第8回 強制改行でドッキリ (ウィンドウサイズは少し広めでお読みください)


あたかも電子メールのように、日記でも強制改行を多用する人は多い。
ほんらい改行は、パラグラフ末のみ許されるものなのにもかかわらず、
がまんが足りないのか、こんなふうに文末はおろか文中でも改行する。
見やすさを考えてのことと書いた本人は思っているのだろうが、改行コ
ードとブラウザ側のウィンドウサイズが一致しないと、逆に見にくくな
るとまでは考えがいたらないらしい。文中の改行によって「コミュニケ
ーション」のごとく、オンビキが行頭に来るくらいなら許せるが、時に
、と読点が行頭に来たりすることまである。私の場合なら、読む人の喜
ぶ様子だけを想像したいので、なるべくブラウザやマシンの負担になっ
たりすることのないよう、コンテンツはテキスト中心でも、強制改行等
の奇妙な習慣は用いないようにしている。それを、今回はじめて使いか
けてみて思うのだが、やはりどう考えてみても意味がない。スタイルシ
ート等で工夫する方がよい。それでもこのように、各行の長さを揃えつ
つ強制改行する形はむしろまれかもしれない。大半の人は、リズムをキ
ープするためか、各行の長さにこだわらず、概ね句読点で改行している
。それもなんだか全体の形がいびつになって私には気持ち悪いのだが。

(せっかくの強制改行なので、どうか行頭をタテに見てください。)

(02/11/2000 up)


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