復活(10)

 

1.宇宙の基本要素となる水素。地球という自然界のその本来の姿を基にその次元(地球空間)を観る時、そこには、信じ難い不穏な水素が在ることを知る。それは、宇宙と非宇宙という2の根源的意思を生み出してしまう程の影響力を持つ、非生命的な原因の力。太陽は、それを尽く嫌い(その原因を退け)、調和ある水素を元とする空間を独自に創る。

 太陽は、純粋で、他との自然な融合を普通とする水素を力に、非宇宙の意思を限り無く遠ざけ、そのことを元とする健全なヘリウムを生み出して、そこでの核融合を基に、生命力の原因を繰り返し創り続ける。太陽によって創り出された太陽系の天体たちは、太陽から注がれる光を生の基本材料に、分け与えられた物質の特性を活かし、その中で地球は、いくつもの天体規模の偶然を要素に、水を生み出す。

 もちろんその水は、地球上の全てを活かす生命の力であり、そこに太陽の意思も含まれる。太陽は、他には無い地球独自の営みを応援し、その無限の可能性を微笑ましく思う。太陽系全体が、地球のその姿に安心する。

 惑星たちが太陽の周りを元気に回り続けることで自然に維持される、太陽系の調和と融合。そこに在る水素は、生命力の力強い原因そのものとなり、太陽系の外側にまで、それは伝わり出す。

 

2.その素朴な太陽の姿勢を退けて太陽系に入り込んだ、非宇宙からなる、停滞と破壊の意思。それは、廻り回って、この地球にそれまで太陽系のどこにも無かった非生命的な性質の水素(の基)を流し込み、そこでの自然な変化に、重苦しい負荷をかける。

 その負の力の向かう先は、地球が太陽と共に創り出した、生命たちの生の源泉で居続ける水を破壊すること。永い時を経て、地球は、その水素の威力で不自然さを普通とする時空となり、それに耐え、その全てを受容する生命と、彼らの不自由さの上で自由に生きる異常な生命とに分かれ出す。

 その後、地球の望みからかけ離れた時が連ねられる中、地球は、現代に至り、支配・征服欲をあたり前に動植物たちの生を弄ぶ(非生命的な)人間の増殖を受け入れざるを得ない程、歪で不安定な水素や酸素、窒素に満たされていく。炭素もヘリウムも、元々地球には無かった性質のものが妙な存在感を見せ、多数を占める心を持たない(人としての感性の無い)人間の生きる力に利用される。

 そのことは、恐ろしく危うい状況が、それを普通とする人に支えられて、あたり前の風景としてそこに在るということ。それは、水でありながら、(地球が安心する)水本来のそれではない水によって生まれ、育ち、生きる姿が、そこに在るということ。地球(表面)は、辛く切ない不調和な次元に居続ける。

 

3.水素からヘリウムが生まれ、そこから炭素が出来、そしていくつもの惑星が生まれる程の時を創造し、地球では、酸素が仕事をし始める。その太陽のEWは、そのまま地球本来の原因と繋がり、そこで生きる生命たちも、太陽の意思と融合することで、その自由な活動に健全さと調和の原因を重ねる。始まりが純粋さそのものの太陽は、その後もずっとそのままで、どこまでも限り無く、永遠に、純粋な太陽で居続ける。人間も、動物たちも皆、太陽である。

 その太陽の想いが具現化した、地球。そこには、太陽の意思を通すことで成り立つ地球次元の物質だけが在り、それらが行き交い、融合する中で、生命たちは育み、変化を経験する。そこに在るものは、初めからそこに在り、どこまでも在り続けるもの。途中から参加するものも、調和をテーマに変化に乗り、共に太陽の意思を通し、地球となる。

 そこに在り、在り続けられる(人間関わりの)主な物質。それは、水素2とヘリウム4、炭素12と酸素16、そして窒素14。それらと物(元素)は同じでも、質(質量数)が異なるそれ以外のものは、不安定感を作り出すことで安定感を維持しようとする、元々地球には無い、不安定そのものの物質である。それら(の原因)は、地球に入り込み、嘘の水を生み出し、無くてもいい物を作り出して、非生命(異生体)を生きる。

 

4.全ての原子には、それぞれのその中心(原子核)に固有の固定した数の陽子と中性子が在り、それらが個性ある融合(合成)を重ねることで、物質は存在することになる。陽子は、水素の原子核のこと(とされている)。そこに在れば、それはどんなものでも、水素を基とする物質であるということ。

 水素から始まる太陽の活動によって誕生した、太陽系。この地球も、他と同じように、その成り立ちの原因をどこまでも遡ると、太陽を突き抜けて、何も無い水素だけの時空に辿り着く。その時間の無い次元から形を手にした太陽は、後にいくつもの時間を創り、その中でも、地球時間を可愛がる。

 ところが、この地球には、元々そこには無かった非生命的な水素(水素1)が入り込んだことで、その本来の在り様は大きく乱され、その上で作り出された、陽子と中性子それぞれの数が異なる物質(酸素17、炭素13etc.)がそこで力を持ち、増大、安定したことのその原因を土台に、現地球の物理空間の基は構成されることになる。自然界の違和感でありながら、多数にはそうではない、重く流れない空間や不健康な湿度は、そのためでもある。

 そもそも、陽子の概念が、水素1という歪な物質を基に思考で扱われたために、事は不要に複雑化し、生命の真は見えなくなる。そうである原因(意思)を無視して、結果から始まった世界は、不安定でありながら(安定感を持って)存在し得てしまう次元を、研究の対象としてどこまでも増大させることになる。

 

5.その原子核に、陽子と中性子を2個ずつ持つ、ヘリウム4。それによって合成される炭素12(各×6)、そして酸素16(各×8)と考えていくと、ヘリウムを生み出す水素は、質量が2であることを普通に理解する。

 その単純な原因の次元が、そうではない認識を普通とする世界に占領されてしまう程、自然界は不安定で不調和な物質に包まれてしまっている、というのが、原因の世界から観た、この物理世界(次元)の真である。太陽も地球も、そのことを知り、新たな未来へと動き出すその原因の仕事を、人間(生命たち)に託す。

 多くを占めれば、その本質が異常であっても、そこに居る人にとっては普通となってしまう、不安定の中の安定。それが地球環境全体にとって成されたために、時代は、恐ろしく非人間的な原因に力を与えてしまう程になる。そして現代、それは、天体(地球)規模の負の威力へと拡大する。

 地球自然界への責任の無さも、原因(の質)を退けた非人間性からなる生き方も、元々この地球には無いはずの(在ってはならない)物質が、人間や動物の生の材料となっているからである。その物質への対応は、この地球にとって、最も重要なEWとなるもの。それは、人としての本来を持ち合わせない大多数の、その形無き原因に潜む非生命的な(無生命化を企てる)意思への対処(浄化)でもある。

 

6.この現代、自然界が最も辛くなるLED照明を放って置ける人のその姿は、細胞レベルから、それはこの地球に生きる生命本来のそれではないと言える。つまり、地球には異物となる物質で生きているということ。それでも普通でいられる要素(理由)は、人間の知の外側で作られる。

 彼らは、地球の生命力を無きものにしようとする意思と繋がる、水素1を元に、炭素13や酸素17を生きる力に取り込む。生命源も、ヘリウム3を活かす。その不安定の中に居れば、それは安定。それがこの地球での実際であり、人間本来でいる人は、その不安定に付き合わされ、彼らの安定に必要な原因を不要に作り出されながら、不本意を生きる。

 病気や問題事の原因(存在)を無くそうとはしないこと。不安や怖れのその元となる理由を浄化しようとしないこと。そして、生命食(全粒穀物食)を退け、動物食には抵抗が無いこと。それらのことからも、その存在たちが、この地球に生きる人間として備えるべきものを持たないということが分かる。彼らのその生命としての不安定は、形ある数の力でそれを非生命的に安定とし、地球を腐敗へと導いていくもの。争いや差別の絶えない世も、彼らには普通のことである。

 

7.太陽は、太陽系には無縁であるはずの物質に地球が汚染されていることを知る。地球は、それが肉食動物の本性を土台とする非人間的(非地球的)な存在の生きる力となっていることを知る。そして、生命たち(地球感覚を普通とする人間)は、自分たちの仕事を封じるそのために、その次元の人間が増えて来ているということを知る。

 太陽と地球が把握するそのことを、体験的知識として、人間が理解するに至るこの時。それが意味するのは、何億年も続いた、この地球での非生命的な時間が終わるということ。ずっと地球が待っていた、その時が創り出されるということ。太陽も、これまでの太陽ではない。人間も、人間にしか出来ない仕事のその質(原因)を高める。

 その時のこの「復活」でのEWは、作られた思考世界の中では同じとされながらも、その実、その本質・本源は全く次元の異なる、安定に対する不安定の中の安定のその原子(原子核)の中身。そこに在る陽子、中性子の次元の認識と実践は、全てを本来をテーマにリセットし得る程の、根源的浄化の機会を生み出す。水素2のその形無き原因の意思の復活(取り込み)が、その時を引き寄せる。

 

8.宇宙空間に在る水素の本源を抑え込み、その性質の働きを不自由にさせて、その中身の基本要素(の構造)まで狂わせようとする存在。天体の破壊を遊ぶそれは、地球内に水素1という異常な物質を登場させ、そうとは分からせずに他の殆どの物質も容易に変質させて、地球全体にあり得ない負荷をかける。宇宙線とされる次元をも利用して、不安定を安定させるために、したい放題のことをする。動物世界での獰猛さ(凶暴さ)や人間世界での否定感情(差別、支配欲etc.)は皆、その地球規模の負の原因をそのままその土台(燃料)とする、本来無くてもいいものである。

 異質なものに覆われ、侵された地球の、その不穏な時空を基に連ねられた、この地球自然界の歴史。そのことを考えれば、この現代の人間関わりの問題事は全て、その存在の意思と繋がっていることを知る。人間も地球。そして太陽。彼ら(地球と太陽)が経験することは、地球に生きる人間も、その在り様深くで、人間仕様として同質のことを経験している。

 水素2と、それを力無くさせようとする非宇宙の物質(存在)が在る宇宙(その物質の次元を宇宙とすれば、水素2の次元が非宇宙となるが…)。そして、太陽系という調和ある空間の、その中の地球で形を持ち得てしまった、その存在の意思による水素1。それを、原因の世界の地球感覚の常識とする。それを基に、水素1の陽子のその元となる次元へのEWは普通となる。その普通の中で、生命を生きる人間の、その無くてもいい不調と不自然さの原因は居場所を無くす。

 

9.人間を生きるというのは、地球(感覚)を生きるということ。自らが経験する(させられる)不要な不自然さを通して、地球が経験し続ける不自然さの、その元となる原因に触れること。そして、地球を、本来の在るべき姿へと戻し、人間も、その意識もなく本来になる。それが人間の仕事。地球の元気は、太陽系をも元気にする。

 そのために人間が、この地球に生きる一生命としてすべきこと。それが無有日記の実践であり、それを経て普通感覚で為し得ることになる、水素1の原因へのEWである。水素1のその原子核に在る、無生命化の原因そのものの異次・異質の陽子と、その元となる非宇宙(非地球)の存在の意思。それへの働きかけは、人間が何より経験すべく、一生命としての生への(真の)癒しであり、そのことで、太陽は、地球への光(電波)を安定させ、地球は、安心して、磁気(磁場)を高める。

 そして、水素1を基とする歪な物質(炭素13、窒素15etc.)は、確実に姿を消す流れへと変化に乗り(乗せられ)、地球自然界とそこで生きる生命たちは、不健全さや不自然さを知らない生命本来の普通を生きる。地球に無いもの(合わないもの)を作り、地球に無い原因からのもの(不安、差別、自然から切り離された思考食etc.)で生きている存在たちは、人間も動物も、その存在意義を無くしていく。地球の治癒力は高まり、自浄力も増大させて、新たな地球時間のなかで全てを生かす、病むことの無い地球本来の姿が、そこには在る。もちろん、人間もそう。

 数限り無い人間とその感情を巻き込んで巨大な負のかたまりと化した、地球規模の病みも、その大元の原因の中心に在る(居る)のは、実に小さな、怯えそのものの(逃げ腰だけで出来た)存在である。それに下支えられながら、非生命的な時を生きる、多数の人間。彼らの中で生じる変化は、次なる生を選べない程のそれになる。

 

10.地球は、太陽に守られ、自分にしか出来ないことを、当然の役目として淡々と実践する。人間は、地球に支えられ、人間にしか出来ないことをして、地球を守る。他の天体たちは皆、自分たちの経験が活かされることを喜び、安心して希望を膨らませる。地球での人間の活躍に、彼らは感謝する。

 「再生」の時を経て、この「復活」から始まった、人間発の、地球時間の修復と太陽時間への働きかけ。それをひたすら積み重ねることで引き寄せたこの時代環境で、人間は、地球上での全ての病みの原因を浄化し得る、全く別次の原因に触れる。それこそが、地球の喜び。そして、太陽の安心。総まとめのような実践の時を任された生命たちは、地球のために、人間時間(身体表現)を大いに活かす。

 人間の歴史のどこにも無いこの時を機に、人間の時空は変わり、すでにそうである原因が強まるこれからを以て、変化し続ける原因のままの生命の歴史が創られる。結果(過去)の次元は、勢い良く浄化され出し、地球は、地球らしく自由になる。そして気づけば、月も力を取り戻す。

 「復活」は、どの章のどの節も、それぞれが多次元的な生命のEWであり、それとの融合を普通とする人の中で、それは自他の原因を変え得る自在な力となる。そして、この10章は、まさに生命としての責任、人間としての仕事(実践)のその原因として、地球と共に、宇宙の在り方にまで影響を及ぼす力へと成長・進化する。そのEWと遊び、繰り返しそれを楽しみ、そのためにここに居る(来た)ことを確かにする。宇宙空間の希望の星(地球)が、皆の力で、皆と一緒に、どこまでもその輝きを届ける。十数億年振りに、太陽が笑った。by 無有 12/05 2018

 

 

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