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バードカービングとは


 バード(bird)=鳥、カービング(carving)=彫刻、即ちバードカービングとは鳥の彫刻のことです。
 バードカービングのルーツは、ガンやカモを捕獲する時、オトリとして鳥に似た物を置きました。鳥は自分たちの仲間が居るので、安全だと思い安心して集まってきたところを捕獲したと云われています。このオトリを「デコイ」と呼び、各地でさまざまな物が見られます。
 「デコイ」(Decoy)とは「ダック・ケージ」(Duch-cage)というカモ鳥篭を意味する言葉、またはオランダ語のEende-kooi (鳥のおり、篭などの意味)に由来すると言われています。これは水鳥を捕獲する為の大掛かりな罠で、後に、コイダック(coy-duch)という訓練され、飼い馴らされたカモを使って、獲物を網に追い込むという方法が、17世紀頃行われていたようです。
 アメリカでは土着のアメリカ人達は、17世紀の初期にすでに「デコイ」を使って狩猟が行われていたようですが、17世紀中頃になると木製のデコイを使用しています。
 この「デコイ」は初期の頃、材料はアシ、ガマなどの植物の茎を束ねて作った物など、遠くから見ると何となく鳥のシルエットに見えるというくらい素朴な物でした。 時を経て、ハンターのガイド達が装飾品として木彫りで作るようになり、現在のような形になったとされます。
 「バードカービング」と云う言葉は「バードウオッチング」に比べまだまだ馴染みが薄いかもしれません。この言葉が日本に本格的に入ってきたのは今から34年前の1977年、日本鳥類保護連盟の方がアメリカの大会に参加して、初めてバードカービングを見て、愛鳥教育の普及につながらないかと考えて、撮影した写真を持ち帰り、その仲間の間で製作が始まりました。
 最近では「バードカービング」は装飾品だけではなく、剥製を飾らない運動としても進んでおり、博物館などでも剥製の代わりに「バードカービング」を展示するところが増えています。
 又単に技術的に実物の野鳥に似せ写実的に作るだけでなく、自由な発想により芸術的なものを追求する作品も出てきました。
 現在では世界的規模のコンテストも毎年アメリカで開催され、日本でも「日本バードカービング協会」を中心に各地で普及の為の教室や展示会が開かれています。


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