地球の真意(6)

 

1.地球を知り、地球を大切にしようとする姿勢は、人間世界の期間限定の思考に汚染されやすい。地球のために…と思うことからでしか動けない発想では、地球も哀しい。

 そのことを知り、あたり前に地球を大切にする。それが人間の普通であることを、頭からではなく、ありのままにその手前の想い(原因)から表現する。それへの難しさは、地球に生きる人間時間への抵抗でもある。

 思考で地球を捉えようとする経験は、どれだけ時間をかけても、経験枠を出ることはなく、それゆえ、そこに在る(地球関わりの)結果としての事実のその原因の性質には触れることはない。つまり、そのための知識を積み重ねる経験は要らないということ。地球が嬉しい原因でいる自分を普通に生きる。必要とすべく知識は、地球に託されるようにして自然に訪れ、ムリなく自分のものとなる。

 そうである自分をさりげなく実践する中で経験する、何気ないながらも、確かな感覚的理解。それは、向かわず求めずとも普通に為し得ることのその質の変化・成長無しには、何も変わらないということ。地球は、それを何より望んでいるということ。知ることにも質があることを知り、それ以前からすでにその原因が変化に乗っていることを確認する。そして、知ることを通して動き出す、そこでの原因の多次元化とそれへの責任を楽しむ。

 無有日記を通して、そのことをその意識もなく馴染ませてきている、これまで。それだからこその出会いをいくつも重ねてきている、変化し続ける、ここでの人間時間。その人間時間を支える地球時間に、新たに通り抜けようとする、(これまでが引き寄せた)この6章を捧げる。ここでの知識のその原因は、地球そのもの。

 

2.およそ39億年前、地球を目指してきた3種の粒子が、無数・無限に地に降り注ぎ、地球全体を覆うようにして、それは地中深くへと入り込む。地球は、経験の外側であるようなその出来事に為す術を持たず、それがどんな影響を及ぼすかも予想できないまま、ただそれまでの経験の原因からなる現実を守ろうと、磁気を強め、電流を勢い良く流れさせて、調和の基本を堅固にする。

 しかし、どれだけそうであろうとしても、それが効いているのかどうかも分からない中で時は流れ、妙な負荷を地球は覚える。感触としての違和感は次第にその広がりを増し、それ程のことが起きているというその事実だけが進行する。受容と変化への原因は高められても、それへの対処が容易ではないことを、地球は知る。

 時を経て、地球の生命体としての意思は、磁気の流れが、その自覚も持ち得ないままに滑らかではなくなってしまっていることに気づかされる。そのあり得なさに地球全体が影響を受け、地球表面のそれまでの柔らかな色合いや活き活きとした鮮明さは失われていく。

 そして地球は、かつてもこんな風にして何かが不本意の中で変わり出し、全てが終わって行ったことを思い出す。その経験の記憶を辿ることの大切さを覚え、宇宙空間における重要な原因として、その意思(地球)は、地球時間の中にそれを残す。ここに誕生したことの真の意味が、その出来事によって、大きく刺激される。

 

3.3種の粒子が脇目も触れずに接近したものは、地殻内のケイ素のまとめ役のようにして彼らを見守り続けた、強い磁性を持つ鉱物。それは、地球が最も信頼を寄せる物質で、地球全体の健全な磁気の流れのその重要な通し役(繋ぎ手)としての仕事を担いつつ、地殻内の成分の調和を支え続ける。

 粒子は、その物質の原子内に侵入し、それまでのその物質の個性ある仕事の全てを歪めていく。地球の意思に守られながらも、そのことに抵抗し続けた彼であったが、その力は、それを遥かに上回る負の能力に崩され、次々と破壊される。そして、何をしてもどうにもならないことを受容するしかない地球は、完全なる守りに入り、彼の大元となる原因の意思を、地球内部の中心に避難させることにする。それは、地球にとって、とても信じ難い厳しい現実となる。

 彼は、13個の陽子を持つ、金属性元素。地球の生命力が地上世界へと伝わり、流れ出す時の、その最も大変な場所での仕事をさらりと普通にこなし、自らも生命力そのものとなる。彼を通ることで、地磁気はその能力表現を拡大させ、電流は、彼の中でその地磁気と融合して、全ての活力源となる。ケイ素も酸素も、安心して地殻を安定させる。

 その地球の生命線のような物質の中に入り込んだ3種の粒子は、地球空間のどこにも無い構成要素を持つ元素となるべく巧みな働きかけをし、そこに住み着く。場所は、原子核の周りの電子の次元。そこに居る12個の電子を難無く支配し、自分たちと合わせてなんと15個という、恐ろしく歪で、攻撃的な(放射性の)作用をもたらす元素となる。そのあり得ない破滅型の変化の中、元在った姿は消滅し、地殻内の元素たちは、不安定な時へと向かわされることになる。

 

4.地球内に侵入し、そこに在る物質の原子・分子の次元を混乱させた3種の粒子は、陽子を13個持つ元素の中に居て、この現代に至り、その原因はそのままである。中性子は、同数の13個。それだけを見れば、調和の取れた、自然で安定した元素であるが、そこに15個の電子が在るというそのことで、それは驚異の不安定物質となる。

 その存在のために、地殻の構成成分となるそこでのあらゆる元素は、陽子と中性子の数が異なるという、それまでに経験の無い非地球的な現実の中に入り込んでしまうことになる。当然それは、大地を包み込む大気にも及び、元々地球空間に在った本来の元素は、次々と力を無くしていく。

 現在も、その時の破壊と停滞の原因を色濃く潜めたまま在り続ける物質(元素)。それが、アルミニウムである。3種の粒子(電子)から始まった地球規模の脅威は、地球本来の姿を、その原子レベルから崩して乱れさせ、不自然と異常を安定させながら、それを自然なものへと変えていく。現在アルミニウムとされる物質のその原因は、数十億年前から、その非地球的な恐ろしい能力で、そこでの負の原因全てを支え続けてきている。

 そのことが無ければ、ケイ素30も酸素18も存在することは無かった、原子の世界。セレン79も鉄70ももちろん無く、地球の構成要素は皆、調和と安定を普通とする元素だけで成っていた。自浄力と抵抗力を落とした地球空間には、外からの放射線(宇宙線)が自由に降り込み出し、歪で不安定な粒子ばかりの地球が出来上がっていく。

 

5.宇宙空間の普通からだと、人間誕生(登場)の時よりも遥か昔に終わっていた、地球。天体規模の負の力に抵抗するよりも、何があっても持ちこたえるというその負けない力(の原因)を強めることだけに比重を置いた地球は、太陽の力添えもあり、奇跡的にも生き存える。そのことが、この今と、原因深くで繋がっている。

 この現代における科学分野での、元素世界の知識。百数十年前には無かったことを考えれば、この「地球の真意」の現実は、そのことに付き合う生命たちと共に39億年振りの変化が生み出されるという、地球にとって、とても力強い原因の時であると言える。人間の生活空間に様々な形のアルミニウムが登場したことも、ここでの歩みが、そうであるその時の貴重な機会となっていることを現す。そのための材料がこうしてここに揃う時、これまでの経験は全て、次なる新たな次元のその実践(EW)の道具に使われ出す。

 そして、そこで、地球が守り続けてきた地球本来の13番(陽子が13個)の元素は甦る。地球自然界は、不調和な元素の存在を持たない時へと動き出し、動植物や人間の生きる環境では、不安や争い事の下地で在り続けていた不穏な物質(粒子)が、その原因深くの次元から力を無くしていく。地球本来の元素としての姿を手にした彼は、地球のために、いくらでも、どこまでも仕事をする。

 もちろんそれは、この「地球の真意」を通してのこと。「太陽の音楽」や「再生」を経てのこの時だから、ムリなく、普通感覚で、彼は活躍する。無有日記との融合を普通とする中で、自由に変化に乗り、成長した原因がそこに在るから、本来の13番も、安心してそこで活かされる。彼の存在は、地球の望みそのものだから、同じようにそうである生命たちのその原因とひとつになって、彼は生きる。

 

6.地球全体を安定させる仕事を担っていた物質を尽く潰して地殻内に入り込んだ、アルミニウムの元となる原因の、その3種の粒子(電子)。彼らは、酸素と共に地殻全体を支えるケイ素の世界に張り付き、地磁気の流れを遮って、そこに不安定感を生み出す。酸素を取り込み、それを変質させて自らの質を強固にし、岩石の中に居場所を確保して、地球の一部となる。

 そうであれば必ず動きが止まり、衰退へと向かうはずの地球が、変動を繰り返しつつ、その姿を保ち得ているそのことに、その粒子に潜む破壊の意思は戸惑いを覚える。「復活」には、その後の地球と太陽系が在り、人間の知が触れ得ないその次元に、そこでの必要性からなる言葉が乗る。そして、「復活」でその質を高め得た(分母を増大させた)原因は、この6章を通り抜けようと、より活動的になる。

 異常さを普通とするその不自然な次元に居つつ、どうにか守り続けてきた、地球の生命力。全てが歪であるその状態が変わり得るという、地球初のその経験は、その歪な物質で出来た人間の体の中での変化が、そのための強力な原因の力として大きな役を担う。地球は、人間のために、そこで必要とすべく全てを残し、ここに繋がる全ての時をキレイに連ねて来ている。分子・原子レベルの変化を伴う人間にしか出来ない体験的知識を、ここで更に進化させる。その中に、地球が確実に再生・復活する原因が在る。

 形ある姿が見えなくても、そこに在るべき本来のその原因は、全てこの地球の中心に在る。そしてまた、その原因は、「再生」に登場した生命たちの、その心の芯の中にも在る。

 アルミニウムの原因繋がりの地球規模の変異によって、現代ではどこにもその姿が見えなくなってしまった、いくつもの地球本来の元素たち。彼らのその原因の意思を招き、みんなを甦らせる。そのために、「地球の真意」のEWが在る。地球の望みに応えるというのは、そういうこと。

 

7.地球本来の周期表13番の物質には、12個の電子が在り、そうではない物質には15個在る。前者は、13番の後方に居て、その全てを壊されたまま何も出来ずに、時の流れからも外されてしまっている。後者は、自らが関わった不調和な元素たちを見張るようにして、身代わりの背後に隠れて、そこに居る。それは、地球誕生から20億年以上も経った後に地球が経験した、その歴史的変異となる悲しみの姿。その衝撃的な経験と痛みは、39億年過ぎても、癒されないままでいる。

 地球に託された、地球感覚を普通とする生命たちは、アルミニウムの影響下に居ながらも、それを外そうとする力を備え、それゆえ、時に敏感にその負の作用に反応し、厳しさと辛さを覚えさせられる。

 しかし、そのことは、体験的知識の材料となり、それへのEWの質を高め得ることになる。静電気絡みのアルミニウムの力によって、脳の働きや心の動きを不自由にさせられても、決して失うことのない生命の意思(心の芯)で、淡々とその原因への浄化をし続ける。

 アルミニウムを取り込んでも平気でいられるのは、蛇と蛇系(蛇絡みの生のルーツを持つ)人間だけである。不安定源となるアルミニウム26は、凶悪さと狡猾さを安定させ、アルミニウム27は、非生命的な生き方を支える。

 心ある普通の人の中では、健全な感性を容易に鈍らせ、その人の気力・体力を尽く削ごうとする、アルミニウム。体内に居座り続けて、歪な元素たちを操り、悪さをするそれは、(この地球で)生を持つ存在たちが経験する全ての病み(痛み)のその強力な負の土台となっている。

 限り無くその姿を隠し続ける、3個(種)の非地球的な電子。思考の次元では決して出会うことの無いそれらを擁するその原子核の様が調和ある形のそれであるため、アルミニウム26は、普通の顔をして、体内から出ないでいられる(アルミニウム27の電子は13個)。健全さを持ち存える細胞たちも、追い出すことも出来ずに、いいようにそれに取り込まれる。その破壊力に付き合いつつも生を繋いで来ている、生命を生きる人間たち。それを終えるべきその時のために、「地球の真意」はEWをし続ける。

 そこに、岩塩が在る。それに含まれる要素は、地球の望みと重なり合うものであるゆえ、元素の世界を本来へと戻すべくその原因が活動的になっているこの今、それを大いに活かす。地球は、この時を知り、その新たな流れを、太陽と共に支える。

 

8.地球が思った通りの展開で崩壊していたら、すでに地球には居ず、他の時空へと飛散していた、アルミニウムの元(原因)となる、3種の粒子。それは、生命体として力ある天体を破壊するために、宇宙空間を自由に移動し、活動する。宇宙線を呼び込むことも、その道筋になることも、普通に行う。

 天体のその磁気からなる生命力を押さえ込むためには、これ程の性質は他には無い、アルミニウム。元々地球には無かったその非生命的な原因は、もちろん太陽にも無く、非宇宙の存在として、生命世界の外側で、変化・成長とは無縁の停滞を生きる。その次元は、地球時間を軽くのみ込む程の力を潜めるという、太陽にとっても手強いものである。

 天体と接点を持つまでは、物理的な次元を一切無視してそこに在り続ける、形無き破壊の意思だけの存在。宇宙の裏側に住み処を持つようなその限り無く不可解な異様さと異質さは、どれだけの言葉を以てしても、それは思考の世界(次元)に触れることはない。それでも、この「地球の真意」がこうして形になるという現実のその手前には、言葉にならない多次元的な原因が無限に続く。そこに、それは在る。そこに在ることに反応するから、ここまでのそれへの原因が形となっている。

 彼らは、これまでもそうだったように、崩壊するまで、その天体に張り付く。この地球は、数十億年もの間、その粒子(電子)の元となる、その形無き原因の意思に覆われ続けていて、それは、全てを知る。もちろん、この文章関わりの世界のことも知っている。ということをこちらが知っていることの理由までは、それは知らない。だから、それを処理する。そのために、太陽はそこに居て、地球は、ここに来た。さらりと遊び感覚で、先へと行く。by 無有 2/21 2019

 

 

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