生命の素顔(1)

 

1.キリンやゾウ(牛や馬)の世界に肉食の種が存在しないように、草食動物は皆、昼行性の個性をそのままに、地球と共に、太陽に支えられて生きる。

 ところが、人間の世界だけはそれが当てはまらず、昼行性であるのに、そこには、夜行性と同質となる肉食を当然とする存在が大勢居て、地球の望みからかけ離れた生を、太陽を避けながら、彼らは生きる。

 そのことは、生命本来の外された人間によってその世界が成り立っていることを意味し、人間でいながら、蛇や猫の次元と融合しつつ、夜行性(肉食動物)を生きるという、嘘の昼行性(人間)の生き方がそこに在ることを教える。

 

2.そうであるその理由としての現象的な(変化の)様は、これまでに何度も文字にして来ているが、なぜその次元のことが文字になろうとしているのかのその理由については、充分に触れては来なかったこれまでが在る。改めて、それを形にすれば、それは、消去されたものの復元(復原)と、それによる原因の再生(再編)である。

 その全てを消し去られた、数万年前の、それまで普通自然体で生きていた人間の、その姿。無有日記は、ここに繋がるその原因を次々と浮かび上がらせ、次なる未来の原因とそれを融合させて、人間本来の在り様を取り戻す。そのためのこれまでが、ここで、更なる進化を経験する。

 そして、この「生命の素顔」の時、嘘の人間誕生のその形無き原因に最も近いところに在る(原因の)形を、思考の域に登場させる。今在る非地球的人間の姿のその原点も、そこに在る。そこは、真が消去された瞬間(の連続)の、その原因からの実である。

 

3.動物も人間も植物も、地球に生きる生命は皆、その始まりの時は、卵細胞の元となる、その原因の粒子。動物(人間)では、それは卵巣に在り、植物では、胚のうに在る。そして、どちらも胚となり、成長する。

 人間の初期の胚には、原口という開口部が在り、そこから始まる細胞活動(原腸陥入)によって、体の形造が行われる。その胚の本来は、植物極とされる極から生まれた、3層。しかし、数万年前、動物極からとなる4層目がそこに合わさり、そのまま現在に至る。

 前者は、ずっとそれだけだった人間の基となる、内胚葉。後者は、それを抑え込むようにして生み出された、夜行性の外胚葉。植物極と動物極を結ぶ軸によって、それはひとつになり、その時からの人間の、今日までのその基礎となる。

 

4.元来、原口は、口になるところであるが、その位置に肛門が出来、後に別の陥部に口が出来るという、新たな組織が、4層の出現によって作り出される。以前は、栄養物を口から取り込むことで必要となる腸を形成しつつ、その延長上に肛門をつくっていたが、3万年程前からは、肛門から要らないものを出すために必要となる腸が形成され、その延長上に口をつくる。

 口が先となる人間にとっての口は、健康のため。腸は、健全な消化と吸収のため。しかし、口が後になる人間にとっての口は、欲を満たすため。腸は、排出するためだけのものである。

 身体における12/13(電子)の物理的源となる1~3層(内胚葉)の成分は、地磁気と繋がる、地球本来の陽子13の物質。1/13の物理的源となる4層目(外胚葉)の成分は、非地球的原因のその元となる、陽子13263/153のみ)の物質。4層目は、獰猛さと支配欲を備える、夜行性の層と言える。

 

5.外胚葉には、分厚くなった部分が生まれ、そこに中枢神経系(脳、脊髄)の原基となる、神経板が出来る。神経細胞と色素細胞の元を備えるそれは、その左右両側を隆起させて、接近し、癒着して、神経管を形成する。(その神経管が唯一外界と繋がり、外の情報を直接感じ取るために出来たのが、目(網膜)である。)

 胎生期の背側に、そこを縦走するようにして生まれる、脳や脊髄をつくる、脊索という器官。生命たち(昼行性)のそれは、後に消えて、黒質に集約されるが、夜行性は、その原因(記憶)をしっかりと残したまま、黒質を通る指揮の元で、脊索(の次元)で生きる生を安定させる。

 内胚葉を覆うようにして外胚葉が合わさるところから始まる、神経板→脊索→脊髄(脳)への、その形成の流れ。人は、胚の時点から本来を尽く押し潰され、自由と普通を失くした生命活動を余儀なくされる。

 

6.脊索の始点と重なり合う現在の場所は、胸椎3番と4番の間(辺り)である。軽い気持ちでそこを意識してみると、何気に動き出すものがある。植物極からの生を記憶に持つ存在にとって、それは、思いがけない嬉しい時。

 それよりも時空を遡る、神経板の時。それも現在の脊椎には在り、ここに至る原因の進化により、それへの対処も可能となる。胸椎1番と2番の間に触れてみる。人間時間の、その始まりの始まりの時となる、胚発生初期の次元。それは、自分のものとして、望むべく感覚的変化の機会を生み出すものとなる。

 体の形造りで最初に起こる、その形成運動となる原腸陥入。内胚葉のみだったところに入り込んだ外胚葉によって、それまでの流れは消去され、一生命としての人間活動の、その基本形は崩される。それを元に戻す。

 

7.外胚葉を使って、地球と繋がる生命たちのその人間時間を非生命的なそれへと変えていった、夜行性色を操る、非地球的存在の意思。その原因となる世界は、多次元的に影響を及ぼし続け、今尚どこにも在って、人間を、その無意識の次元から、どんな風にでも動かす。

 どこまでもそうであっても、そうにはならない時を生み出すその新たな原因の働きかけのために、この「生命の素顔」は在る。ここまでの無有日記を通して、思い出し、育み、成長させた、(真の普通となる)地球感覚。それは、その外胚葉の原因へのEWを、遊び心一杯に表現するところに居る。

 胸椎2番と3番の間に入ってみる。生命本来のその大元となる動きを完全に不自由にさせたそれは、意味不明度を強めつつ、呆然として、揺れ動く。

 

8.胚の中で、人間になろうとする意思が動き出すと、そこに覆いかぶさるようにしてへばり付き、その質をねじ曲げて、自分たちの使い勝手の良いものにする。そこで、それまでの普通が動けば、異常なものへとそれを変え、健康的に何かが流れ出そうとすれば、それを止めて、滞りと歪みを作り出す。

 自らは何も生み出さない外胚葉は、内胚葉の動きをコピーしつつ、その全てを非生命的に変質させて、自分仕様に仕立て上げる。アメーバのように、どんなにでも変化できるもの(原因)が、動物極の次元からそこへと送り込まれ、神経板(のへり)を通して、それ(夜行性人間のパーツ)は具現化する。その様が、形無き原因の直ぐ側で成される、嘘の人間の形成活動である。

 

9.身体は、夜行性仕様のそれであっても、その中に在る生の原因を本来とする生命たちは、無くなることのないその健全な意思をそのままに、普通の質を成長させる。無有日記に添い、自浄力の次元を高め、それまでの負の連鎖からなる重たい原因を力無くさせて、次への原因を、真の人間のそれにする。

 元々は無かった脊索や外胚葉の実を知り、その原因が動かざるを得ないEWを通して、そこに人間本来の原因を通す。それらがくっ付いたままの胚が在り、それを基とする胎生期(発生途中)が原因となって身体をつくるから、心ある原因を普通とする人は、何をしても、自分らしくは生きられない。人間にとっての自分らしさは、地球の一部としての地球への責任を、人としてあたり前に生きることだから、当然そのためには、胚の次元への対処が必須となる。生命の素顔を、人間のそれにする。

 

10.大気が侵され、(窒素関わりで)昼行性の動物が要らない負荷を覚え始めるよりも遥か前(410万年程前)、夜行性の重要な物質であるAlの、その元となる(意思の)原因が、体内の次元に入り込む。当初のその居場所は、身体の中心(胸あたり)。その時から、およそ200万年の時を経て、それは体内全体に染み渡る程となり、そこでの人間経験に、そうとは分からせない負荷を与え続けることになる。

 そうであるその働きを維持・安定させるための工夫が重ねられる中、それを仕向ける意思は中心から遠い指先に事の焦点を置き、そこを、完全なる支配の拠点にしようとする。爪は、その恐ろしく異常な力によって、そのために作り出される。

 

11.手の甲に密度濃く1/13の電子を蓄積させ得たことを材料に、爪づくり(の原因の動き)が始まったのは、290万年程前。その目的は、体内での自浄力に、非生命的物質がはじかれないよう、その働きを不自由にするため。今からおよそ90万年前、それまでに体内の細胞に入り込んだ1/13の電子が身体活動のその重石役でい続けられるよう、爪が、その場所(指先)を覆う(蓋をする)。

 爪のEWを通して動き出すのは、非人間性及び夜行性(非生命的意思)への対処。そこには、3/15の電子に支えられる1/13の物質が関わるゆえ、それは、本来に力を与える。

 物質本来の12個の電子は、透明。そこに入り込んだ1/13の電子は、黒(色を生み出すブラック電子)。爪の白は、その黒の電子によって生み出された、不自然さの象徴。それをAl3/15が支配し、負の循環は繰り返される。(黒の度数は、Alが最も強く、CNがそれに続く。燃焼すると物が黒くなるのは、12/13が姿を消して、1/13が残るため。)

 

12.黒の元となる粒子には、陽子数4531で住み分けされた、外側と内側の2層が在り、2つが合わさることで、黒が生まれる。身体の次元に入り込んだリボソームの中にも、同様の2つが在り、同数の中性子187で、それらは合一化する。そして、黒の中心となる部分には、その全てを支配する意思によって扱われる別な物質が在り、その陽子数は、51

 黒は、融合する3つの物質が形づくり、太陽の光に仕事をさせないという、その独特な仕事を、それらは担う。黒の物質的本質となるその実は、身体活動の基礎となる細胞質の次元での、生命本来への押さえ込み。黒は、そこに在るリボソームから始まり、自然界における不自然な力を持つ色として、人間によって具現化される。

 

13.黒が存在し得る原因として51個の陽子を活かす、黒の創造主のような意思。その本質は、磁気。陽子51の粒子(中性子187、電子13)は、その磁気による物質化への通り道となる役を担い、磁気と物質それぞれの次元が1つになる瞬間分の1の時空で、黒が持つ非生命力のその土台となる。

 黒を意思表現の道具とする、その磁気の内実は、真ん中に単極子を持たない、6磁極子(1/7磁気単極子の外れた、外側の6極子)。非宇宙の意思に支えられるそれは、地球空間でのあらゆる生命活動を押さえ込もうと、太陽の光無しでも生きられる動物の生を、それで動かす。後に、人間の次元にも入り込み、細胞レベルでの支配を可能とする。

 動きを止める重たさを普通とし、空間の流れも、生命の力も、停滞型のそれへと安定させる、黒。そこに在るものを動かす6磁極子は、争いや病気などの非人間的現実も、容易に作り出す。

 

14.色の一種という概念が限り無く通用しない、黒。それは、全ての色を力無くさせ、あらゆる形を非生命色に染める。黒は、動き出そうと(仕事をしようと)する色を簡単に消し去り、中身の無さと原因の未熟さを力に変える。(単極子を持たない)6磁極子に操られる脳は、その異様さも、価値あるものと位置づける。

 細胞のその基となる次元から、そこに組み込まれて、本来の変化とは無縁の時空を演出する、黒。人間は、夜行性の証のようにして、本能的に黒関わりの現実(思考)を馴染ませ、それを主とする(尊いものとする)生活感覚を力に、人間の振りを磨いていく。その全てが、黒の元となる非宇宙的磁気次元の、人間仕様への思惑である。

 

15.「生命本来」などを通して、誰もが感得する、黒の原因に潜む、生命世界の重石でい続けようとするその恐ろしい負の力。その理由の始まりは、細胞質内の、リボソームとされる細胞小器官。細胞の次元に在る物質(×3)に触れ、外の部分から処理していく(×3=ミトコンドリア、細胞膜、細胞質)。

 それにより、細胞核も、生き直しの原因を手にし、枠も区切りも無かった頃の心身の力になろうと、地磁気を刺激する。本来の細胞活動が、回転し始める。

 黒の中で色が消えるというのは、黒だけが色ではないことを意味する。光を反射する色で包まれるこの自然界に、そうではない黒が在るのも、異常。それは、元々は、この地上のどこにも、夜行性動物は存在しなかったことを伝える。

 

16.外ではなく、中に在るから、そのための原因となってそれ(黒)は具現化される。それを思えば、黒関わりの現実から自由になって、細胞世界に居座るその(黒の)影響力に対処することが重要であることを知る。これまでの無有日記の原因が心身に溶けていれば、普通感覚のEWとして、リボソームの芯(核)の、その背後に多次元的に在る6磁極子を扱う。

 そして、1/7磁気単極子は、希望を抱く。地球も太陽も、永いことそれを外されたまま、無くてもいい時を経験し続ける。「太陽と地球と無有日記」は、ここに繋がり、進化し続けるEWの原因は、ここに来て、細胞質内の次元を浄化し得る程の力を付ける。「生命の素顔」は、知ることで始まる、非生命的現実のその終わりの時である。

 細胞質内の黒の原点となる次元が動かされることで、人間は、新たな経験創造の時を普通とする。電子12の食と無有日記に守られ、細胞レベルでの再編は、ムリ無く行われる。地磁気との時間も自然なものとなり、太陽の光で生きる生命たちと共に、この地球空間を、本来へと、楽しみながら変えていく。by 無有 6/15 2020

 

 

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