◇発売 2014年8月中旬発売予定
◇価格 44000円(税抜)
○曲がり(小←)☆★☆(→大)
○走り (短←)☆☆★(→長)
○キレ (少←)☆☆★(→大)
☆徳江和則プロ『TRACK社から新しく発売されるHx10は、Mx10で使用されたMR-6 Hybrid ReactiveをDR-6 Hybrid Reactiveに変えアグレッシブな動きをだせるFace Coreとの組み合わせで仕上げられています。
第一印象で感じたのは、Mx10は見た目パールが主な素材で構成されていましたが、Hx10はどちらかというと透明感のないReactiveで、やや曇ってみえる表面からは“本当にH領域?”と思わせる仕上がり。
実際にMx10とHx10双方を投げ比べてみると、さまざまな理由と意図が見受けられました。
まずはカバーストックの変化における素材と表面加工の違いは、たとえばTRACK社がHというカテゴリーを”High-Rev”向けと位置付けた場合、回転数の多さからくるレーンとの摩擦との反応を”穏やかに”したいと考えたのではないかと感じました。
というのもパール素材が主のカバーストックでは厚いオイルゾーンから薄いオイルゾーンでの反応差が大きくでてしまい、急激に向きを変えて暴れる原因の一つになる。
それをやや曇らせるカバーで調整することで、オイルゾーンから薄いゾーンでの反応差が少なく、ナチュラルに均等に摩擦を感じられるカバーストックを採用したということでしょう。
だからFace Coreというアグレッシブな動きをだせるコアでバランスが保たれているのだと思います。
さまざまなコンディションでHx10を投球してみると”H”という領域に留まらず、遅めのコンディションを中心に幅広い対応力を感じます。
ABS専属の川添奨太プロもこのHx10の評価は非常に高く、今期このボールで優勝戦に絡む可能性があるかもしれません。
DR-6 Hybrid Reactive とFace Core の組み合わせで、過剰な動きは抑えつつしっかりと安定した動きがでる、ミディアムコンディション以下で是非持っておかなければならないボールだと思います。』
☆ABS社『走ってバックエンドでしっかりと曲がり続ける強さが開発コンセプト。Faceコアの特性はフレア幅が細かく前進力に長けており、向きが変わった時に強い動きが得られます。カバーストックは走りを優先したカバーで軽快なスキッドが得られフッキングポイントまで容易にもっていく事が可能です。
川添奨太プロも大絶賛しており、非常に気にいっています。』
●色 スモークパール×スカイブルー
●重さ 12〜16P
●表面処理 500/1000 Grit Abralon(R) Polished w/
Powerhouse Factory Finish Polish
●RG 2.500
●RG差 0.049
●硬度 74〜76°
●カバーストック DR-6 Hybrid
●コア Face
●ベストレーンコンデション ミディアムオイル