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「器は料理の着物」
魯山人の有名な言葉です。
器には陶器も有れば磁器も漆器もあります。
そして○○焼きや○○塗りなんて言われるようにその地域独特の作風があります。
料理屋さんでは旬の食材と同じように、これらの器を取りそろえて
お客様のご来店をお待ちいたしているわけなんですが、
少なからず、鮨屋でも同じことが言えます。
お酒を飲まれる酒器や注器・ぐい呑み、御鮨を置くお皿・お醤油皿や湯呑みなど…
少なからずとも器は必要になってきます。
後はその店主の好みの世界になってしまうんですが。

私の好きな器は…全てです(笑)
と言いますか、趣味が器の収集なんですよ。
織部焼きの深い緑色も備前の火襷も九谷の色彩も切り子の細かいカットも…
と語り出したらキリがないのですが…とにかく大好きです。
中でも生まれ故郷の「備前焼」には特別な思い入れがあります。
鮨屋の五色と言いますと、

・烏賊や白身魚の「白」
・マグロやカツオの「赤」
・サバやコハダの「青」
・玉や数の子の「黄」
・海苔巻の「黒」

になります。
これに出前等でしたら笹の葉や葉蘭の「緑」を入れて六色となりますが、
通常は五色と言われております。
備前焼は上記の五色のどの色とも相性が良いんですよ。
器が出過ぎないと言いますか、良い引き立て役を演じてくれる…
そんな焼き物のような気がします。

このページではそんな私がいつもお世話になってい、
岡山の備前焼の陶芸家の紹介をさせていただきます。
私がいつも器を作っていただいている窯元は岡山県は備前市の夕立受山 (ゆうだちうけやま) の麓にあります。
的野求(もとむ)さん、智士(さとし)さん親子が作られる器は、
大変使い勝手が良いです。
備前焼にはその作風から「火襷 ヒダスキ」「胡麻」「桟切り」「ぼたもち」「青備前」や「黒備前」などがあります。
登り窯にて高温で焼かれる器は非常に丈夫な上に備前焼の花入れに活けた花は長持ちがしたり、御酒やお水の味がまろやかになったりと、色々な恩恵もあります。
是非、当店で本物の備前焼を手にとって見てください。



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