ピュアフィジックス


◇発売 2010年7月15日発売予定
◇価格 48300円
○曲がり(小←)☆☆★(→大)
○走り (短←)☆★☆(→長)
○キレ (少←)☆☆★(→大)

☆徳江和則プロ『リサージェンス→スウィング→フィジックス。このフィジックスに至るまでの過程で各々のモデルでこれだけ圧倒的なパフォーマンスと実績・伝説を残した製品は少なく、今回フルモデルチェンジし”フィジックス”と名付けられたこのボールも例外ではなく、伝説を受け継ぐに相応しい性能で7月15日、全世界に送り出されます。世界最高級クラスの”表面の粗さ”Ra数値46.5を誇るカバーストック”FULL TILT7.5”を搭載し、大幅に強くなったカバーストックは厚いオイルをものともしないキャッチ力とキャリーダウンで絶大なる信頼と圧倒的な強さを見出すことが出来るでしょう。私が投球した第一印象は”キャッチが強く、それでいてバックエンドでの運動量も大きい”というところ。スウィングシリーズのフルモデルチェンジとは聞いていたのですが、”FULL TILT7.5”というただ単に数値が上がったというメリハリ感のない、中弛みなダラダラとしたリアクションイメージは全くなく、キャッチ力とバックエンドの力強さ双方を兼ね備え、”攻撃的にラインを攻める”性能とも感じられるほど絶妙に仕上げられています。今回フルスウィングで使用したコアを数値もそのまま採用していますが、メリハリ感を出せるコアだからこそのバックエンドに力強さを感じられると言うことでしょう。私はコロンビア社とのテストも含め、1.PAP-Pin5”in(Pin down)・Mass4”in、2.PAP-Pin4”in(Pin up)・Mass4”inの二つを所有していますが、先での動きをさらに強調させるのであれば1.を、ミッドエリアでの安定した動きと強いモーションポテンシャルを最大限発揮させるのであれば2.を。レイアウトの一つの選択肢としてお考えください。世界最高級クラスのFULL TILT7.5カバーストック搭載。フルスウィングコアとの組み合わせはオイリーなコンディションで他を寄せ付けないパフォーマンスを実現させてくれるでしょう。』

☆野村祐輔プロ『まずは箱出しで投球。Ra値がほぼ規定の限界値ということもあって、曲がり幅は期待どおりの大きさ。しかも曲がりの大きいボールにありがちな大きく緩やかな曲がりではなく、適度なスキッド感がありつつもフッキングポイントで急激に角度が変わるメリハリのある動き。非常に強いポケットへの進入角とピンアクションが得られました。当然キャリーダウンのオイルもものともしません。動き自体も曲がりがある割には安定感のある動きを示し、曲がりの大きさに対応できる人であれば、箱出し状態でも充分に使いこなせるものと思います。しかし、やはりここはポリッシュした状態も試したい。コロンビアではかつての大ヒット作のモーメンタムスウィングもポリッシュすると更に素晴らしい動きになったこともあり、ポリッシュして投球してみた。曲がりの大きさが落ちるのは予想通りだが、意外なことにボールの動きは穏やかな軌道になり、投げやすいボールに変化。ピンアクションの良さは変わらずなので、これはこれでありでしょう。』

☆清水俊彦プロ『レーンヘッドのオイルを感じながら投球する事はもちろん、出し戻しもOKだし中目の厚いオイルの壁に沿わせても十分使用できるボールです。ストライクの幅とボウリングの夢が広がるボールだと思いますよネ!あっそ〜フレアも広がりますよ!!バックエンドの動きにシャープさは余り感じませんがとても安定感のある動きをします。メンテしたてのレーンでも投球はしましたがボールが3段階に動いたのには驚きました!スピード・リコシェと比べたので、とてもオイルに強い印象を植えつけられました。ミディアム〜オイリーに合うと思います。表面加工でどれ位変われるのか興味深いところです!』

☆名倉努プロ『”Full Tilt7.5”という強力なカバーストックが示す通り、手前の厚いオイルをものともしないレーンキャッチと、奥での終わる事のない継続した曲がりはまさに”スウィングシリーズ後継モデル”と呼ぶにふさわしい素晴らしい出来に仕上がっています。特に印象が強いのは、ストローカーの自分でさえ”こんなに回転数が多かった!?”と勘違いしてしまいそうな程のレーン手前の転がり感の良さと、薄めにピンヒットしてもしっかりと10本倒してくれる抜群のピンアクションです!曲がりのイメージは、シャープというよりはストロングアークのイメージで、初代モーメンタムスウィングを更にオイルに強くした、といった感じでしょうか。その割には程良いスキッド感も得られ、多少幅を取っても、強いカバーのおかげでしっかり戻ってきてくれる安心感を得られます。自分はトーナメントで長く使用する事を考えて、若干走りを重視したレイアウトでドリルしましたが、それでも手前のオイルが多いコンディションの方がこのボールの性能を遺憾なく発揮できると思います。スピードがある方や回転数が少なめの方でも、表面加工やレイアウト次第で十分にヘビーオイルへの対応が可能です。スウィングシリーズファンの方必見です!オイルレーンで必ずや貴方のエース級ボールとして活躍してくれる事間違いないでしょう。ロングゲームで使用されたい方は、少し走りめのレイアウトでドリルされる事をお勧めします。』

☆谷口隆プロ『フルティルト7.5という強いカバーストックを持ったトラクションの強いボールです。曲りのイメージはホッケースティック状に感じます。レーンキャッチが強いわりには転がり感も良くレーンヘッドからの走りもスムーズです。バックエンドの強さを感じ、オイリーレーンで使うのが有効で幅を使った場合でもしっかりと戻って来てくれます。非常に攻撃的なボールに仕上がっています。ポリッシュする事によりバックエンドでの切れ感は増すでしょう。』

☆川添奨太プロ『ピュアフィジックは今まで投げてきたオイリー用のボウルとは全く違う感じのボールでした。従来のオイリー用のボウルはオイルには強いが動きが早くスピードがない方や手前のオイルが薄い時にはロールアウトをしてしまい、あまり曲がらないように感じたりピンアクションが悪く感じていました。今度のピュアフィジックは手前でオイルの上をしっかりと転がりながらも先でロールアウトをすることなくピンにあたるまでしっかりと曲がってくれます。ですのでオイリーレーンから使え、手前のオイルが少し無くなってきてもロールアウトをせず最後まで曲がってくれるのでピンアクションもとても良いです。僕もとても気に入って使わせていただいております。今回のピュアフィジックはとても幅広いお客様に良い支持をいただけると思います。』

☆塚原次雄プロ『表面が粗いカバーストックが特徴ですがラインを大きくとってもロールアウトせずしっかり戻ってくる感じが有り、ピンアクションが非常に良いです。ミディアムからオイリーコンデションまで幅広く使えるので高得点が出ますよ!。』

☆小林よしみプロ『ギガ・ベドラムに比べピュア・フィジックスの方が手前から転がり安定した大きな曲がりが見られます。オイルキャッチが良いので曲がりの小さい方でも動きを強く感じて頂けると思います。』

☆横内真プロ『オイリーレーン〜ヘビーオイルレーン向きです。大きく出し戻しをしても、ロールアウトすることなく、しっかりと戻ってきてくれます。大きく曲がるボールを求めている方におすすめです。』

☆小池要一プロ『オイルの中でもしっかりと手前から転がり、中玉が速くから軸移動を起こし始めるのが特長です(フレアー幅も大きい)。だからと言って、手前から曲がりすぎる感じはなくドライゾーンでは大きなアーク状で曲がり、最後まで終わらない印象です。またコアの特長とカバーストックがマッチしている為、ピンアクションがとても低くストライクに繋がります。14ポンドで投球しても16ポンドでピンを倒したピンアクションが起きるので、この夏はピュアフィジックスでスカッとストライクを出しちゃってください!!!^^;』

☆塩山一美プロ『手前からの転がり感がすごく良い感じで、スキッドも良い感じで長くも短くもないです。一番感じるのはピンアクションで15ポンドなのに16ポンド級の感じ、今までの感じのアクションではなかった事です。転がり感が良く安定した軌道を描き強いピンアクションを体感できます。』

☆田沢広也プロ『第一に曲がりが今までと違う!と思いました。かなり曲がり幅を取っても戻って来るし、キャリーダウンにはかなり強い感じがありました。ピュアスウィングや920Tで戻りが甘い所でもしっかりと戻って来るし、オイルによってボールが泳いでいる感じが全くといっていいほどありませんでした。曲がりが強い分、スキッドは短めに感じるので、スピードの無い方は大変かもしれませんが、曲がりが欲しい方やスピードボウラーは最適だと思います。』


☆ABS社『超微細粒子Ra値(ラフネスアベレージ)46.5μinを誇るカバーストック ”Full TILT7.5”を搭載。大幅に強くなったカバーストックで、オイルが厚くても気にかける事なく投球が出来ます。曲がりの形状は、フルスウィングコアを採用していますので、バックエンドに力強さを感じる事が出来ます。』

●色 ブラック×パープル×イエロー
●重さ 12〜16P
●表面処理 500.1000.2000アブラロン仕上げ
●RG 2.510
●RG差 0.056
●硬度 74〜76°
●カバーストック Full TILT7.5
●ベストレーンコンデション ミディアム〜ヘビーオイル