COMIC ALLEY  80's Avenue
 管理者が過去商業誌に描いた漫画作品の扉絵を集めたページです。

Lastupdate:2012/01/15
各作品解説は下へ。


【Commentary】
管理者は青年期、商業誌で漫画を描いていた季節がございました。
このまま作品原稿を死蔵してしまうよりは〜と、今回一部公開に踏み切ったわけです。
見ず知らずの作品ばかりでございましょうが、多少なりとも楽しんで戴ければ、
これら原稿も本望でありましょう。


● 主に読切り作品、シリーズ集中連載がメインでした。
見せ場で見開頁を多用しますが、スライドショー形式にサイズがそぐわない為、割愛します。

【注意】 無断複写・転載・二次使用等の行為は一切禁止です。

 ■ 見廻組始末記  30P
    投稿作品 

    【Commentary】
    初の投稿作品でもう無我夢中。
    割り箸ペンって何?
    今思うに、そりゃあもうおそろしい世界でした。
 ■ 過激な淑女  30P
    投稿作品

    (原稿が散逸した関係で掲載不可)


    【Commentary】

    二度目の投稿作品でした。
    墨汁ってのはなかなか乾きませんね。
    炬燵の中で乾かした高校時代の遠い記憶。
 ■ 錆びた翼  30P
    投稿作品

    【Commentary】

    二度目の投稿作品でした。
    現在ボクが描く翼翅翔女の潜在的原形かと。。
    ダークな作品世界でしたが、単にベタ処理が多いだけ。
 ■ 見返り美人 1984. 30P
    第4回少年KING新人漫画賞佳作入賞作品 

   【catch phrase】
    ED:
振り向くと、一幅の絵!

    【Commentary】

    もう正視不可です。変な汗が滲みます。
    織姫さんと奨くんのキャラ関係って、
    今思うに999の図式みたいなんだよなあ。
    メカを描くのが好きだったので、当時は単に
    カーアクションを描きたかったのかも?


 ■ ラストウイングス -RAINY DAY OF OUR YOUTH-
    少年KING 1985.掲載号不明 30P

   【catch phrase】
    OP:-ロマンチック・バイオレンス-
   
逢魔が時か!?魔の一瞬からドラマは始まる・・・!!

    【Commentary】
    投稿作品:「錆びた翼」のリメイク作品になります。
    遼子、コウ、奈鈴と登場人物はほぼ同じキャラクターでした。

    同情のファンレター、沢山ありがとうございました。
 
 ■ 猟犬座宮/シリウス 1985. 30P
    少年KING エンドレスサマー増刊号

    (原稿が散逸した関係で、当時のイメージ画周辺) 

    【Commentary】

    「勢いがあっていいねえ!」と師匠筋のM先生は
    ひどくご満悦のご様子でしたが、
    内容はまるで無かったです。すいません。(陳謝)


 ■ 猟犬座宮/シリウス 1985.3号 30P
    少年KING エンドレスサマー増刊号 


    (原稿が散逸した関係で、当時のイメージ画周辺)

    【Commentary】

    初の投稿作品であった「見廻組」のメンツが
    メイン・キャラだったのでした。他はもう忘れた。

 

 ■ クワイヤーボーイズ 1986.1号 30P
    少年KING
    第1回新鋭ファイティング読切りマッチ
    エントリー作品 


    【Commentary】

    「猟犬座宮」の続編に辺ります。描き込み過ぎて
    読み辛いに加え、再生紙印刷でだいぶ潰れました。
    この頃はまだ作品内に縦目キャラも闊歩していた時代。
    ヒロイン:奈鈴ちゃんは、モモちゃんの原形。


 ■ ナイト★エンジェル 1986.3号 30P
    少年KING バイク特集増刊号

   【catch phrase】
    OP:-女だてらにゼロヨン!! 夜の天使・真波のRZVが激走!!-
    ED:-哀しい過去に別れを告げ、真波の道標なき旅は始まる-i

  【Commentary】

  バイクは好きでもないのですが、お呼びがかかってしまった。
  「ベッドシーン欲しいね」と担当記者はおでこをテカらせて言う。
  ま、まあ少年誌だからねぇ...。
  「読んでて汗かいたわ!」と女房はしっかり濡らしてたんですが...。
  ...お前ら、この漫画の一体どこに興奮するんだ!?(笑

  周囲の無様さはさて置き、この作品の軽薄さは未だに好きだ。

 ■ レザフルー(前編) 1986.21号 30P

    (原稿が散逸した関係で掲載不可)

  【Commentary】
  ここで描かれた傭兵世界がディープ過ぎて、
  一気呵成にその後の作品の方向性が軍事方面に
  傾いでいったような気が...。
  レザフルーという語彙はアフリカーンズで“おっかない連中”の意。

 ■ レザフルー(後編) 1986.22号 30P

    (原稿が散逸した関係で掲載不可)

   【Commentary】
   都合よく返却原稿を紛失しましたが、
   完全な失敗作なので、正直見たくないです。


 ■ レブルフォース 1986. 31P
    少年KING増刊号 86.冬休み増刊号


   【catch phrase】
    OP:-無法のジャングルから大都会に凄いヤツが現れた!!
         反逆こそ力なり

    ED:-過去を嘆きながらも、荒れ狂う銃弾の中を、
         ひたむきに生きた鮮やかな男たち!!

    【Commentary】
    ヴェトナム戦争従軍歴を持つ私立探偵のお話。
    当時は画力が拙いのでアラも目立つんですが、
    奇と鬼ともつかぬ戦争プロフェッショナル同士の駆け引き...
    昔の講談で言う忍者合戦みたいなのが理想だったですか。
    言い回しもくどかったが、誤植が多くて泣きました。


 ■ アイ・ザ・ジュライ 1987. 31P
    少年KING増刊号 87.夏休み増刊号


   【catch phrase】
    ED:-己が正義を胸のバッチに誓え!!i

    【Commentary】    
    雑誌の柱がSF作品でしたので、バッティングしないように
    制約が多く、細心の注意を求められたSFポリス・アクション。
    高低差のある世界観には定評があったが、肝心の内容を
    もう少し練り込める時間があれば良かったなあ。
    新人担当記者だったマツモトさん、お疲れ様でした。

 ■ アイ・ザ・ジュライ 次号予告 2C

   【Commentary】    
    ブレインが数名ほどいたので、裏設定だけは凄かった!
    裏設定だけは...。




 【Commentary】

 扉絵のcatch phraseと縦の柱の文章は通常編集記者さんが作りますが、当時は自分で考えていました。
 年配の方が多かった関係上、5.7.5の節回しや演歌調のキャッチをひどく嫌ったため。ここまでがボクの仕事。
 後年は時間的な制約や手間暇から、すっかり諦めましたけど...なにか?(苦笑)


 ■ ウンチク漫画講座 雪道でも4WDでさりげなく 構成:畠山孝雄氏
    月刊自家用車DELUXE 1987.3号 (読切り作品) 6P 2C

    【Commentary】
    アキちゃんリンちゃんの凸凹コンビ。リンちゃんはもろ真波さんでしたね。

    6頁とはいえ、メカニックの細かい彩色は死んだなあ〜。
    専門誌だから手は抜けんし...。
    評判が良かったと聞いたものの、続編の話はなぜか無し。


 

 ■ ワカバちゃんのSS探訪(4コマ作品 全6回)
    アポロイル新聞 1987.4.18号〜

    【Commentary】
    漫画誌ではなく業界新聞だったから、法外な額面だったんだ。 
    担当者(広告屋)が札幌出張後にわかにドロン!
    原稿料を半額取りっぱぐれた!やられたよ...。



 ■ レブルフォース(シリーズ読切り 全4回) 1987.11号〜1988.5号 YOUNGKING


 ■ レブルフォース 1987.11号 30P

   【catch phrase】
    OP:-血と硝煙のむこうに俺だけの合衆国が見えた
     ED:-闘いの中でしか生きられぬ男たちに花束を・・・。

    【Commentary】
     86.冬休み増刊号の読切り作品を持って青年誌に移籍したはいいものの
     のっけから締め切りの時間に追い捲られた苦い思い出があります。
     主人公:館脇謀反の職業は、私立探偵からトラブル・コンサルタント(シューター)に。


 ■ レブルフォース 1988.1号 29P
    Subtitle:「血染めの日の丸」

   【catch phrase】
    OP:-故郷遠く・・・彷徨う男が、ここにも一人・・・。
    ED:-獣の慟哭は望郷の念か・・・握りしめた拳に血染めの日の丸。

    【Commentary】
     有刺鉄線デスマッチの魁になりました。FMWなんてその全然後。
     この作品の掲載以降、次回作の話の向けようがガン・ファイトから
     ベア・ハンド(素手)の格闘戦へと誘導するように仕向けていった気がする。
     ある意味、後年の「昇龍街道/ドラゴン・トレイル」の原形の様な...。



 ■ レブルフォース 1988.3号 32P(4P 2C)
    Subtitle:「アンラッキー・ブルース」

   【catch phrase】
    ED:-手向けは故郷の花・・・俺の悪夢は終わらない・・・。

    【Commentary】
     この作品シリーズ世界の頂点。
     この当時スプラッター映画の過激要素もあってか?
     自らが創りだすヴァイオレンスの度合いを制御出来なかった。
     根気良く、辛抱強く編集に勤めてくれたハチヤナギ氏には、ただただ感謝です。


 ■ レブルフォース 1988.5号 25P
    Subtitle:「ハリアー奪取を阻止せよ」

   【catch phrase】
    OP:-地獄に行くのはおまえか!? オレか!?-
    ED:-果てなき闘いの荒野に・・・。

    【Commentary】
     ハヤカワ・ミステリの謀略スパイ小説を意識したストーリーでした。
     後年公開の映画「トゥルー・ライズ」を観た時に「ああ!やっぱりハリアーだろ?」って。
     物語はあと数本ストックはありましたが、シリーズ読切り連載はここで終了でした。

 ■ レブルフォース 1987.10号 次号予告

    【Commentary】
     背景に英字新聞の活字写植が欲しくて、新聞を貼り込んだ。
 ■ レブルフォース 1987.12号 次号予告

    【Commentary】
     ほぼ「昇龍街道/ドラゴン・トレイル」の絵ヅラですね。
     これを描いている時点では、まだ作品内容は決まっていなかった。

 ■ レブルフォース 1988.2号 次号予告

    【Commentary】
    獣性・闘争本能なんてのがテーマでしたか。
     遊星X的ゾアトロビーではない。

 ■ レブルフォース 1988.4号 次号予告

    【Commentary】
    ヴェト・ナム戦争後遺症臭がかなり。少し老けてますが、
     戦場の雰囲気を伝える上では、意外とその方がリアル?

    今でこそバラすが、同級生で大手アニメ会社に勤めていた
    O尾くんがアニメ化の話を、直で持って来た!
    実現していたら、さぞやドン引きだったろうね。
ほんとだよ。



 【Commentary】
 まがいなりにもデヴューさせて戴き、たかだか4年の間に
 周囲に磨かれるのか?自分でも恐ろしいほど絵が上達した。凄まじい背伸びでしょう。

 よく「絵が上手くていいね」と言われるけど、漫画は物語が基本だから。
 しかし「読者の目に飛び込んでくるのはまず絵なんだから」という編集者もいる。
 画力に先鋭化する一方で、その両立は甚だ難しいもんです。



 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル(全10回) 1988.8号〜1989.8号 YOUNGKING

 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.7号次号予告

 【Commentary】
 作品原形はC・ブロンソン主演の映画「ストリート・ファイター」。
 、「北国の帝王」等。60年代〜70年代の映画に昔から憧れが
 強かった...。
 しかし連載を継続するというのは並大抵の努力ではなくて、
 苦い挫折を味わった作品になったのが悔やまれます。

 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.8号
    Subtitle:「ROUTE 1 フーチー・クーチー・マン」


  【Commentary】
  見開き扉絵の画角は、昔の園田光慶氏作品を参考にした。
  今でも震えが来て、鳥肌が立つぐらい上手い。    
  
物語出だしの賭博リングとその周辺世界は
  往年の映画「シンシナティ・キッド」をモチーフにしました。
  追っ手から逃げる為貨車を使うシーケンスは「北国の帝王」。

 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.10号
    Subtitle:「ROUTE 2 Blowing Wind」


  【Commentary】
  さて、困った事に4色原稿が見つからない。
  何処に紛れ込んだのか?ですので掲載誌の印刷物から。
  原画を探していたところ、モノクロの元原稿を発見。
  これは作画途上で4色印刷の指示がきたので、
  トレースして描き直したんだね。いずれ探しておきます。


 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.12号
    Subtitle:「ROUTE 3 魂の鎖」


  【Commentary】
  直球にしてノーコンなストーリーが多くて恥ずかしい限りです。
  劇中描かれた(陳腐な)人種差別問題は、
  所詮、他民族国家でなければ受け入れ辛い。
  どういう方向性を模索するのか?
  ボクも彼等同様、風の中を彷徨っていた。

 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.14号
    Subtitle:「ROUTE 4 砂埃を舞い上げて」


  【Commentary】
  雲、風、砂埃、カスタム・ハーレー群、どれひとつ取っても
  手間のかかる作業ばかりだったのを憶えています。

  よく聞かれたのが「藤波(新日)派か?天龍(全日)派か?」と
  いう質問。すいません。その頃、プロレスはあまり観なかった。
 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.16号
    Subtitle:「ROUTE 5 熊の巣(ベアズ・デン)」


   【Commentary】
   主人公はジロン・アモスの様なタフネスさが欲しい。
   華奢では荒野で生きていかれなさそうな気がする。
   この頃は絵が崩れがちだったため、
   キャラの魅力が充分引き出せず
   自分のものにならなくて、苦労しましたね。

   竜美くんには最後まで苦労させられっぱなしだった。
 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1988.18号
    Subtitle:「ROUTE 6 マシンハート」


   【Commentary】
   本作品内で主人公:竜美をフルボッコする制裁屋(なぐり)は、
   映画「ダーティ・ハリー」で、凶悪犯サソリを痛めつける
   黒人ボクサーにヒントを得たんだ。
   雨の中、路地裏での殴り合いはまずまずの出来映えだと
   思ったんだが、トーン処理の後、ホワイト地獄でしたね。
  
 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1989.2号
    Subtitle:「ROUTE 7 置き去りの夢」


   【Commentary】
   真剣に風景画油彩を学んでおけばよかったと悔やんだ。
   竜の背を髣髴とさせるリアス式海岸段丘は
   米中西部・大西洋岸にはないんだけどね。(笑
   2色原稿の場合、草など緑色はどう定義していいものか?

 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1989.4号
    Subtitle:「ROUTE 8 アンフォゲッタブル」


   【Commentary】
   意図的に排していたのだけど、この頃は実は女性が描けない。
   筆圧の強いマッチョばかり描いている弊害で、太め太め。
   いやはや...。
 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1989.6号
    Subtitle:「ROUTE 9 ライジング・サン」


   【Commentary】
   主人公の父親の原形はデューク東郷の逸話にヒントを得たが、
   流石に古いね。プロレスラーが政治に参戦するのは
   当時突飛な発想だったが、A・猪木氏の参議院選出馬など
   実は連載終了後の出来事なのでした!
   コンクリート詰め殺人など物騒な事件が世間を賑わせた。


 ■ 昇龍街道/ドラゴン・トレイル 1989.8号
    Subti:「ROUTE 10 〈最終回〉 荒野より・・・」


   【catch phrase】

    ED:-吹き荒ぶ風よ 我が頬を撃て!-i

   【Commentary】
   連載終了という事で兎に角終わらせなきゃいけない!
   後半は急ぎ足で話をぎゅうぎゅうに詰め込みすぎた。
   贖罪といった部分では映画「ネバダ・スミス」風に風味を
   効かせ大団円の体裁は辛うじて保てたのが僅かな奇跡。



他.(1990〜2012)

【Commentary】
むくつけきオヤジばかり描いていたので、「もうオンナッコしか描かない!」と公言。
まあ、帰すべき本誌が無くなったり、干されたりと、肝心の漫画仕事もちょうど無くなったんで、天唾だったんですけどねぇ。


 ■ アルテミスBLUE 1991〜92.(?) 30P
    掲載予定の雑誌が廃刊。 恋澄春彦 名義

    【Commentary】
    勤め人になってから後、コツコツと描いていたもの。
    入稿直前にお蔵になり、原稿はその後散逸。
    ダスキー・マクモーガン・シリーズにヒントを得て、
    女性が主役、マリーナを舞台にした問題解決屋ものでした
    使わず仕舞いの名義は、単に勤め先に対する遠慮から。
 

 ■ がんばれ ひぐちくん 1994.3月号〜(?) 4コマ
   マガジンボックス社刊 ゲームボーイ


    【Commentary】
    S社ゲーム・ギア 対戦麻雀「好牌 2」の雑誌販促物用漫画イラストから発展した
    スピン・オフ作品。数回掲載した記憶がありますが、正確には把握していません。
    登場人物たちの多くは開発部内の人間をモデルにしましたから、
    ほぼ内輪受けの内容が主でしたね

    

 ■ 奈鈴薫風(Breeze) 1990年代.(未発表作品) 30P 

    【Commentary】
    勤め人になってから後、毎夜コツコツと描いていたもの。
    ラストウイングス -RAINY DAY OF OUR YOUTH-の遠い後日談。
    脳内設定の娘:奈鈴ちゃんを主役に据え、千葉・館山を舞台にした作品。
    例によってRZV-500R、ハイラックス・サーフと、メカも見せ場も盛り沢山な内容です。

 

【Commentary】
この間、10年はストーリー漫画はさっぱり描いていない。転職も含め仕事と周囲の事情が忙し過ぎた。
もっともモモちゃんを始めとするイラスト絵は描いていたけれど。

 ■ 同人誌サークル 日本晴
    「ソ・ラ・ノ・ヲ・ン・プ 
Note of the sky」  2010.Spring

     
「M.M.style」 8頁寄稿  MPG 名義

   【Commentary】
   初めての同人誌=アニメ二次創作本。
   他人の絵ヅラに合わせて描くのは、初めての試みで意外と難しい。



 ■ 伊太利堂
   「ア・オ・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト Sound in the blue sky」  2010.Summer

   「M.M.style」他 26頁寄稿  M.P.G. 名義

   委託販売は終了いたしましたが、若干数ほど手許に在庫がございます。

   【Commentary】
   微百合系作品を臆せず照れずに描ける年齢になりましたが、
   実質、公的には引退作品と定義した方が無難ですかねぇ...。



 ■ 「Evangelium der M (Mの福音書)」 6頁

   【Commentary】
  
パロディも好きですが、昔の様にケース・ハードも描きたい。
   「M」とは埃及ヒエログリフで、ほぼ一文字で“梟=ズク”を意味するそうです。
   第1121小隊の部隊章はミミズクなので、こうしました。
   梟とズクの違いは頭に羽角があるかないかの違いなんですが、
   敢えて梟とズクの相違は、作品中はぼかしてあります。
   他、彼女を「M」とした由縁が、戦後の... 軍事も民間も疲弊しきった共和国の歴史にとって、
   マリア(Maria)の「M」になったのか?メフィスト(Mephisto)の「M」となったのか?
   という意味合いがタイトルの中に篭められています。
   果たしてどちらでしょうか?これはお読み戴いた各人のご想像に委ねたいと思います。




 ■ RUST WINGS INTEGRAL
    2008.〜改稿途上で停止中 ?P


   【Commentary】
   個人的な趣味で新たに描き起こしましたが、調子に乗ったら大作になりそうな予感。
   入退院以降、立ち消えてしまっています。まあ死ぬまでにはなんとか。(笑



 ■ NIGHT ANGEL Revisited, (加筆・修正〜執筆中) 2011〜  
    34+αP...?



   【Commentary】
   四半世紀前の原稿の破損が目立ってきたので、修復にかまけておりましたところ
   現在のスキルで描き直したいところがあり、結果作画作業はほぼ全面リライトになりました。
   当時のネームを極力弄らないようにもっか暇を見つけたは改編しています。
   今度は執筆当時の80年代中期の資料を探すのが大変だ。



 ■ Beauty looking back 2012((イラストのみ )


   【Commentary】
   この正月、デヴュー作「見返り美人」を現在のスキルで描いてみる。「2012年度版」。
   再度、菱川師宣への挑戦状。
   見返り美人... 振り向く女... 斜線とS字に揺れる肉体に見る動的可能性、
   弧を描いて逃れる女、しかし流し目で挑発する女。
   見返り美人の記号論的位相を際立たせてみる。織姫よ。今ひとたび現代に甦れ!


 ■ クワイヤーボーイズ 2012((イラストのみ )


   【Commentary】
   作画的には充実した新年の休暇だったようで。
   「クワイヤーボーイズ」の「2012年度版」。
   Araiのザンザ・ルブ調のMSオープンフェイス・ヘルメットは、ライン取りがひどく難しい。
      

 ■ タイトル未定〜未だ絶賛妄想中



 【Commentary】
 お疲れ様でございました。
 また何か見つかれば、あるいは新たに描いたら、暫時公開していく予定です。



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In Memoriam
19××-2011

Happobijin/Setsuko.S.
passed away December 18, 2011

She drew me to love my comic.
We will always love her.