地球の真意(5)

 

1.仮説からなる世界は、その始まりが、結果や目的へと向かうその直線的な思考からは自由ではないため、そこでの必要性は、その意識もなく変化し続ける原因の次元を遠ざけ、心ある柔軟な感性の中に自由に訪れようとする(原因のままの)直感も感覚も無いまま、それは進行する。求め探す姿勢を基とするために、それは、どこまでも経験枠内のことであり、当然経験の外側との出会いは経験できない。

 つまり、仮説は、それがどんなであれ、力を手にしてはならないということ。そこに権威の類が関われば、自然体でいる心ある原因は力を無くし、人は、自然に変化に乗ることへの抵抗と無責任を馴染ませる。そんなところに、世の科学は在る。

 しかし、その意味の無さゆえの結果(形)をいくつも残したことが、人に真の意味を気づかせるその材料になっていることには、価値を置いてもいい。科学が導き出した、その限界の中での思考型の(尤もらしい)現実は、その奥深くの原因の次元へと感性が遊びに行けるそのための面白い機会となる。科学は、決して科学の域(次元)に居てはならないことも伝えてくれる。

 一生命としての真の普通を切り離した科学の次元は、生命本来の掌の上に在る。地球感覚という多次元的な意思は、生命としての真の在り様から科学の土台を見、人間世界特有の、この地球自然界には在ってはならないそこでの非生命的原因を浄化する。そのために、科学に、その間口になってもらう。それが、この時代の、地球が嬉しい科学の仕事である。

 

2.原子核内の陽子の数が増えることで、その仕事の性質を変える、原子。地球は、太陽と共に、生命世界の必要性からその基本とすべく原子を生み出し、地球空間の調和と変化をテーマに、それぞれを結合させて、無限に広がる物質のその自由な姿を誕生させる。何億、何十億年と時が経っても、地球に居る物質は全て、その原初となる原子の在り方を本来とし、その変化に合わせる様々な次元の生と共に、時を繋いでいく。

 ところが、地球時間における遥か昔、太陽と地球との繋がりを壊そうとする、外からの恐ろしく強大な停滞の意思により、地球内のあらゆる原子は、その不自然な動きを強いられて、原子内の調和を崩されるという、あり得ない現実を経験する。太陽が負荷を覚える程のその働きかけに利用された、宇宙線(放射線)。地球の生命力を力無くさせようとする意思は、その威力を拡大させ、原子世界の本来を破壊する。

 科学は、著しく崩された原子世界のその結果として在り続ける、不安定の中の安定の姿を基に、そうではない本来を無きものとして動き出す。形を生み出す形無き原因の性質には触れようとはせずに、結果として在る形からその元となる原因へと直線的に(思考で)入り込もうとするため、科学は、最初から、事の本質とそこに在る原因の意思は無視される。

 それでも、思考で扱いやすい次元へと様々な言葉と解釈で人の理解幅を広げようとしたそのことで、こうしてそれを活用し得る時が在る。生命世界における、そこでの多次元的な感覚的理解と、それにより変わり得る現実の、その原因の作用。科学が永遠に触れることのないそれらのその質を、科学を材料に成長・進化させる。そこに、元素周期表の世界を招く。

 

3.永い間、元素本来の姿を忘れさせられた粒子たちは、無有日記の在るこの時代に、そうであった原因が浄化されて自らの真を取り戻すという、奇跡という名の普通体験を楽しむ。その時、自然なプロセスとして登場するのは、彼らのその原初からの記憶の中に在る、調和の取れた原子核の姿。陽子と中性子が同数となる粒子のみで成り立っていた時のそれぞれに、力を与える。

 地球の成分を基にその形を成り立たせている、人間の体(細胞)。そして、その生命活動の燃料源となる栄養素全てが含まれる、岩塩。不自然な状態(構成)を受容しつつどうにか生を繋いできた元素は、この現代に、(岩塩関わりの)地球感覚を普通とする次元発の発想で、どこにも無い面白い試みをする。

 それは、陽子の数が1つだけ違う隣同士のその気心の知れた元素間で、協力し合いながら、元素本来の原因を膨らませるというもの。そうであることが実現し得るそのための材料全てが揃うこの今だからこそ動き出す、これまでから、これからへの力強い原因。在るべき姿を崩されても、尽く力を削がれても、その原因に包まれる中での共に生きてきた仲間との融合は、それだけで、新たな可能性の扉を開ける。元素とその質量数の世界(科学)を通って、それは、生命源と繋がる永遠の瞬間の変化に乗る。

 とてつもない能力を備えるゆえに、完全にその意思表現の力を潰された、テルル104とヨウ素106。この2つの融合を基に、身体活動の源であり、岩塩の成分でもある主要元素の、それぞれのその癒されないままの原因の記憶を癒す。それは、ナトリウム22とマグネシウム24、ケイ素28とリン30、そして硫黄32と塩素34、カリウム38とカルシウム40。「地球の真意」と連動する歩みを力に、この5章ならではのそれらへのEWを実践する。

 それを経て触れ得ることになる、炭素12と窒素14と酸素16の、3つの融合。それぞれの原因が、滑らかに変化に乗り、活動的に本来の仕事をし出すその流れは、次第にこの今の(変化し続ける)原因の中での水素2とヘリウム4との融合という、太陽にも応援される完全なる時を生み出す。その時、地球本来のための生(身体)を生きる生命たちは、太陽誕生のその原因に包まれ、より地球の意思と重なり合う。

 

4.岩塩は、そのまま口に入れても、何の違和感もなく自然に吸収され、体の中で自由に仕事をする。一切の不穏も不調和も無い中で育まれたその成分は、全てを生かす、地球の意思の姿。そこに在れば、それだけで健康の原因が高まるその岩塩を通して、人はムリなく、細胞レベルからの自然体の在り様を安定させる。

 岩塩の中には、3節で記した成分の他にも、いくつもの元素が微量に在る。マンガン50と鉄52、銅58と亜鉛60など、それらも皆、細胞活動の大切な要素として、きめ細かな仕事を担う。元素本来の質量(陽子と中性子が同数の状態)のEWで、彼らに元々そうであった普通の姿を思い出させる。

 周期表の参考箇所は、陽子の数からなる元素番号のみ。それに2を掛け、真の普通となる原子の姿を元気にする。それは、この今が可能とする、地球規模の癒し。他にも在る、人間が一生命として生きる上で大切な元素も、本来の質量数をそれに添えた単独のEWで、その原因は癒され出す。

 そして、ここでのその動きを阻もうとする存在が、突如姿を見せ、次々とうごめき出す。それは、多くの(殆どの)割合を占める、不調和で不安定な、陽子と中性子の数が異なる元素(原子)。永いこと自分たちが主で成り立っていた地球空間が変わることは、どんなことがあっても阻止すべきこと。不安定と不自然を限り無く固めたことでそれを安定・自然としていたこれまでがそうではない方向へと動いてしまえば、全ての企みにほころびが生じる。その不調和な元素を通る、破壊と腐敗の意思は、抵抗と拒否を強め、それをこれまでにない攻撃的な力へと発展させる。

 しかし、そのことは全て承知の上。だからこうして、少しのズレも無く地球感覚を高め、思考をあたり前に自由にさせながら、多次元的な原因を普通とする変化に乗る。無有日記は、その時まで何も知らないでいる状態を維持しつつ、全てを知る次元で遊ぶ。生命源からなる原因に生かされる生命世界には、生命としての原因のままの変化しかない。

 

5.攻撃性を全開にうごめき出したその世界の、そこでの必然となる反動。その中で特に勢いを付けて荒々しく動き出したのが、テルルとヨウ素のその変質を極めた(壊変を重ねた)恐ろしく歪な粒子。そこに、不安定度を驚異的に高めたセレンと鉄が加わる。地球の辛さを生み出すそれは、地球が嬉しい力強い原因の中で、身を隠すことも忘れさせられる。

 見つけられたことだけを基に事を進めようとすると、そう簡単には見つけることの出来ない世界でのそこでの普通は、思考の外側となる。経験からあたり前に自由でいて、思考を働かせずに居る自分を普通とする中で経験する、原因の質が変化に乗る、生きた、生命としての思考。そこでは、簡単に見つけることの出来ない世界との融合も自然となり、自らの原因と呼応するようにして、そこに在る原因は形になろうと遊びに来る。

 人間の思考の次元には永遠に姿を見せないものばかりで、地球自然界は成り立っている。見つけようとするその姿勢自体が、見つかるものの次元を低下させ、思考を強くさせた分、本質無視の自己満足だけがそれに付き合う。そのことを普通とする時、必要なだけ、必要なことが、次なる原因の姿をしてごく普通に見つかり出す。

 地球がその原因深くから癒されようとするこの時、それを阻止しようと躍起になっている粒子は、テルル128130126)とヨウ素127132128)。本来のテルルとヨウ素が甦ることのないよう、それらは対のような姿で、その原因を破壊する。しかし、それが形になるというのは、それへの対処がすでに為されているということ。科学の次元の思考世界に、それら(粒子)は無い。

 そして続く、セレン797880)、鉄706668)。その質量数も、そこへと向かえば、永遠に分かり得ないもの。そこに在る現実のその原因の変化を望む時、原因の世界に居続けることによる何でもない感覚的理解のみが、それを可能とする。原因は、その分母(その更なる原因の細かさ)に見合った反応を、あらゆる(粒子の)次元で導き出し、創り出す。

 

6.理由の分からない不調や痛みを通して知り得た、そこに在る、静電気と静磁気のその負の影響力。ある存在の無意識の意思(危うい本性)が引き金となって、いつ、どこでも生じるそれは、細胞の中に染み込む海塩や非生命的な食物のその流れない原因にも支えられ、時にしつこく、時に強烈にあり得ない現実を生み出す。それを仕向け、操る側で、素知らぬ顔で人が問題事に巻き込まれるのを面白がる人間は実に多い。

 その静電気(静磁気)であるが、地磁気(地電流)を刺激しながらのそれへのEWを通して、自らとその周りの静電気を少しずつ力無くさせ得たことのその経験は、貴い。そこに、岩塩の原因が加わったことで、静電気による負の働きかけのその土台にはひびが入り、そこから、静電気への更なる対処の時が引き寄せられる。静電気の悪さに協力していた物質の、その姿が見え出す。

 地球の核は、純粋な鉄で出来ており、マントルも地殻も、そこからの地磁気を元に地電流を流動させ、その鉄成分と融合する、強い磁性を備える物質(鉱物)を中心に、地球は守られ、自浄力を活動的にする。

 しかし、地表辺りでは、歪なものへとその原子(元素)の質を変えられた鉄による様を普通とし、地球の自浄力が行き届かなくなったそこに、次々と静電気が居場所を手にすることになる。その変えられた鉄の原子は、静電気の食糧のようなもの。それは、静磁気を支え、静電気と一緒になって、非生命的な現実を難無く生み出していく。

 その中でも強力なのが、鉄706668)。その粒子のために、どれ程の要らない時を人は生きているか。動植物たちも、それにより、受容の度合いを高めざるを得ない時を生きている。地球が不自由さを覚える程のその重量級の負の原因の中に在る、歪な鉄。それらを浄化する。地球は、実に大きな変化の時を経験する。

 

7.非地球的な性質の鉄に支えられる、静電気。互いに助け合い、仲良く地球を病ませる彼らは、人間の体の中でも意気を合わせ、調和の取れた編成で、力強い不調和を生み出していく。中でも、脳と腎臓(肝臓)は彼らのお気に入りで、好きなだけそれらを操り(弄び)、問題事の原因を膨らませる。健全な動きを止める、幾層にも重ね得た静磁気のその隠し場所として選ばれたリンパ節は、静電気の格好の遊び場となる。

 鉄を運び、鉄の仕事を支援する、血液。と同時にそれは、静電気も運ぶ。嘘鉄は、実に厄介な物質である。その血液内の鉄は、肺で酸素と結合し、それは身体細胞全体に巡らされて、生の活力源の基礎となる。彼ら主導によるそこでのその仕事が、まさに身体レベルの不可思議極まりない現実のその根源となる。

 本来そこには無いはずの鉄によって地表を侵されても、地球は、その内部の無尽蔵の酸素によって、大気中の健全な酸素はどうにか失わないままでいる。それを思うように出来ない無生命化の意思は、非地球の原因そのものとなる蛇の、その静磁場特有の能力を活かす。その蛇の生絡みで、(奇形を経て)形ばかりの人間を作り出し得た時、その存在は、健全な酸素を不健全なものへと変える、地球内の鉄とは全く相容れない(地球の鉄本来の仕事を押さえ込む)不気味な鉄を、その中に染み込ませる。

 鉄706668)は、あり得ない現実だが、酸素1618(と同質の原因の物質)に変える。地球と融合する酸素を決して体内に入れたくない蛇系の存在たちは、(その原因のところで)蛇と繋がる凄腕の鉄に酸素を扱わせ、それを変質させる。そして、静電気脳を安定させ、心の無さと非人間性を普通に、嘘の人間がまかり通る世を支え合う。その怖さは、異常という言葉が可愛く思える程。

 理由も分からず頭がボ〜っとして、思考や感覚に不自由さを覚える時、そこには、歪な鉄によって運ばれる、壊れた酸素と静電気が絡んでいると考える。そのことに対応するために、地球が全く病んではなかった時の鉄を岩塩から摂り、それ関わりのEWを進化させる。確かな原因をここに繋ぎ得た生命たちのその細胞(の原因)の中には、かつての鉄52も酸素16も在る。この時、岩塩内の成分は、地球となって生命たちを支える。

 

8.地殻を構成する元素の中では、酸素の次に多いケイ素。それは、地球上の全ての生命の源として在り、人間の体の中でも、血管や臓器、目や骨、髪など、全ての細胞組織を構成する重要な元素としての仕事を担う。

 それが、7節の酸素の時と同じように、体内ではその原子核を操られて、地球本来のそれではなくなる。そこでのケイ素28の原因は、不調和な30のそれとなり、静電気の遊び仲間として、体中のあらゆるところで、違和感や痛みの原料となる。その変異を容易に生み出し、そうである状態を維持させているのが、その姿を変えたセレン79である。

 生命活動の燃料源としての仕事を主とする酸素に対し、大小様々な生命体(組織)の構成要素である、ケイ素。地球の地殻は、この2つの元素で70%以上を占め、そのことからも、酸素とケイ素の存在がいかに重要な役を担っているかが分かる。それは人体でも同じ。それらが非生命的に変えられてしまうことのその不可解な現実は、人間の無くてもいい経験の、その堅固な負の土台で在り続ける。

 地球のどこにも無くてもいい鉄706668)と、セレン797880)。そして、それらによってその質を大きく歪なものへと変えられてしまう、酸素(1618)とケイ素(2830)。心ある普通の人の心身の不調は全て、それらとの関わりを持つ中で生じると思ってよい。

 そのことがこうして言葉になる今、そのためのEWは確かなペースで動き出す。そうであった事実が、そうではなくなるその時のために、これまでが在る。元々は病気も争いも、不穏な天候も無かったわけだから、それらの原因は必ず浄化される。

 

9.微量でありながら、体の中で重要な仕事をする、鉱物(無機物)。それが意味するのは、人間の体は地球であるということ。その余りに当然過ぎる話を基に、健康・健全を思う時、それら(ミネラル)は、地球が嬉しいものでなければならないことを改めて理解する。そして、唯一そのことに応えてくれるのが岩塩であるということも、人は普通に知る。

 見方を換えれば、岩塩が普通に馴染んでいる身体であれば、不自然さを遠くに、調和ある心身がその意識もなく保たれているということ。摂ってはならない食物からも自ずと離れていられ、感性も感覚も、自然体のそれになる。当然そこに、海の塩は無い。

 思考が先行すれば、思考が通用しない地球の意思(望み)を感じることはなく、いつしか作り物の健康と平和の次元で、食の在り方も地球を離れる。思考は、思考をあたり前に自由にさせる中で感じ得た体験的知識の、その確認と伝達のために使われるもの。思考から始まる世界(次元)に、真の健康は無く、地球が知る本来の健康は、人間の思考には付き合わない。

 不自然さも不健全さも知らない地球の望みを、自らの原因と重ねる。そのための材料は全て無有日記に在り、そこでの普通は、歪な普通をさらりと癒す。今回の人間時間をムダにするという生き方は、生命にとって有ってはならないこと。無有日記のひとつひとつのその原因を、地球の意思は通る。

 「地球の真意」は、地球のための、地球が嬉しい実(実践)の姿。「再生」「復活」との融合と、「人間」や「仏陀の心」の理解を普通に、ここで、自らが地球になる。地球の全てが在る身体を活かし、地球を生きる。地球は元気になっている。by 無有 2/15 2019

 

 

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