復活(3)

 

1.本来の普通を大切にするには、あたり前に健康・健全でいる人の姿を煙たがる存在の、その本心の中に隠れている感情を知ること。そのことで、平和も健康も、その原因から力強くなる。不穏で不公正な社会を変えるのなら、病気や争いなどの問題事から遠いところに居る人が増えたら困ってしまう存在の、その理由を把握すること。それだけでも、空間は穏やかになる。人の住む世において、処理すべき事がそこに在れば、それ関わりの世界から遠いところでその原因を知ることから、事は始まり、次へと動く。

 環境を大切にしようとする時、その姿勢さえ不要とする程の本来の環境がそこに在ると困る存在の姿を観察する。そして、環境のために、自然界が嬉しい自然体の生を普通に生きる。動物たちの気持ちになって彼らの生を守ろうとする時、彼らが最も辛くなる動物食(肉食)を当然とする存在の、その非生命的な原因の浄化を重要なテーマとする。動物たちは、安心を繋ぎ得る普通を喜ぶ。

 地球が安心を覚える人間でいようとする時、その普通をそれ程大切にはしない存在のその理由深くに入って行くことで、いつのまにか、意識は、地球を超える。どんなことでも、知るべきことは、その原因の姿。普通に地球を大切にする自分でいると、そうではない存在を通して、遥か遠い昔に地球が経験したことの、その原因に触れる。その普通がどこまでも普通であれば、触れ得る原因の次元は、限り無いものになる。

 

2.原因のEWというのは、単純なもので、そうであることを良しとしない性質の原因と出会し、それと融合することがあっても、主導権を握りつつ、染まらず、留まらずに居られれば、自分のそれは力強く新たな変化に乗り、その質の異なる原因の次元を軽く突き抜けて、余裕ある成長(進化)を経験する。そして、その類の性質との融合は再度経験することはなく、より強力で、微細な別次の原因のそれとの出会いが、後に訪れることになる。そんな風にして、原因のEWは進行する。

 そのための形ある(身体的な)移動や経験は要らず、ただ原因の分母が自動的に増えるようにして、可能とするEWの幅と深みは拡大する。そして、そこでの経験を直感の次元に誘いつつ、行くべき場所(次なる空間)は、その原因の働きとそれによる反応を記憶する。処理すべき原因を処理し、浄化すべき原因を浄化する段においては、必要性の次元を言葉が参加し得るものへと変え、自然とそれが形になる時に、さらりと立ち会う。表に出るのは、ほんの一部。原因のEWは、自動制御のようにして、無限と遊ぶ。

 その原因のEWが、この「復活」ではいつになく強力で、遊び心も全開である。辿る順も、居る時間も完璧で(当然だが…)、単独、多重、多次元とその時々で質を変えながら、必要とすべく浄化を好きなように進めて行く。面白くキレイで、一瞬のズレも縁が無い。

 そして、3章に入る辺りから、「復活」の原因は、その質を大きく成長させる。ここにそれが在るという意味とその背景も、それらの方から少しずつ顔を出し始め、文章と重なり合う。原因の世界に居続けることで、分かり得るこれまでの時の流れのその質を、余裕で本来へと変えて行く。

 

3.2章の後半で水星が負った傷に触れたことで、金星が妙な動きをし始めた。その理由がなぜだかより、この時まで少しも意思表示しないままその内なる姿を隠し得ていたことに、それこそが金星であると捉える。そして、その動きは、この今にやむ無く反応せざるを得なくなってしまったその原因となる次元を、図らずもここに差し出すことになる。

 金星本来の自転は、ゆったりとした速度で、4日(+100分)程で回る。それが水星の悲しみの時を経て、およそ100万年後には、210日程と、あり得ない異常な変化を見せる(現在は240日以上)。

 その理由は、停滞の意思を持つ姿無き異次物質(物体)が、その表面を覆うように付着したため。身動きが取れない程の負荷を背負わされた金星は、次第に生きる力を失くしていき、完全にその全てを支配される。自転は無いのと同じ。その姿は、無生命体の象徴のようでもあり、地球にとっては、実に悲しい関係性をごく近いところで保たざるを得なくなる。

 金星がこの地球に輝きを見せるのは、それだけ物化しているから。その明るさは、悲劇の果ての辛さと苦しみ。その金星を大きく包み込む程の原因を、この地球で創り続ける。地球にとって、そしてそこに住む全ての生き物にとって、金星の存在は大きい。太陽と共に、彼の復活(奇跡)の時を引き寄せる。

 

4.水星の軌道を狂わせる程の、そこに張り付いた重石のような物質も、金星を酷く不自由にさせる、その地表全体を覆い尽くす付着物も、その性質は同じである。太陽時間では、それ程差の無いおよそ91千万年前、水星、金星の順で、その悲惨な出来事は起きる。

 その物質がもたらす現実は、天体の個性ある磁場(磁力)の働きが完全に押さえ込まれ、生命活動が途絶えてしまうというもの。磁場の力が弱まると、太陽からの電磁波(放射線)に反応出来ずに、それとの繋がりも力無く、生命力を衰えさせてしまう。太陽の光(電磁波)によって活動的になり得た磁場がそうではなくなると、生命活動源の電気(熱)を充分に生み出せなくなり、生きる力も無くす。

 そのことを何でもなくあたり前に引き起こす、異次・異生体の意思による天体規模の影響力。対象とする生命の動きを止める全く動きの無いその停滞の粒子の力は、重量級の粘着性の威力を備え、姿無く自在に活動しながら、天体を無生命化させて、死滅へと導く。

 姿無き透明なかたまり(層)となって水星の表面一部に張り付いた後、その経験を基とする次なる動きとして、金星全体を覆う、その重く、動きの無い、無生命化の粒子。その時からおよそ3千万年後、(88千万年程前)、その意思は、最も支配すべく対象として在った地球への直接的な動きをし始める。そのことで、地球内部の活動は活発になる。

 

5.太陽の光の中には、無限の磁力と電力の源が在り、磁場を持つ天体は、その元となる核の部分に太陽の磁気を繋ぎ、それと同時に流入する電波(電子)によって、生命力の基となる生の原因を生み出す。この太陽系の天体にとって、磁場の存在の意味は大きく、そのおかげで太陽の光を取り込み、生命体としての時を生きることになる。

 ところが、磁場が在っても、その動きが不健全だと、太陽の光は充分に吸収されないまま素通りし、生命活動も不自然さを普通とする中で、太陽に生かされ、自らも生きるというその本来の姿は力を無くしていく。磁場が弱まると、電気(生の原因)も生み出せず、天体全体の生命力は低下する。そして、次第に物化していく。

 水星と金星は、その経験を辿る。磁場を極端に消失する程のそこでの出来事は、太陽の光も届きにくくさせ、負荷を増大させつつ、それらは力を落とす。そのために大きく狂わされた、自転周期と太陽との関係。取り込めずに注がれるままの太陽の光は、物化したそれら(特に金星)に反射するだけとなり、その明るさは、地球に届けられる。

 太陽の光は、生命力の原因の力。太陽から生まれた天体は、それに支えられ、自らの磁場の活動で、生を共にする。かつてはみんな元気だった、天体たち。太陽系の、この地球の中の一生命として、彼らのそれまでの原因に触れ得る力を高める。地球感覚を普通とする人間は、地球のために、地球の外側の原因をも遊び相手にする。

 

6.地球を自由に操り、金星と同じようにその活動の全てを破壊しようとする意思が動いたのは、およそ88千万年前。地球表面は、重苦しくべとっとした空気に包まれ、それまでの自由な動きは微妙に鈍くなる。しかし、地球が潜在させる自浄力は、その意思のかつての経験が通用しない程強力で、負荷をかけられても、その都度それを学びに、それでも変わらず生きて行ける力を創造し続ける。

 それに対する無生命化の力は、好きなだけ重石となる粒子を増大させつつ、その流れで、地球の磁場の極となる部分を重点的に力無くさせる手法を実践する。そして同時進行で、月の動きを封じ、それとの調和ある均衡を乱れさせて、尽く地球の生きる原因を不自由にさせる。

 それでもどうにかその厳しさに耐え、上手く対処してきた地球であったが、月の自転が大きく鈍化した時、かなり強烈な打撃を受ける。そして、およそ8億年前、月の自転が止まった辺りから、地球は、磁場本来の力を大幅に低下させ、熱(電気)も充分に生み出せずに、天体全体の生の原因の力を無くす。

 その後、地球は、球の全体が徐々に凍り付いてしまう程の時を経験し、自転周期も、現在の倍ぐらいになる(それでも止まらなかったのは凄い)。この時からの数千万年(〜およそ2億年)は、地球にとって最も厳しい経験の時となる。

 

7.地球表面が完全に凍り付こうとするその時が訪れたのは、およそ74千万年前。その1億年ぐらい後には、太陽との連繋も困難を要し、自転の速さが大幅に鈍くなる程(約42時間周期)、地球全体の生命活動は力を無くす。その時ズレの生まれた、公転時の太陽方向への向きは、そのまま元には戻ってはいない。

 地球の内部は、他の天体のそれとは大きく異なり、その核の次元では、磁力(磁場)を決して失うことのない力強い活動が、永遠という変化に乗り、維持される。そこに在る物質(液状の鉄成分の電子)の無限の基本能力。太陽からの電磁波(光)に頼ることなく生き存える術を持つそれは、何があっても地球でい続ける意思を持つ。もちろん太陽の支援は不可欠だが、独自の(永久電池のような)力を持つその核は、地球ならではの体験的知識を更新しつつ、決して諦めることはしない。

 厳しい経験を受容しつつも、どうにか時をやり過ごし、余りの不自由さを強いられても、それでもOKな自分を生き、確実に学びと実践の質を高める地球。およそ56千万年前、凍り付いていた地球が溶け始める。その時、地球は、太陽と共に、生命誕生の下地となる生の原因の力を一気に育み出す。この時とばかり、太陽は、生命力の光を強力に注ぎ、地球は、磁場の力をより強めて、形を生み出す。形無き原因の世界に、無限無数の生命たちの意思を送り出す(生み出す)。

 それは、何千万年(〜1億年)もかけて行われ、やむ無く生命の次元を衰退させざるを得なかった火星の、そこでのかつての原因をも地球の次元へといざない、生命の土台は創り出されていく。

 

8.生命(生き物)の基本形のようなものが、あらゆるところで無数に生まれ出した時、地球の生命力を潰し損ねた意思は、その流れを是が非でも阻止すべく動きを活発化させ、完全支配を成し得た火星を利用し、それまでに無い強力な混乱と停滞の時を、太陽系全体にもたらそうとする。

 木星と土星は、そのことが返って、自らの奮起と能力の活性化の原因となる時であるとし、火星からの強烈な負の刺激を活かして、内なる生命の力を増幅させ、磁場の力を拡大させる。地球を巻き込むその異変は、地球にとっても更なる変化の時となる。地球は、無生命化への働きかけを強めるその意思の力をすり抜けるようにして、太陽も驚く、実に意外で面白いことをする。

 地球は、それまで陸地に在った磁極(北)を、事の必要性から、海のある場所に移動させようと、巨大な変動を引き起こす。海中心の地球になることで、地球自らの意思は地球全体に響かせられ、生き物たちの生命活動が安定するだけでなく、かつてのようにやむ無く地球が凍り付いたとしても、海の中までは全てがそうではない状態にいられることになる。現在もその時のままのその磁極の移動は(およそ49600万年前)、地球を無生命化させようとする存在にとって、恐ろしく手強い原因となる。地球の体験的知識とそのことによる実践の普通に、太陽も感心させられる。

(それ以前の磁極は、奇跡的に(でもないが)、現在、この国近くの海のある場所に在り、地球の自浄力もより強くなる)by 無有 10/27 2018

 

 

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