音楽の原材料 モード

どんな音楽にも中心音があり中心音は終止音でもある。中心音とその回りに配置された数音で音組織が形成されている。これが モード(旋法) である。モードの各音は、中心音との音程により その音独自の表情と働きを持っている。これらの音の組み合わせ 即ちモードの種類が音楽のムードを決定する第一要因となる。(人間は 色や味を識別するのと同じようにモードの性格を識別している。)

長調と短調は明らかに異なるムードを持っている

イオニアンモード

ハーモニックマイナーモード

 

同様に様々なモードは それぞれのムードを持っている。次は メロディーの1音が違うだけで( vii と♭ vii )全く印象が変わる例。

イオニアンモード

ミクソリディアンモード  

 

次は メロディーは同じで和音に違いが現れる例。( iii と♭iii)

イオニアンモード

メロディックマイナーモード

 

以上の例だけでも モードがムードを決めていることが わかって戴けただろう。表面に現れるメロディーとコードだけにとらわれず 原材料であるモードを見極めることが重要である。

参考 5つのモーダルヴァリアンツ 誕生日の歌 ジョイトゥザワールド 

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