sugerコントロールの勧め

砂糖のとりすぎによる害


健康な生活のため、砂糖の摂取量は一日50g以下が望ましい。 (体重の1/1000程度以下)
  1. 過剰摂取によるカルシウム吸収阻害、ー脱カルシウム作用を起こす。
  2. 砂糖摂取による 満腹感のため他の食品(主食が食べられなくなり)一日に必要な蛋白質・ ミネラル・ビタミンなどの不足につながる。
  3. 慢性的なカロリー超過で肥満の原因となる。(中性脂肪とコレステロールの増加、動脈硬化の助長、 心臓病の発生)
  4. デンプンに比べて 砂糖の頻回な摂取は血糖値の急激な上昇 下降をさせ、膵臓に負担をかける。 (糖尿病の発生と進行の助長)
  5. 歯后のpHを5.5以下に下げ、虫歯の原因となる。さらに頻回な砂糖の摂取は唾液の緩衝による pHの回復と再石灰化の妨げとなり 虫歯の進行を助長する。
  6. 味覚形成を阻害する。(人間の味覚は3歳位までにその基礎が出来るといわれている。) この時期に砂糖を一度与えてしまうと、他の味に比べて砂糖の味を美味しいと感じるようになり、 好き嫌いが多くバランスのとれた食生活がとりにくくなる心配がある。

砂糖はエネルギーとしても 効率がよく優れた栄養素なので虫歯になるからといって、取るのを辞める訳には行きませんし、無理なことです。はっきり発癌性があり 体に良くないと分かっている煙草ですら、辞められない人がいるのですから。
砂糖はその取り方を良く考えて接することで、毒も薬となるのです。

砂糖や脂肪の取りすぎは、身体の中に活性酸素をたくさん作り出す原因と考えられており

[成人病]
脳卒中、心筋梗塞、癌、白血病
[その他]
白内障、糖尿病、肝炎、腎炎、シミ、ソバカス、シワ、歯周病
活性酸素を除去するもの
[高分子抗酸化剤]
SOD酵素、カタラーゼ酵素など
[低分子抗酸化剤]
ビタミンC,E,B2,ベータカロチン(にんじん他)、カテキン(お茶)、ポリフェノール(赤ワイン)、フラボノイド(緑茶)など


活性酸素とは
通常の酸素(O2)より電子が少なく不安定なため、他から電子を奪う(酸化)酸素のこと。
活性酸素の仕業の例 りんごの切り口が赤くなる、バナナが黒くなる、釘が錆びる。・・・
現代の死因のうち、10〜15%は感染症(ウィルス、細菌など)によるもの。 残りの85〜90%は活性酸素が原因といわれています。そのうち三大成人病が60%近くを占めます。
癌・・・
遺伝子破壊27、8%、
心臓病・・・
動脈硬化18、2%、
脳卒中・・・
動脈硬化13、7%
〜〜〜癌〜〜〜
細胞の遺伝子情報のDNAを活性酸素に破壊されてしまう。
モ無限に細胞が増殖してしまう。

〜〜〜心臓病・脳卒中〜〜〜
コレステロールが活性酸素によって過酸化脂肪に変わり、血管に張り付く。
モ血管を細く、硬くする。

砂糖と虫歯の関係


The Vipeholm dental caries study によると砂糖の摂取量よりも、その摂取頻度の方がう蝕発病に深く関連していることを示した。
この研究の結果をまとめると、
@口腔内停滞性が高く、発酵性糖質を多く含む食品を間食にとった場合、う蝕が多発する。
A3回の食事の味付けに使われる程度の砂糖はう蝕を誘発しない。
B食事に際して水溶液の形でとる砂糖はう蝕を誘発しない。
これは 『砂糖はう蝕を誘発するが、食べ方によってう蝕の発生は左右される』ということである。

日本歯科評論/jun 1998,No.668より
  1. 砂糖をほとんど取らない食生活は、11〜12才ではDMFT indexが0.5〜1.0であり、30歳でも2前後である。
  2. う蝕発病には不溶性グルカン生成よりも酸産生の影響が大きい。不溶性グルカン合成の基質とは なりえない果糖が、砂糖と同程度のう蝕の発病が見られたことによる。
  3. 1日3回の食事での酸産生は、う蝕発病とほとんど関係がなく、間食として取った場合の酸産生がう蝕発病に関係が大きい。
  4. 食生活の中で砂糖を非う蝕誘発性甘味料(キシリトール)に置き換えると、う蝕は起こらない。これは酸産生によるエナメル質の脱灰と再石灰化のバランスがう蝕発病に大きく影響を及ぼしている事を示している。
  5. 非う蝕誘発性甘味料(キシリトール)を使用したガムを1日3回食後に5分間噛むことを継続することによって、う蝕発病は60%程度抑制される。
  6. 非う蝕誘発性甘味料(キシリトール)は、初期う蝕病変をもつエナメル質の再石灰化を増強する。

お母さんへ、子供を虫歯から守る!!


虫歯は宿主(唾液や歯の質、形態など)細菌(プラーク・ミュータンス・レンサ球菌群)基質(砂糖など)の3つの要因が絡み合って起こる多因子性疾患であると考えて良い。最近ではこれに時間という要因を加えて考え方もあるようです。

赤ちゃんは生まれたときからすでに、口腔常在菌を持っているのだろうか?
歯の萌出と供に、どこからか感染して細菌叢ができると考えたほうがよさそうです。1歳前後のこの時期に砂糖の摂取の管理をしないと、「虫歯菌」が大きな顔をしてのさばった型の固有細菌叢が出来てしまい、虫歯の出来やすい子供に育ってしまう。
反面この時期に「虫歯菌」から感染を免れると20歳位までは虫歯の出来にくい子供になるという報告もあります。


方法

子供は3歳位までは親が与えなければ、自分から砂糖入のお菓子、ジュース等を欲しがったり、 自分で摂取するようなことはありません。『3歳位までの虫歯は親の責任』
少なくとも幼稚園に上がるまでは、容易に砂糖の管理は出来るはずです。
がんばって、お母さん!!

ちなみに、わが家の娘二人もこれを実行しています。もちろん虫歯はありません。
[私の目標は、二人分の虫歯の無い乳歯をフルセット集めることです。現在20本のきれいな乳歯を収集しました。まだまだ先は長い〜〜]とうとう二人の娘の健全な虫歯のない乳歯を20本づつ収集を完了しました。 これからは良い噛み合せを造るため矯正中です。