ボールの回転のタイプ

ボウリングのボールの回転は人によって同じではありません。
それぞれの方にそれぞれの曲がりがあるように回転パターンもひとそれぞれなのです。

ここでは、まず回転のタイプを大きく3つにわけます。
そのタイプをボールにレーンのオイルがついてくる場所(ボールに投球によるレーンとの摩擦傷がつく場所)を使って説明します。

セミローリングタイプ図のようにサムの左側に(右投)オイルの跡、傷の跡がつくタイプです。一般的なリリースの多くの方に見られるタイプです。

スピナータイプ図のようなサムからかなり離れた左側に小さな円としてオイルの跡、傷の跡がつくタイプです。親指を中心としたターンの大きな投球タイプの方に現れるタイプです。

フルローリングタイプ図のように親指の右側にオイルの跡、傷の跡がつくタイプです。親指が抜けたあと、薬指で押す傾向のある人が多いタイプです。

この回転パターンのうちスピナーとフルローリングの方は注意が必要です。
ボールをドリルする際、そのレイアウトをその回転タイプ用にしなければ、そのボールの能力を発揮できないことあるからです。
これらのタイプの方はよくドリラーと相談をしてボールをドリルするようにしてください。

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