歴史の芯(23)

歴史の芯1

1.人間の知能では永遠に分かり得ない次元の出来事は、人間世界の出来事に永遠に影響を及ぼし続ける原因となって、そのまま、あらゆる思考の接近を寄せ付けずに、在り続ける。それが分からなくても、どうにか人間を生きていけると、それは一層経験の外側へと遠ざかり、その出来事は、限り無く見えなくなる。その時、その影響力は無いものとされ、そしてその影響下で、人は、人生を送る。それは、固定されたある枠内で、それへの疑問も違和感も持たずに時を連ねるということ。ふとした想いも、感覚的な発想も、その自覚もなく、枷をかけられているということ。そんな人間経験を、人は延々と続ける。

 食品でも、日用雑貨でも、その何かを手に(口に)したあたりから、人は、少しずつ心身に不調を覚え出し、思いがけず不自然な出来事を生じさせる流れに乗せられてしまうことがある。しかし、そのことが手にした物によるということを知る機会を手にするのは至極難しく、仮にその機会に縁したとしても、それまでの負の原因の染み込みと、要らないはずの経験の蓄積は、健全な判断と理解を容易に歪めてしまう。

 それは、知識でも風景でも同じで、その何かに触れ、関わりを持っただけで、脳の働きがいつのまにか本来ではなくなる経験をしてしまうこともあるのだが、その殆どは、無自覚のうちに進行するため、人は、知らずうちに普通の質を低下させ、その原因となる部分への対処も出来ずに、不自然・不調和をあたり前としてしまう。そして、そんな中でも、人は、人生の意義を感じ、生きる意味を見つけ、それを人間の在り方として認識して、無くてもいい経験の受容を強めていく。

 

2.そんな食品や知識であるが、それ関わりで、人の心身や空間が重苦しさを覚えたり、流れにくくなったりするというのは、そのどれにも、他を病ませる意思が在ることを意味する。形を生み出す形無き原因に触れれば、それは普通のこととして、人は知る。しかし、その原因の世界での普通も、結果を優先し、過去を大事にする世界では、意味の無いものとされ、尽くそれは無視され、姿を消す。ある意味、形ある結果に意識を向けさせる姿勢と、それに付き合わされることが、病みの原因の内実に蓋をしていると言える。意思(影響力)は、どんなものにも在る。その人としての基本理解を通して、争いや不健全さの原因は確実に動き出し、その理解の成長によって、病みの根源も顕になる。

 風や水の流れ、太陽や空の輝き、そして動植物たちの素朴な営み。それらは、人間の生きる源となり、時が癒され、変化する、その原因となる。ただそうである時を、人は喜び、安心する。ところが、風は暴れ、水はその質を落とし、太陽も空も、動植物たちも元気を失くしてしまった、この地球環境。それは、分からないまま蓄積する負の原因が、物理世界のあらゆる次元層に蔓延し、そこに生きる存在たちの生命活動が、本来ではなくなってしまったから。時は曇り、空間は重くなり、人間も動植物たちも皆、要らない負荷を覚えつつ、それを普通に、生きる普通の質を低下させていく。その負の原因となる物や形の、その元となる更なる原因へと遡っていくと、そこには、人間の理解の及ばないある物の、世の常識を遥かに超えた、不可思議な性質の影響がある。

 

3.自然界全体の、本来そうであるべきその普通の質が、ある時低下し、生命たちの生きる力が次第に削がれることになっても、それに対して為す術もなくそのままでいるしかない状況であると、それまでのように生きることを形に生が営まれる中、それは、前とは違う次なる普通となって、いつのまにか自然界の自然な姿となる。その要らない変化(変異)の原因となるものを、この人間の歴史の中で眺めた時、通るべき場所として、7世紀後半に近江の国で起きた、恐ろしく残酷で(不気味で)、惨たらしい争乱(殺し合い)がある。

 上部から末端までの政治関わりの全ての人が、二つに分かれて争い(命を潰し合い)、一般の人々も大勢巻き込んで、酷く悍しい現実(殺害、拷問)が日々繰り広げられた、この国で最も古い悲惨極まる負の出来事。その時に、野獣にも優る(毒蛇のような)凶悪さと残忍さを武器に虐殺を愉しんだ、非理・非道の鏡のような存在。彼によって作られる次なる都から、この国は、現代に至る、変化とは無縁の歴史を刻むことになるのだが、この今に生きる心無い多くの人は、その時の経験(大海人の悪徳)を元とする人生を生きた存在たちの血(本性の遺伝子)を引き継いでいると思ってよい。その争乱で、残酷な仕打ちを受け、無惨に命を絶たれ、捨てられた、夥しい程の人々。それは、人間が全く人間ではなくなる経験のその恐ろしい原因が、その後の嘘の正しさの中で、そのまま息づき、力を持ち得る、形無き負(病み)の土台の材料となる。

 

4.秘めた残虐性をそのまま原因に行動する(出来る)人間を、同質の権力者は重宝し、その彼らは、人殺しの手腕を磨き、その道での名人を誇る。その類の本性は、多くが蛇絡みの成り立ちと経験によるものだが、意識を向けた相手の(心身の)動きが簡単に鈍化してしまう程の殺意の、その呪術的な原因には、別の理由がある。それが、近江の国(滋賀)特有の物であり、そこでの争乱の背景においても、その物は、残虐性と支配欲を強める(具体化させる)道具となる。

 それは、その辺りで採れる、細胞本来の活動を滞らせて生命力を削ぐ性質(放射性元素)を持つ、ある鉱石(鉱物)。その昔、人が恐がり、苦しむことを何よりの快感とする存在たち(蛇系の元祖的存在)は、その石を右手で持つことで、身体内の(粒子の)流れが強力に腐敗型のそれになることを覚え、それを繰り返すことで、その心地良い停滞感を増幅させ、意識するだけで(目と目を合わせるだけで)、普通の人が健全さを失くしてしまう程の力を付ける。

 呪術は、変化とは無縁の歪な普通で、人の普通であるその変化を止めること。異常に育む怨み(殺意)や憎悪をその材料とし、燃料は、不気味さを演出する鉱石(黒褐色の水晶)との融合により通り道の出来た、その経験の(滞りの)原因である。後の密教の負の土台となるその経験は、そのまま本性の遺伝子として後世に繋がり得てしまうのだが、そのことを最大限に活かし、自らも、他を寄せ付けない程の呪術を幾度の人生で行使したのが、この時、大海人皇子である生を生きた存在である。

 彼の普通は、嫌悪の対象とする(敵対する)人間の脳に、自らの分身を付着させるようにして入り込み、恐怖心を抱かせて、その人の自由を奪い、生きる力を容易に削いでしまうもの。意のままに動く呪術師を従え、事を思い通りに進めるその力は、時の争乱では、素朴な人たちの精神(脳)を狂わせ、暴力へと走らせ、好きなだけ彼らを苦しませ、死に至らしめる。形あるところでは、どこにも(林にも湖にも)多くの屍が在り、形無きところでは、人間の世には有ってはならない、魑魅魍魎の様を呈する。その全てが、後に天武となる存在の、その本体(本質)の意思であり、連れ添う女性(持統)と、その前の女性も、それに関わる。

 彼は、現代、近江からそれ程遠くない場所で、女性として、普通人を生きる。(後の女性は、その近くに、前の女性は、東京に、時の人として居る)彼女たちの、無意識の意思による呪術(呪詛、呪縛)は、顕在である。かつての争乱関わりで、彼女たちの脳に取り込まれた大勢の人たちは、今世でも尚、心身の自由を牛耳られたまま、厳しい時を過ごす。しかしそれは、この無有日記を通して、そのままではいられない時へと移行する。

 

5.壬申の乱という、この国の歴史で最も重要な争い(戦い)。それは、人間の知では計り知れない負の原因の時を潜める鉱石(鉱物)との融合を普通とする存在によって、人間の歴史が大きく脱線することになった、人としてあり得ない事実が連続する、恐ろしい出来事。虚偽と欺瞞が呪術の力で正しさを手にし、それを基礎とする権力で、時代がむりやり歪な方向へと動かされたそのことで、この国は、それ以降、中身の無い形式と全く嘘である正しさを基本に、時を連ねることになる。そうであるよう洗脳され続ける人々は、歴史的災い人(極悪人)の思惑とその怪しい力によって、永いこと、人として生きることを忘れる。

 世の嘘は、それがどの時代のものであっても、全て、大海人皇子の生を手にした存在の本質と繋がっている。嘘には、嘘の原因があり、その原因の安定は、呪術の最大の要素となる。繰り返し転生し、世の病みを支えた彼は、その自覚もなく嘘の中で生きる人を増やし、その嘘を正しきこととして大切にする人を人として好ましい在り方とするその様を、巧く作り上げる。醜い感情と鉱物からなる彼(彼女)の呪術の威力は、形無き次元の性質(の働き)を、自在に操ってしまう程。必要とあれば、何人にでも、どんな風にでも、好き放題個性を変えた分身を付着(密着)させて、思い通りの仕事をする。その力に、永い間、世の人々は悩まされ続ける。

 この国の歴史に学び、これからのために歴史を語る時、その歴史上の重要な争乱(戦)は、壬申の乱である。それ以外は皆、そこでの出来事を原因とする当然の結果であり、全て、その争乱関わりの原因を持つ存在たちの、その本体(形無き別次の意思)による、別な形である。次に繋がる学びとしての、その原因の充実を大切に思えば、それは、普通の理解となる。

 元の姿がどんなだったかも知り得ず、どこまで自分たちが歪なままであるかも分かり得ない事実の、その原因が存在する、歴史ビル2階。そのことを把握し、自らの原因の質を成長させつつ、大きく脱線したままのこの国の歴史を元に戻すことが、歴史への学びの真であり、人としての当然の実践である。壬申の乱は、人の心が育つ土壌が完全に壊され、呪術を扱う(重宝する)力ある存在によって、暴力と殺害がその後延々と繰り返されることになるその道に時代が進み出した、世にも恐ろしい、人としての姿が消えた瞬間(争い)である。歴史ビル2階は、近江の時(都)から、心を持たない能面の人間たちが活躍するという、悍しさと、妖しさを帯びる。

 

6.人間が手にすることがなければ、それ程までの悲惨さは生み出されなかったであろう、その黒褐色の水晶は、数千万年の時を経て、近江の地に存在し得ることになるのだが、その妙な色は、地底深くに在り続けた放射性の鉱物の影響によるものである。

 人類誕生より、何百、何千万年も遥か昔、琵琶湖は、今の倍近くあり、列島の地形も違っていた。その頃、地球全体は、中心核に向かう重力バランスの(安定化に向けた)微調整が行われ、その一環で、周りの物質の調和のある在り方に強烈な負の力(放射能)を放出する鉱物の類は、地表近くへと押し出され、太陽の力も借りて、その作用は、次々と静まっていく。それは(その巨大な変動は)数十万から数百万年単位で活発に行われ、それにより、地球環境の土台は整い出す。(※無数の放射性物質(元素)の原因となる意思同士がぶつかり合い、融合し、数限り無い化学反応を起こす中、一度切りの絶妙なタイミングに、生命は誕生する。そして、環境が安定するにつれ、それは進化する)

 ところが、地球の意思に逆らい、その生命活動を抑え込もうとする、調和とは真逆の性質(意思)を持つ不気味な鉱物が地球内部には在り、それへの違和感からなる地殻変動を経て、その一つが、数千万年前から、日本列島(琵琶湖)の地底深くに潜んだままとなる。(日本列島は、地球の異物であるそれへの地球の反応から生まれたもので、そのため、火山が多く、地震も頻発する)その鉱物の意思が活動的だった時代に、水晶の元となる(珪素を含む)水分がそれにより汚染され、そのまま永い時を経て固まり、形となって、変動による隆起により、それは、近江の国辺りで産出される。それは(その鉱物は)、地球の中に在って、地球(の意思)を無視する意思のかたまり。その水晶は、鉱物と同じ、生命活動を抑え込む(滞らせる)力の原因を持つ、人間が触れてはならないものである。

 

7.重く、流れない感情で、心柔らかな人や空間の動きを簡単に鈍らせる普通を潜める人は、本性が、変化とは無縁の、停滞と収縮(攻撃と破壊)なので、想いを形に、広げ、流れさせるといった、人間本来の創造と連繋の道具となるはずの(役目を担う)右手に、その水晶を持つことで、一層人間らしい感性を無くし、自らの本性の危うさとその影響力を、増幅・拡大させることになる。

 素朴な感性を持つ多くの普通の人が、その影響を受けたままであることを考える時、意外な手法として、左手でそれを持つ想像をし、通り道を解放する(毒出しのような)作用を、自らに促してみる。左手は、感覚的理解の原因を脳に送り込む役も担う。そこにあり得ない現実があれば、あり得ないことを通して、その変化の機会を創り出す。(箸を左手で持つなどして、これまでにひび割れを作ると、脳は、要らない経験の記憶から自由になれる)

 人の世は、嘘の原因そのままの正しさを作り出す力ある存在の意向に合わせて生きることが良しとされ、何をするにしても、次へと流れない、「こうでなければ」「そうあるべき」常識によって、人は、その気もなく、生きにくさと不自由さを慢性化させていく。その姿は、非人間性を普通とする嘘の教えや嘘の神(神道)の世界と常に融合している状態であり、遠い昔に経験した(させられた)形無き本体(生命体)への傷が、いつまでも浄化され得ない原因となる。それはまた、引き受けやすく、操られやすいということ。だから、「歴史の芯」と「仏陀の心」を普通に、生きる原因の質を、本来にする。そうはあり得ない理由の世界に、力を与えることはない。常識も正しさも、心(細胞)が悲しむ嘘を外せば、初めから、自分の中に在ることを知る。

 嘘と呪術と権力が完璧にひとつに固まり、動き出した、飛鳥以降の、この国の非人間的な歴史。密教色の強い宗教の原因によって、巧く覆い隠された、黒い水晶絡みの恐ろしい呪術は、この23章を余裕で包み込む存在たちの力強いEWによって、その威力を無くしていく。それは、1500年程振りに、心ある人たちが経験する、本来の普通の訪れ。7世紀後半の争いから止まったままの心の時計は、ここで動き出す。

 

8.乱れ行く世の原因を浄化し得るその生命の意思は、形無き本体に強力な負荷(呪術)をかけられながらも、大友皇子の生を手にし、優れた才知を具体化する。(その手前では、そう仕向けるある存在の意図があるが…)心ある人たちは皆、彼を慕い、共に居られることを喜び、みんなのための仕事をして、皇子を支える。

 彼の普通が、大海人皇子の異常な世界に汚染され、潰されたことで、世は、尽く自浄力を無くし、心ある想いが異物(異端)とされてしまう程の、悲しい歴史を刻む。近江の地でのその時は、大勢の心ある素朴な人たちが、脳をおかしくされたまま(呪術で心身の自由な動きを抑えられたまま)人生を終え、その後の人生でも、彼らは、そのことに苦しみ、厳しい時を生きる。そこでの悲劇は、幼子までが皆湖沖で命を絶たれるという、恐ろしく惨いものである。大海人皇子は、殊の外、それに満悦する。

 現代、かつて大友皇子と推古天皇であった存在の二人が、合流する。彼の近くで仕えていた少女の経験を持つ彼女の形無き原因の支えにより、彼は、ここで、本来の力を取り戻す機会を得る。二人の原因(意思)の融合から生み出されたこの23章。歴史の芯は、爽やかな風を通し、清らかな水を流し、不純物は、姿を無くす。歴史的負の土台の核となる部分が浄化されることで、時は、地球が喜ぶ原因でい続ける生命の歴史を創り出していく。「仏陀の心」を通して、他の国々の歴史の芯も動き出し、全てが、本来へとその質を変えていく。そんな時に、みんなは居る。

 

9.放射性の物質は、それぞれの性質は違っても、本質はほぼ同じで、それは、自然環境や身体細胞(脳)に強弱様々に影響を及ぼすものである。ところが、7世紀後半辺りから勢いづいた、(放射性元素を含む)鉱物絡みの呪術は、それへの抵抗力を強める結果を導き、人体に害のあるものでも、自分には何でもない人間を増やしていく。感情や意識も然り。彼らは、人が抱くことの出来ない残忍さや凶悪さに平気でいて、細胞が辛くなるはずの差別心や憎悪を普通とする。

 争い事の絶えない時代を連ねる中、新しく人間を経験し始める(初めて人間を経験する)人たちの殆どは、その不穏で非人間的な風景を生まれながらに馴染ませ、健全さからは程遠い身体表現を、嘘と暴力の原因の中で普通に経験する。その数は、どの時代でも多数を占めるようになり、そのことで、人としての変化・成長とは無縁の負の原因は強まるわけだが、それは、呪術世界の災いの原因と、人としての本性が密に繋がり、融合するということである。それはまた、放射性物質とその本質を同じくする感情を備える人間が、そうではない心柔らかな普通の人の心身に負荷をかけて、生きにくくさせるということ。大海人皇子関わりの呪術師たちを通してその危うい原因を取り込んだ存在たちは、その後の人生でも、感情をまるで放射能のようにして扱い、真の正しさや本来の普通に対して無感覚な人間を作り出していく。

 現代、大多数の人たちが、自然界に生きる生命たちが悲しむLEDに何の違和感も覚えないのは、そうである原因を普通に何度も人生を生きてきた彼らの、その不気味な本性と非生命的な本質のためである。つまり、壬申の乱後、時代は、次々と人間らしい人間を失ってきたということ。それゆえ、本来であれば普通に反応するLEDの本質とその成分(放射性元素関わりの発光体)には何も感じず、それによって動植物や心ある人たちが辛さを覚えて苦しんでも、どこまでも他人事である。(LED照明とそれに汚染された水によって、あらゆるものが腐り、劣化しても、彼らは、それに無感覚である)LEDの恐さは、人の脳に負荷をかけて、その動きを止める、かつての呪術の原因と重なり合う。LED照明は、停滞と破壊の意思を内に潜める人の、その残忍さによる普通である。

 彼らの不自然・不調和への無感覚は、彼ら独自の非人間的な健康体を支え、そうではない人たちの動きにくさと生きにくさを生み出す。彼らの不健康・不健全な物への違和感の無さは、彼ら独自の歪な価値観を支え、平和の原因を潰して、形ばかりの平和への願望を自らの生きる力にする。そして、健全さを普通とする本来を生きる人たちは、やむ無くそれに付き合わされ、心身を病ませていく。

 この無有日記の原因とムリ無く融合し、その世界の普通を自らに重ねて実践する人は、要らない経験の全てから自由になるためにも、放射性元素(の本質とその負の力)の世界をテーマとしたEWを、余裕で行ってみる。それ絡みの性質(滞り、退化、破壊の原因)は、脳にも心身にも、形無き本体にも、際限無く染み込んでいる。そのための、理由の分からない辛さと怖れ、どうにもならない不調と痛み。その時、主人公は、左手である。右手の先に、自然界が安心する本来の普通世界を引き寄せ、それと力強く自然に繋がるためにも、左手に、この時ならではの生命の仕事をしてもらう。そして、右手に、思う存分、想いを具現化してもらう。そのプロセスには、この無有日記が寄り添う。この23章が連れて来た旬のEWで、この時代は、みんなを通して、次なる全ての時代の、生命としての確かな原因となる。

 

10.「歴史の芯」を通して認識することになる、これまでの、どの時の、どの場所にも無かった、この世の真実。それは、形無き意思世界で支配力を強める存在によって作られた、本来無くてもいい偽装空間の、その性質の反映(投影)として、人は、その意のままに生きているということ。

 元来、人間には、死後の世界というものは無く、形ある身体時間も、そうではない時空での経験も、ひとつとして生きる。心は、その全てを伝え、伝わるそれを通して、人は、心を通わせ、交流する。

 それが、心無い存在によって無くてもいい経験をさせられる中、人は、未消化の感情をそのまま溜め込み、心の自由とその力を失くし、ひとつであったその存在の性質は、過去に居続ける(付き合わされる)流れない原因と、次なる時に繋がろうとする原因の二つに分けられ、そのひとつ(前者)が、牛耳られてしまう。そして、人は、心が主導権を持てなくなり、その気もなく、不自然・不調和の原因を併せ持つおかしな時代環境を生み出すことになる。それは、この今に至る数千年間、続けられている。

 歴史は、次なる原因となるこの今に自然に溶けるものであれば、それなりの意味を持つ。しかし、それが、過去に居座り、動きの無い結果として溶けずにあれば、それは、地球環境(連なる時代)の負の原因となり、人間世界を容易に病ませる力となる。

 その負の原因となる力の源が、本来無くてもいいその偽装空間である。そこは、無生命化の意思が好き放題暗躍する、変化とは無縁の、生命世界の異物。歴史の芯は、その世界が浄化され得る時の、その原因となる体験を、人に促す。自らと重ね、実践し、それを普通とすることで、人は、人として生きることを初めて経験する。

 人は、生命を生き、人間をやる、この地球に住む、一生命。要らない経験と嘘を外すことで、自然と時は変わり、真は、力を取り戻す。「歴史の芯」から「仏陀の心」へ。人の心は、数千年振りに、成長の時を経験する。

 

11.その意識もなく世を病ませ、そうとは分からせずに人が苦しむ姿を喜ぶ人たちの、その心の無さには、脳内に特徴がある。それは、かつての経験の性質を残す(繋ぐ)右脳の部分に、恐ろしく非道で残忍な感情の原因を、密度濃く固めて潜めているということ。それゆえ、左手を使った(左右を同じように使う)動きを嫌い、右手で生み出すものは、滞りのそれである。

 彼らは、元々心が無いから、そのような状態でいるわけだが、右脳に動きの無い否定感情を蓄積させたままでいることを普通とするので、当然、心や感性といった感覚的な世界は、意味不明となる。そして、覚えたこと、教えられたことだけを頼りに、左脳だけで生き、言動の全てに、右脳に在る重く流れない(粘着質の)感情の原因を乗せて、空間や関係性の主導権を握る。

 左手本来を活躍させるというのは、そんな存在たちによって染み込まされた要らない負の原因を動かし、浄化するためであるが、それだけではなく、それによって彼らは、言いようのない不安定な状態になる。それは、空間の流れのその原因が健全へと向かうことで、彼らの右脳が不要に刺激されるということ。その状態は、彼らにとっては、どんなことがあっても避けたかったこと。世を病ませる原因が流れさせられることは、あり得ない事実となる。

 人の苦しむ姿を快感とする人の右脳は、かつての戦や争い事で、他を潰し切るための悪質な感情を繰り返し溜め込んだその(原因の)記憶が現代にまで繋がり得ているため、不健全な感覚と、心ある原因の無さは、普通となる。その普通が広がり出すことで、本来の普通は壊され、その異常な状況の蔓延により、心ある風景の原因は、力無いものになる。そこから離れ、その場所が姿を消す時のために、この歴史の芯がある。

 現代、世を病ませ、心ある人々の本来を人知れず抑え(潰し)続ける人たちの多くが、大海人皇子(天武天皇)や持統天皇繋がりと思ってよい。彼らは今、政治や経済、教育やスポーツの世界で、人の意識を引っ張り、人の動きを自由に操る。その原因を、この場所から浄化する。(当時、姉妹で共に妖術に長けた、大海人皇子お気に入りの現代の政治家×2は、この時期、誤魔化しようのない状態になる)

 心無い人の背景とその原因を知り、心ある原因の時を、余裕で生きる。心の無さが通用してしまっていたその原因を知り、心ある風景を皆で創り続ける。全ては、ここから。何もかもが上手く行っている。23章がここに在る事実は、これまでの負の原因が確実に浄化され続けて来ている現れ。難しいことは何も無い。ただ、未来の地球自然界が喜ぶ原因を生きる。これまでのように、これからもずっと。

 

12.7世紀、権力を持つ存在の多くが、自らの非人間性を力に、非道で悪質な政を行う。彼らの殆どは、何らかの形で呪術と繋がり、そこには、黒褐色の(放射性元素を含む)水晶が在る。それは、神道や密教の裏側に隠され続ける。壬申の乱の下地を作った中大兄皇子(天智天皇)も、その本質(右脳)は、凶悪さのそれである。そして、その近くに居る、他の呪術師の次元を大きく超えた、恐ろしい力の持ち主。それが、彼の妃(大友皇子の母親)である。

 彼女は、それよりずっと前の時代から、大友皇子となる生命の意思(本体)に執拗に密着し、彼の人生の全てを妖術で支配し、苦しみの時を演出する。中大兄皇子となる意思の存在もそれに協力し、大友皇子の普通とその生命力(意思の力)を潰そうとする。両親に(異母)妹、叔父に従妹、義理の母etc.、壬申の乱よりも何年も前から、大友皇子の周りには、彼を陥れ、その命を弄ぼうとする妖しい存在たちが集まる。彼と共に生きる心ある人たちは、辛く、厳しい時を過ごす。

 その後の時代でも、強力な呪術で彼の意思表現を抑え込んでいた(大友皇子の母親であった)女性は、当時と同じように現代でも、彼を子として引き寄せる流れを固めていたが、夫となる予定の(協力者となる)人と出会うその前に、22章で凶悪な存在たちに命を奪われたかの男性と出会い(出会わされ)、その男性を、どういうわけか子の父親として迎え入れることになる。そして始まる、無有日記の原因と連動したEW。そして、この歴史の芯。壬申の乱の頃の主要な人物は皆、容易に把握し得るところに居る。嘘と呪術と権力で固められた、この国の負の歴史の堅固な土台となる、歴史ビル2階。それを、確実に、余裕で崩す。

 大友皇子と共に居た経験を持つ、心ある人たちが、繰り返し右脳の中に染み込まされてきた、放射能のような力を備えた妖術による、恐ろしく強烈な負の(無生命化の)原因。それが、左手本来の自由な動きと、その放射性絡みのEWによって浄化されることで、これまでの全てが、これからへの望ましい原因のそれへと質(次元)を変えていく。この時をずっと待ち望んでいた、自然界の生命たち。太陽は喜び、地球は安心し、歴史は溶ける。2017年秋、「仏陀の心」を通して流れる、現代の仏陀と道元、そして、「歴史の芯」がここにその本来を甦らせた、大友皇子。彼らと共に、人は、人間らしく、生命を生きる。ここから、望むべく更なる次へと歩み出す。by 無有 10/27 2017

 

 

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