持ちいただき作業をする流れとなっております。(修繕箇所が写真等の資料以上に損傷が激しい場合他、野外の設置物等他の天候等によって作業等がが中断されるのを防ぐためであります)

当社工場にお持ちいただいたFRPの什器です。最初、写真等の資料では判断出来なかった修理箇所、及び劣化等での破損を確認しました。製造から10年以上の製品であり、また野外設置品であるため汚れも相当ひどく、まず清掃を行い、修理箇所を確認していきます。


まず当社工場にお持ちいただいた製品を細かい所まで清掃し、乾燥後のちに修繕作業にかかります。下記写真は破損した場所の修正、及び補強を施しているところです。また補強中に中の骨組み(鉄骨)が腐食していたため、腐食場所を取り出し、新たに補強物(鉄骨)を埋め込む作業をしました。



上記の写真の本体の修正を行ってから本体正面の塗装に入ります。場合によりましてはこちらのほうが時間がかかる場合があります。下記1枚目は上記製品の塗装修正の写真です。同じ塗料を使用しても、経年劣化により多少色合いは違いますのでそれを合わせながら塗装を行います。塗装後は、トップコート(塗装保護膜)処理をしてお客様に製品のご返却を行います。下記2枚目3枚目の「フロッグホッパー」は塗装修正、トップコート補正を行った製品です。新品同様となりました。


以上の延べましたものが大まかなFRP製品の修理・修繕の流れですが、作業自体にはおおよそ2週間から2週間以上かかることもございます。事前に写真等の資料、現場視察などのご相談をお早めにお勧めいたしております。また、視察等、資料他ではどうしてもわからないところが破損している場合がございます。その時はこちらからご相談させていただきますが、お見積もりが変化することがございます。ご了承ください。
(上記写真資料は、東京都内の遊園地のFRP製品です。一例として挙げさせていただきました。)




-TOPへ-

町田美術工房


 matidabijyutu@aol.com

FRPとは?
FRPは[fiberglass reinforced plastics]の略で繊維強化プラスチックことを指します。おもにガラス繊維を補強材として埋め込んだ合成樹脂複合材料です。 軽く、そして機械的強度・耐食性・成形性にすぐれます。よく身近なもので知られるものには、小型船舶の船体、航空機の機材・浴槽などに使われます。