テンパー


◇発売 2007年9月予定
◇価格 未定
○曲がり(小←)☆★☆(→大)
○走り (短←)☆☆★(→長)
○キレ (少←)☆☆★(→大)

☆徳江和則プロ『日本の市場でもセンセーショナルをもたらしたキネティック発売から約1ケ月で、トラックの最新作テンパーの発売です。MP Genlリアクティブというトラックで走りと切れをもたらすカバーストックに”Legion”というマスバイアスコアとの組み合わせです。投球したイメージでまず第一に感じたのは転がりの良さ。転がると言われているボールさえ凌駕するほどの転がりの良さは、”自分のボールは転がる”と思ってしまうほど抜群です。表面仕上げは2000番アブラロン加工にポリッシュ仕上げで、スキッド感はやや長めに感じますが、”Legion”コアの影響かスキッドの中にも緩やかに曲がり始めを感じます。そしてバックエンドでフリップなイメージで切れるボールです。対応コンディションはミディアムが中心になるでしょう。ピンアクションの当たりも柔らかく、薄目のピンアクションもかき回すような倒れ方もよく見られました。驚きなのは、これほどのスペツクながら価格帯がミツドプライスであること。信じられません。このスペックならば前回発売されたキネティック同様、プロトーナメントやアマチュアの大会等でこのテンパーは使用頻度が高くなることが予想されます。ABS発売のミッドプライス級のボールの性能は今や、ハイプライスと同様かそれ以上のボールが増えてきています。その性能をこのテンパーでお確かめください。抜群の転がり感と価格帯。ピンアクションは柔らかく、薄目のアクションを期待できるボールです。』

☆ABS社『ケンタッキー工場移籍第2弾はトラックボールに革命を起こします。新開発”Legion コア”は、超低慣性仕様で、手前の転がりを存分に出すことが可能となり、新開発カバーストック”MP Gen1”とのコンビネーションは、ハイパフォーマンスの風格さえ感じさせる逸品です。』

☆ABS社『一言でいうと、価格以上のパフォーマンスを感じます。カバーストックは、キネティックのカバー系統でキネティックより少しオイルに敏感にしたようです。 確かに多少オイルに敏感な所はみせますが、ドライゾーンでの反応が非常に良い。コンディションによってはキネティックより走って切れるかもですね。かなり低いRGが回転数の少ないボウラーの助けとなり、回転は結構するが、走って切れるという日本人好みの仕様ですね。 ケンタッキーに工場が変わってコロンビアもトラックもかなり追い風に感じる今日この頃です。』

●色 レッド×ブラック
●重さ 12〜16P
●表面処理 #2000アブラロン+ポリッシュ
●RG 2.460
●RG差 0.041
●硬度 74〜76°
●カバーストック MP Gen1
●ベストレーンコンデション ミディアム〜オイリーレーン