地球の真意(3)

 

1.何億年もの間、傾いたまま歪な姿を見せて公転する、地球。太陽の方を向いて回ることも忘れさせられ、元気の無さがそのまま形になったような廻り方をする。

 「復活」では、その姿の事実とそこに在る形無き原因に触れることに焦点を置いたが、「地球の真意」がここに在る今、無有日記は、その理由と共に、その原因浄化の具現を試みる。限り無い永遠の彼方に在る、その地球時間での出来事を形に、それをそのまま、更なる進化を普通とするEWの原因に重ねる。

 人間が知る限りのその知識の中に在る、世界中でのこれまでのそこでの様々な天候の姿。それらは全て本来のそれではなく、豪雨や猛暑、嵐や酷い日照り、極寒など、どれを取っても、地球にとっては不本意なものである。人間が動きの無い感情を歴史に染み込ませた数万年前からの気候は、不自然さそのもののそれとしてそこに在り、それは現代に至る。

 そして、その元となる、気候の質のその在るべき変化を尽く阻むようにしてそこに在る、地球規模の重量級の負の原因。それは、海水がその質を変えた(悪化させた)頃と時を同じくする、11億年以上前の出来事。地球は、その時から、無くてもいい異常と不穏を大気中で経験し続ける。

 

2.大気圏の最上層の部分(熱圏)が侵され、大気中のその構成物質(原子)が不調和なものへと変わり出した時、地球空間には、力無くさせられた太陽の姿を尻目に、破壊力を備える宇宙線(放射線)が大量に絶え間なく降り注ぐ。その負の影響力は、次第に地殻深くまで及び、地球自然界は、それまでに無かった、暗くどんよりとした空気に包まれ、水と酸素の循環は滞りがちになる。

 地球の体積の80%以上を占めるマントルにまでその負の力が届いた時、地磁気は、それまでの平穏さを乱され、そこでの恐ろしく巨大な地振波(振動)により、超高温の流体である外核の鉄(の海)の旋回にもムラが生じる。そして、地中を流れる電流(地電流)は混乱状態となり、地球全体は揺れを経験する。

 およそ111300万年前、地球は、マントルの異変から、地球の歴史上初めて、微妙な傾きを経験する。しかし、それをそのままにはしない力も強力に働き、それはどうにか元へと戻る。ところが、地球の知恵が追い付かない程の打撃は続き、地球は、揺らつきを経験するという、実に辛い中での公転を延々と続けることになる。

 その数億年後、地球の公転時の姿は完全に傾き、その歪な状態を固めたまま、今日までその不自然な(太陽にぶら下がるような)姿を見せ続ける。同時に、月は自ら回る力を無くし、太陽もその不本意さを受容する。その時からずっと、気候は、地球のそれではなくなっている。

 同じ地表であれば、どこの地域も穏やかで、優しさと温もりに包まれていた、かつての風景。太陽の光と水と空気が融合するそこでは、生命力溢れる柔らかな粒子に全てが癒され、時は自由に、元気に変化に乗る。この現代の、その地域性からなるそれぞれの異なった性質の気候は、地球の悲しみの現れである。

 

3.地球内部のその中心近くまでが外からの負の影響を被る程のそこでの災いは、地殻内の様々な流体(マグマ、水、蒸気etc.)の動きをも不自然にさせ、地表世界の在り様にもそれは及んでいく。地球表面の気候は、大気成分の不調和感からだけでなく、地中からのその流体の変異・変動によっても様々な影響を受け、その本来の普通を崩されて、不安定を慢性化させることになる。傾いた地球は、それをどうにも出来ずに、地球らしさを忘れたまま、いつ変わるかも分からないその不穏な様の中を生きる。

 調和ある生命力表現(の在り方)を大きく崩された地球は、見る見る変わり行く地表世界の姿に辛さを覚えながらも、守るべきところは守り、やむ無く手放すところはそのままに、回り続ける自転と公転を永遠の仕事とする。外核内の鉄の流動の質を元に戻せないそのことが天体規模の負い目にはならないよう、力強く、しなやかに、次なる原因を生み出し続ける。地球のその姿を、太陽は、本来の力を削がれながらも、全力で支え続ける。知恵と実践を重ね合い、共に協力し、可能性を拡大させる。

 そんな中、対流圏と呼ばれる雲の発生する層には、重く、動きの無い停滞型の粒子が蔓延し、そこは、非生命的な色を帯びるようになる。気候の異様な変動は普通のこととなり、太陽の光は遠く、地殻も動く。地球は、息吹を押さえこまれるような負荷を覚えながらも、学びを重ねつつ、それへの対処をし続ける。そうではなくなるその時のための材料(石灰石、岩塩etc.)を確実に生み出し、時を繋ぐ。

 

4.地球本来からかけ離れた気候の、その原因となる背景には、何をしても到底近づけない次元の、余りに強力で高密な破壊力を備える存在が、他との一切の融合を許さずに居座り続ける。

 しかし、限り無く中庸でいつつ、生命本来でいることによるそこでの望むべく地球感覚(の原因)は、少なくとも、それをそのままにはさせない働きかけを普通とし、その連なりを進行させる中で、人間だからこそ為し得るEWの質を高めていく。

 そして、その時になれば全てがさらりと処理し得る状態のその原因へと自らを成長させ、それ以前には考えもしなかった、その(次元の異なる)負の存在の威力をごく普通に着々と浄化してしまっている自分の姿が、そこには在る。

 人間の住む環境でのそこでの気候は、それにより変わる。そうであろうとする道しか知らない生命たちの、その力強い意思表現により、太陽も地球も、自分たちにしか出来ないことを行おうとするその時を、満を持して突き進む。その部分(次元)を人間世界で処理してくれれば、後は自分たちが…と、その勢いも本格的になる。

 そのために、向かうべきいくつもの場所を向かわずに引き寄せて、その意識もなく自然にそれらを通り抜けて来たこれまでがある。「再生」の時は、どこにも「復活」は無く、「復活」の時は、この「地球の真意」のことはほんの少しも予想すら出来なかった。それだから意味がある。ここに居て、次なる普通(EW)を楽しみ、この地球の気候を地球本来のそれへと変えていく。

 

5.宇宙線絡みの無生命化の意思が、地球空間に入り込み、それが地球内部をも侵したことで廻り回って生じることになった、気候の変化。その挙げ句、地中を流れる電流は、予期せぬ不安定な状態に陥り、気候は、不穏さを普通とする。

 その地電流を、この無有日記のEWの次元に招く。そして、それと同時に、地磁気関わりのその原因の力を増幅させ、地殻レベルに染み込む非地球の意思の形を、処理・浄化する。その時、「復活」で触れ得た、静電気に対する地磁気特有の作用が活かされる。

 静電気は、体の中(特に脳)に幾層にも渡って多次元的に蓄積する。無自覚のまま不調の元として在るその場所の静電気に、地磁気を絡めてみる。そのことから始まる動きは、より一層縁ある空間のそれを変え得る力となる。静電気を生きる源のようにして生きる存在たちも、そのことに反応する。気づけば、脳の中の負荷が外れ出す。

 そして、静磁気にも、同様に対処するために、地電流を使う。特に脳の中のそれには、地電流が力強く活かされ、無くてもいいそれ関わりの通り道を遮る手段にも、それは活躍する。

 冷えやすい足や手のその理由には、脳の中にしつこく居座る静磁気(静電気)がその原因として在り、地球感覚を普通とする人のその試みは、不自然に重苦しく、異様に寒い地域の、その不健康な気候の原因まで浄化する機会にもなる。地磁気を静電気に、地電流を静磁気にそれぞれ対応させ、地球が嬉しい原因(知恵、思考)を普通とする脳を安定させていく。

 

6.地球が背負ったままの痛みを癒すためのこのEWは、それに刺激され、共振することで本来を呼び醒まされようとする地球の意思の力(地磁気、地電流)を元気にする。活用することで、それは活力を取り戻し、融合することで、安心の中で歩み出す。

 その時、海も大地も病んではなかった11億数千万年前の時を通り、地磁気と地電流が最も健康で元気だった時の、それぞれのそこでの原因を、この今に案内する。それは、およそ44億年前。その時の地磁気(地電流)をそのままEWの柱とすることで、静電気(静磁気)は、どんなに細かく、薄いものでも、顕にさせられ、居場所を無くしていく。

 そのひとつひとつが、この地球自然界の、そこに在る歪な気候を変え得る道となる。地磁気も地電流も、地球の生命力の形。その働きを阻んでいた静電気と静磁気は、人間版のそれらへの浄化を経て、呼応し合う地球と人間の間で、確実に砕かれ、処理される時を経験する。気候変動や不健全な天気のその下支えとして、その原因に加担する心無い存在たちも、静電気の力を無くし、変わらざるを得なくなる。

 静電気を溜め込む生きた静磁気(場)としては、これ以上の存在は無い、非地球の原因そのものの蛇。それを考えれば、蛇絡みの(蛇の存在をその背景に持つ)価値観や蛇を何かと意識する思考の世界は、そのまま不自然で不健全な(重苦しく、厳しさを伴う)気候の原因ということになる。そのことを余裕で理解の域に収め、その次元が存在意義を無くす流れを、人間本来の体験的知識のそれとする。気候のその原因へのEWを通して、人間世界の質も、その元から浄化され出す。

 

7.地球の歴史上、11億年程前の数千年間は、天体規模の負の枷となる(地球自然界全てに影響を及ぼす)程のことがそこで繰り返され、そうであったために、この現代の気象(気候)状況や気流・気団の性質は皆、浄化されないままのその影響の下で不自然に生まれている。

 外核の(液体の)鉄の流れに影響を与えた、地殻・マントル内の地電流他の乱れは、11億年の時を経ても完全に修復されることはなく、太陽の光に包まれても凍ったままの場所が存在する程、その影響は、大気圏の病みと共に地球全体に及んでいる。

 その頃よりも少し前の時代の地球(大気、地殻、海)を感じると、体の中の水分やミネラル分が動き出す。ただ、その時も地球はすでに力を落としていたから、地球全体に及ぶ災いの原因をその後に被る流れになってしまったわけで、地球は、本当の自分の姿がそれよりももっと以前に在り、その時の地球の生命力(磁気、電気)との融合が自然に為される時を、この今に創り出して欲しいと、切なる望みを投げかける。それが44億年前のことであり、太陽の光も、その時の原因を活かして欲しいと、ここに顔を見せる。

 そして、無有日記は、彼らのために、その頃を通り抜けて、それぞれが誕生した時のその姿をも包み込む原因をここに生み出す。そのことで、地球と太陽は、これ以上無い安心を感じ、更なる変化の時を、その原因を高めつつ生きる。

 地球は63億年。太陽は94億年。その原因からなる実が形となるこの今に、彼らは癒され、力を付ける。EWは、自動的にそれぞれのその誕生の時(空間)に触れ、地球と太陽と生命たちは、共に密に融合する。

 

8.地電流の本来を刺激しつつ、静磁気への対応を重ねていくと、地球にとっての辛い現実が、今まで普通だと思っていたその場所から、そうではない違和感として伝わり出す。その一つが、北極地方の各所での凍結。その地域の地中に在る巨大な静磁気(場)のために動きを極端に鈍らされた地電流は、地磁気との連繋を失い、熱を伝える力とその一様化への調整力を奪われる。海水塩の負荷にもより冷たいままの場所となったところに次々と静電気が溜まることで、そこは、変化とは無縁の氷の世界となる。(地球は、天体にとって最も重要箇所となるその地域での火山活動は出来ずに、耐え続ける)

 脳の中の静電気が地磁気関わりのEWによって浄化され出す動きは、当然のことのようにして、天候の本質に潜む、その信じ難い事実(正体)を顕にする。人が普通に知識として知る、気圧の変化によってもたらされる様々な天気。それらが皆、この数百万年の間に作られたものであり、そこにも静電気が執拗に絡んでいることを知らされる。

 高気圧は、地上(地面)と大気内に在る異極の静電気(帯)同士が引き合うことで、空間(大気)の圧力が増し、誕生する。同極の静電気が反発し合うと、低気圧である。突風(暴風)も豪雨も、その元は静電気同士の働きによるもの。人の世の混乱や苦しみの風景を喜ぶ無生命化の意思は、自在に天候を操り、重苦しい環境と動きの無い人間の感情(価値観)を支え続ける。

 そして、静電気の移動である、偏西風や貿易風。地表空間の変化を滞らせるために、静電気は、至るところに在る静磁気(場)に反応するようにして、風となって運ばれる。海上で迷う大量の静電気が、その風に拾われて災いの道具に使われるその姿が、暴風雨(台風etc.)である。低気圧も高気圧も、この地球には元々無かった、自然界の異物となる現象である。

 

9.現在の気候の土台には、何億年もの間に地球が引き受けたいくつもの無くてもいい経験があり、しつこく固められたそれらの上に更なる負の現実が次々と積み重ねられて、この今にそうであるその姿を形にする。

 そのことを知り、そこに在る原因の性質に触れることで成される、地球本来の意思との融合。これまでのその経験を基に、出来ることをし続ける。地球が嬉しい地球感覚を普通とすることで、何をしてもしなくても変わり得ることのその質を成長・進化させていく。

 その負の土台がどんなに堅固であっても、非地球の具現化に利用されているのは、宇宙線(放射線)からなる不穏な原子と、静電気(静磁気)である。その静電気が処理され続ければ、地球も太陽も、どうにもならない重石を外し、宇宙線への、それまでとは全く質の異なる対処の次元を創り出す。

 ここに在り、二度と戻ることのない流れに乗る、静電気のその原因への対処。心ある素朴な人たちは皆、静電気の異様な危うさのために厳しく辛い時を経験してきているゆえ、それが段階的に確実に浄化され得るこの時、この今の原因の力をぐんぐん増大させていく。それは、現代のこの無有日記を通して為し得る、一生命としての楽しみのひとつ。石灰石も岩塩も、喜んでそのサポートをする。

 そして今、実のところ、ここに居る生命たちの空間では、居場所を無くした静電気が次々と力を無くして、太陽の光で砕かれている。ここでのEWは、その道筋を確かにし、太陽は、余裕でその支え役を担う。地球の希望も大きく膨らむ。

 地球の歴史と人間の歴史が合流するこの時、この今の流れを大切にする。11億年振りにその原因深くから変わり得る天候の、その本来(の原因)のひな型は、この場所でのみんなの、そのさりげない変化。元気な太陽と遊び、地球の天気を元気にする。海も山も大気も皆、この時を喜んでいる。by 無有 2/04 2019

 

 

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