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CS怪獣日記 3/17〜3/23



3月17日

「Gメン75」 ファミリー劇場
第136話 クリスマスイブ21時のトリック(脚本・池田雄一 監督・山内栢)
捜査四課の田嶋警視が殺人罪で逮捕された。取り調べに当たるGメン。だが、彼には鉄壁のアリバイがあった。その証人は速水刑事。クリスマスイブの晩、田嶋を尋ねた速水は、突如侵入してきたひったくり犯の人質となる。サンタクロースの扮装をした犯人は、田嶋の拳銃を奪いろう城。8時40分、田嶋が犯人の気をそらした隙に、速水はGメン本部に電話をかける。だが、詳細を話す前に発見され、速水は殴打、気絶させられる。その後、田嶋の活躍で犯人は射殺。ところが、その夜の午後9時、田嶋邸から100キロ以上離れた河口湖畔で馬券屋が絞殺された。目撃者の証言によると犯人は田嶋に間違いないという。8時40分に自宅にいた田嶋がいかにして河口湖まで移動したのか。捜査のプロがしかけたトリックに速水は挑む。内田朝雄シリーズ第2弾。第49話「土曜日21時のトリック」は大傑作であったため期待してみる。トリックそのものは今となっては大したことない。ただ、視聴者を煙にまくための入り組み方はすごい。ただこれ本来はテレビでやってはいけないトリックではないか。小説で仕掛ければけっこうな名作になったかもしれない。ただ昭和51年当時見ていた人は驚いたと思う。

3月18日

「警察署長2」 ミステリーチャンネル
新興の田舎町デラノを舞台に、少年の連続殺人とそれを追った3人の署長の姿を描く、その2回目。舞台は1945年、第二次世界大戦も終わり、町は帰還兵に沸いていた。その中でもっとも多くの勲章を獲得したサニー・バッツは、警察官に任命。老齢の署長の死後、警察署長となる。しかし、不幸な生い立ちを持つバッツは生来の性格破綻者。黒人を忌み嫌い、KKKに参加する始末。そんなときバッツは初代署長、ヘンリーのデスクを見つける。引き出しに仕舞われていたのは、20年前の少年殺し。個人的興味からバッツは捜査を始める。ヘンリー無念の死、その後も続けられる殺人、悪徳署長。第2部にふさわしい内容。バッツ役の演技が素晴らしいの一言。

「Gメン75」 ファミリー劇場
第137話 78新春大脱獄
警視庁庁舎の取り壊しによる引っ越し。その最中、小田切の部屋から押収したばかりのヘロインが消えた。額にすれば20億円になる。裁判までに見つけないと大変なことになる。容疑者として浮かんだのは元金庫破りの男船田。だが船田は、厳しい取調べにも口を割ろうとしない。中矢は拘置所内に潜入、船田と同室になる。警視庁の引っ越しという機会をとらえた絶妙の脚本。スタッフ一同、大真面目に作っているフリはしているが、スーパーコメディ路線を狙ったことは間違いない。特筆すべきは西田健のはつらつ金庫破り。「そんなアホな」な二転三転。友情出演中田博久。小林捻持は出なかった。

「変身忍者嵐」 東映チャンネル
第16話 ロボット! 飛行タコ! 大作戦!! (脚本・大川タケシ 監督・内田一作)
奇妙キテレツな発明博士を狙う血車党とそれに巻き込まれるハヤテたち。化身忍者ノミドクロは村びとたちを襲い、発明を渡すよう脅迫。だがその前に、ロボット鉄人大王が立ちふさがる。てこ入れがなされたと思われる不思議な展開。ただ、発明狂の天才親父が素晴らしい。人をかゆくさせるノミドクロは見ているだけで背中がむずむずしてくる。

3月19日

「人造人間キカイダー」 東映チャンネル
第11話 ゴールドウルフが地獄に吠える(脚本・長坂秀佳 監督・北村秀敏)
光明寺は記憶喪失症の権威田所博士を訪ねる。しかし、博士は学会で出張中。田所の自宅を見張っていたダーク破壊部隊のゴールドウルフは早速鴻堂に移る。だが、ゴールドウルフの体内には良心回路が埋め込まれていた。プロトタイプともいうべき装置の働きで、ゴールドウルフは作戦に失敗。月光エネルギーを浴びると変身してしまうゴールドウルフ。田所を訪ねてきたミツ子たちも巻き込み、事態は思わぬ方向へ。ついに来た長坂節。ゴールドウルフの人間体を演じるのは「赤影」坂口徹。月光回路作動のまま倒されるのではなく、あくまで「良心」に固執しながら死んでいくゴールドウルフの断末魔に思わず戦慄する。石森章太郎も喜んだだろう。

「Gメン75」 ファミリー劇場
第138話 復顔術(脚本・池田雄一 監督・瀬川昌治)
工事現場から白骨死体が発見された。Gメンは復顔を依頼。ところが、復顔を完成させた教授が首ごと行方不明に。翌日、死体で発見される。復顔された顔は一体誰だったのか。やがて捜査線上にサラ金業を営む女社長が浮上する。犯人そのものには何のひねりもないし、唯一の証拠である「復顔」をなぜそのままとっておいたのかが不明。とはいえ、復顔だけに終わらずそれを担当した教授にドラマを持たせる展開は面白い。

「変身忍者嵐」 東映チャンネル
第17話 忍者屋敷! 怪人ドクダヌキ(脚本・伊上勝 監督・折田至)
血車忍郡を作るため大道芸人に化け子供をひっさらうドクダヌキ。その陰謀を知ったハヤテたちは、ツムジを潜入させ敵のアジトを探る。だが、奇妙な分身技を使うドクダヌキに嵐も苦戦する。また子供をさらう。そのくらいの人材は確保しろよ。ドクダヌキの変に愛嬌のある立ち回りが内容とミスマッチ。腹太鼓の音がその日一日耳について離れなかった。

3月20日

「Gメン75」 ファミリー劇場
第139話 女子大生ネクタイ絞殺事件(脚本・西島大 監督・鷹森立一)
速水刑事の高校時代の同級生が、絞殺死体で発見された。現場に残されたバッジ、目撃証言から浦山という男が浮上。Gメンが取り調べるも、浦山は犯行を否定する。浦山には口のきけない子供が一人。妻は数年前に自殺していた。自殺の原因は詐欺すれすれの「マルチ商法」にひっかかったため。捜査を進める速水は、被害者のフィアンセ高倉が、「マルチ商法」会社の経営者であったことを知る。誰が犯人かは明々白々。同級生の自殺で始まった事件が、容疑者自殺やらその子供、面倒を見る女性まで出てきてまったく違う方向に転がっていく。容疑者自殺の原因はどう考えてもGメンにあると思うんだけど。
第140話 十五年前の遺留指紋(脚本・高久進 監督・小西通雄)
喫茶店のマスター石川がひったくりの被害にあった。現金は無事だったものの、被害届に拇印を押すことをためらう石川を見て草野は不審をいだく。調査の結果、石川の指紋は十五年前の女性撲殺事件の遺留指紋と一致した。時効まではあと一日。草野は被害者の弟で現在は刑事になっている特命捜査課の紅林……じゃなかった、ただの所轄の谷口刑事と石川を追う。紅林……じゃなかった、谷口は深夜、石川を確保。緊急逮捕するが、時効を5分すぎていた。特命捜査課の紅林刑事……じゃなかったただの横光勝彦(克彦)がゲスト。犯人は明々白々だが、相変わらず二転三転の妙には圧倒される。傑作とはいえないが、見て損なし。

「人造人間キカイダー」 東映チャンネル
第12話 残酷魔女シルバーキャット(脚本・島津昇■ 監督・北村秀敏)
桜ヶ丘美術館で公開されるムンガの秘宝。アンドロイドの増幅回路として利用価値絶大の宝石を、ダーク破壊部隊のシルバーキャットが狙う。おぼろげな記憶から宝石のことを思い出した光明寺、彼の消息をたどるミツ子たちが桜ヶ丘美術館を訪ねるが。館長の娘をひどくジワジワ殺すシルバーキャットがすごい。館長親子の生死にはまったく触れられていないのがさらにまたすごい。シルバーキャットのダメダメ造型が逆にいびつな恐怖感を増幅。かなり恐い。

「変身忍者嵐」 東映チャンネル
第18話 イノシシ大砲! 百万発!! (脚本・浪江志摩 監督・折田至)
一族が持つ山の絵図。それを狙う血車党だが、守りは固く手が出せない。骸骨丸は最強の化身忍者イノシシブライを送り込み、一族抹殺を図る。銃声をきき駆けつけたハヤテたちだが、山の一族から血車党と誤解され捕らえられる。めずらしくハードな展開。顔の四角い女元締役が実にいい味を出している。

3月21日

「非情のライセンス」 東映チャンネル
第3話 凶悪な夜の匂い(脚本・宮川一郎 監督・鈴木敏郎)
売春組織を追う会田は深夜、追われていた女を保護する。さらに別な女のバラバラ死体が発見され、香港経由の売春組織の実態が明らかとなる。会田の過去、ママの過去が少しづつ明らかとなっていく展開。お話としてそれほど魅力はないが、天知センセイが出ていらっしゃのでもう何でもよい。
第4話 凶悪のサファイア(脚本・橋本綾 監督・松島稔)
加山という男の部屋で射殺されたチンピラ。兇器であるブローニング32口径は7年前、松田組長を射殺したものだった。迷宮入りの事件にのめりこんでいく会田は、香川冬子という女性に出会う。彼女の夫は7年前に失踪していた。代議士篠崎など多くの登場人物が錯綜。その行き着く先は思わぬ場所。あえて見せない、説明しない演出が絶妙。画面から語りかけてくる情報量が非常に多いため集中して見るべし。

3月22日

「変身忍者嵐」 東映チャンネル
第19話 恐怖の人喰い! 分身怪人!! (脚本・大川タケシ 監督・内田一作)
30度を越えると爆発するダルマ爆弾。子供たちを使い、家々にダルマをばらまこうとする血車党だが……。キバギツネが意外に強敵。嵐の先手先手を打つあたりが面白い。とはいえ、その辺は意識してのことではないのだろう。ただの偶然だと思われる。同じ着ぐるみ二体による分身技も楽しい。「影うつし」「旋風剣」のダブル必殺技も見どころ。

3月23日

「アウターリミッツ」 アクションチャンネル
第4話
メタダイン製薬会社は催涙ガスにかわる新たな鎮圧剤デイトンCの開発を急いでいた。責任者はスペンサー。彼はその開発途上、まったくの偶然から万病にきくワクチンを発見する。今世紀最大の発見に喜ぶ開発チーム。だが、次期社長を狙うスペンサーの弟は開発の凍結を命じる。彼の思惑とは。科学がもたらす幸福と不幸。その両面をきちんと見せてくれるのか、アウターリミッツのすごいところでもある。社長の座を巡る兄弟の葛藤など分かりやすいドラマを絡めて奥行きを出している。その後のカラーを決定付けた名作といえる。

「新・スーパーマン」 AXN
第17話
メトロポリスに乗り込んできたスター新聞が飛躍的に部数を伸ばしている。何とか特ダネをものにしようと頑張るロイスだが、ことごとくスター新聞記者リンダに先をこされてしまう。スター新聞の記者がいるところで、必ず特ダネ級の事件が起こる。疑問をもったケントはスター新聞に潜入する。ロイスとキングの罵り合いだけで一本作ったような話。悪役も小物だし、どうってことはない。第2シーズンからは毎日の放送に切り替わるとか。うーむ、ちょっとついていけそうにない。



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