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CS怪獣日記 6/22-6/28


もうミステリーでなくたって気にしない

6月22日
★「本格ミステリ作家クラブ」の総会と授賞式に行く。なぜか隣が倉知淳さんに。大江戸線がいかにダメか激論。「ウルトラマンコスモス」についてコメントを求めたが、知らないふりをされた。
★授賞式は盛況でした。腸閉塞を忘れ、片っ端から食べる。なぜか残っていた肉料理を、有栖川有栖さんと食べたのは、貴重な体験だったかも。もったいないオバケが出ないようにしたいものです。
★会場で声をかけてくださった皆様、お世話になりました。

「セブンデイズ2」 スーパーチャンネル
第10話
ステルス航海システムを搭載した最新鋭艦メルビルが台湾沖で「アジアの大国」所属の潜水艦と遭遇。追跡開始後24時間後にミサイルを打ち合い、双方とも撃沈された。だがステルスシステムのため、二隻に何があったのか判らない。メルビルにニューマン提督が乗っていたためパーカーはバックステップ。戦闘を阻止するため、メルビルに乗り込む。「クリムゾンタイト」のような話かと思っていたら、もっと単純なものだった。パーカーがきちんとバックステップして活躍するのは、ひさしぶり?

「超人バロム1」 東映チャンネル
第17話 魔人ウミウシゲが君をアントマンにする(脚本・前川洋之 監督・田口勝彦)
アントマン補充のため、人間をさらうウミウシゲ。全身を粘着物質で覆うウミウシゲにバロム1も手が出せない。べとべとしているだけという驚異の魔人。それがバロム1を窮地に追い込むなんて実に痛快な脚本である。後半、ただの放火魔と化してしまうのが、残念。
第18話 魔人アンモナイルゲがパパをおそう(脚本・島田真之 監督・田口勝彦)
アンモナイト菌をうえつけ、平和な家庭を壊すアンモナイルゲ。対決するバロム1だが、アンモナイト菌をうえつけられ、苦戦する。接触感染するアンモナイト菌の設定が見事。家族にうつさぬよう、パパは姿を消すしかない。家庭崩壊を狙うにはまあ、てっとりばやい方法か。泣いて、笑って、怒る、子供がうっとうしいけど。

6月23日
★昔の話をしたら、ひどくびっくりされた。してやったり。
★「ガンキャノン重装型」のサフ吹き。思ったより部品点数が多い。今週中には完成させたいものである。
★仕事の打ち合わせが入る。時間的に厳しいのだが、DVD「仮面ライダー」のためにがんばることにする。
★とある小説を65枚まで書いた。まだ何も起きていない。困った。

「スターゲイト」 AXN
第74話
惑星で調査中のダニエル博士たちが襲われた。ダニエルは怪物に連れ去られたという。カーターたちは、怪物がゴアウルド最初の宿主ウナスであると推理。ゴアウルドから逃れた原始ウナスとダニエルの不思議な旅が始まる。一方、追跡するオニールたちだが、とあるメンバーがゴアウルドに寄生される。セミレギュラー、またも死亡。致死率高し。言葉が判らなくても、無理矢理、喋ってしまうのはアメリカ人の特徴なのか。初めてあった宇宙人とかに、ダニエルの英語はなぜか通じる。そんなものなのか?

6月24日
★静岡のMさんより、「ふるさと百話」という全20巻の本を頂く。興味深い民話など多数収録されており、充実した内容。残念ながら、今は手に入らない。某所で見つけ、私のために購入、送ってくださった。ありがとうございます。 ★静岡は好きな場所なので、いろいろと調べてみたいと思っている。
★田町にて打ち合わせ。また声をかけていただいて、感謝。
★この夏、ピーターガブリエルの新作が出るという。実に10年ぶり! タイトルは「UP」。うれしいなぁ。とりあえず、今週は「オアシス」の新作だ。

「スターゲイト」 AXN
第75話
地球人によって滅亡の危機から救われたエンカラン人。安住の地を見つけ、再出発を図る彼らだが、その惑星に謎の宇宙船が。全長3キロの巨大な艦は森林を焼き払い、代わりに亜硫酸ガスを発生させる微生物をまき散らす。どうやら惑星の生体変更を考えているらしい。このままではエンカラン人は全滅する。オニールたちは宇宙船の異星人とコンタクト、生体変更を止めようとするが。種を存続させるための最後のチャンス。それがかち合ってしまったら。あまり考えたくない偶然。完璧なハッピーエンドが用意されていたので、ホッとする。

「スタートレックディープスペース9」 スーパーチャンネル
第145話
バハーラ遺跡発掘現場から石版が見つかった。そこには「選ばれし者に告ぐ」との古代文字が。予言者たちの意図が判らないシスコは困惑する。石版をステーションに持ち込み解読しようとするシスコ。だが、カイ・ウィンの介入が始まる。石版に書かれた「対決」とはどういう意味なのか。「パーレイス」登場。人類にとってまったく未知なものが存在した。パーレイスにスタートレックの原点を見た気がする。

「超人バロム1」 東映チャンネル
第19話 魔人ヤゴゲルゲが子守唄で呪う(脚本・伊上勝 監督・小山幹生)

お化け屋敷の地下にアジトを設営、やって来た子供たちをさらいアントマンにしようと企むヤゴゲルゲ。無気味な子守唄に操られ、子供たちが消えていく。「ヤゴヤゴヤーゴの子守唄ぁ」がいかに嫌な曲か、あらためて認識。この唄にはバロム1の脳細胞を破壊する威力があるらしいが、こっちの脳細胞も危ないところだった。頭痛注意。

6月25日
★ららや以下、若、姫、兄じゃと渋谷でお茶を飲む。菊花茶を飲んだのだが、不思議な味。サッポロ塩ラーメンのようだった。仕事が立て込んでしまったので、夕刻、先に失礼する。
★「ブルース・ホーンズビー」待望の新作「BIG SWING FACE」を購入! しかし、今回、ピアノがない!! SPIDER FINGERSがピアノを弾いていない。正直、これはショックだった。前作がライブとはいえ、事実上のベストアルバムだったわけで、何か違うことをやってくるなという予想はあったのだけど。とまどいが先に立ち、感想が述べられない。後日。ただ、「HARBOR LIGHTS」を理解するのに10年かかったので、慎重に。

「スタートレックディープスペース9」 スーパーチャンネル
第146話

フェレンギ星に向うノーグとジェイクのシャトルが、ジェムハダーの攻撃を受けた。彼らを救ったのは、ディファイアントと同型艦のUSSバリアント。バリアントはレッドスクワットというアカデミーのエリートたちを乗せ、3ケ月間の訓練航海中だった。しかし、その途中に戦争が勃発。敵勢力下に取り残されたバリアントは8ケ月以上にわたり、戦いつづけていたのだ。乗船していた士官は戦死。残っているのはレッドスクワットの面々だけだった。暗いラストになるだろうと予測はしていたものの、ここまで非情な終り方とは思わなかった。ただ、「死」の描写が曖昧すぎてよく判らない。レギュラーキャラなら、この程度の負傷で死んだりしないし。ほぼ全滅という中にあってジェイク、ノーグだけが何の手も打たないのに生き残ってるっていうのもなあ。

「超人バロム1」 東映チャンネル
第20話 魔人サソリルゲが地上を征服する!! (脚本・島田真之 監督・小山幹生)

吸血サソリを使い、人間を奴隷にしていくサソリルゲ。木戸紀子をサソリ人間にしたサソリルゲは猛の命を狙う。サソリ道人として天本英世が大怪演。予告編でクローズアップされていたわりに、出番はわずか。サソリ人間の演出がとにかく恐すぎて、子供なら正視に耐えないだろう。

6月26日
★ブルースホーンズビーで首を捻る合間に、オアシスの新作「heathen chemistry」を聴く。前作「STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS」は正直、「はずした」と思っていたので期待度は低かった。少し前の日記でも「the hindutimes」を大したことないみたいに書いたし。だが、今回のアルバムは良い。「MORNING GLORY?」のようなパワー、完璧度はさすがに無いけど、オアシスらしさが復活している。こういうのを聴きたかったのだ。
★逆に路線がまったく違うブルースホーンズビー。判断はまだ保留。「BIG SWING FACE」あたりを格好良いと思うようになってきた。格好良さは求めていなかったのだが、それはそれで良い?

「新アウターリミッツ」 AXN
第15話

火星から持ち帰った土に含まれていた卵。そこから生まれた奇妙な昆虫型の生物とは? 政府命令で研究を打ち切られた科学者は、数グラムの土を盗み、自宅の納屋で飼育を続ける。客観的に見ている科学者の非常識さにげんなりする。いい加減、気づけよ。未知の生物の無気味さ、嫌さは良く出ているけど。後編につづく。

「チャームド2」 衛星第2
第13話

フィービーの友人三人が、動物が男になる魔法を使った。ブタ、兎、蛇が立派な男性に。だが、魔法の効力は24時間。狡猾な蛇君と乱暴な兎君は人の姿のままでいるため、フィービーを探す。動物が変化する男性役者の選択が見事。それにしても、兎が乱暴者というのは不思議な感覚。

「変身忍者嵐」 東映チャンネル
第43話 100万年妖怪のミラー地獄!? (脚本・島田真之 監督・内田一作)

最強と言われるアラビアの妖怪グール。サタンによって復活したグールはハヤテを狙う。鏡の世界に吸い込まれたハヤテに勝機はあるのか。最初からこのテイストでいっていれば、もう少し面白い番組になったのではないか。今回は面白かった。しかし、アラビアを荒し回っていたグールがなぜ姿を消したのかなど言及されないことも多い。あと、最強グール、5秒でやられるな。タイトルの最後についている「!?」はなに?

6月27日
★推理作家協会賞の授賞式に行く。受賞された皆様、おめでとうございます。
★意外な方々が、この日記をお読みになっていると知る。テレビばっかり見ていてすみません。
★光原百合さんの二次会へ。そこでF社のMさんより、西岸良平さんについて極めて興味深いお話をきかせていただく。西岸良平さんは、もっとも尊敬する漫画家の一人であります。「たんぽぽさんの詩」復刊は快挙でした。
★そのまま三次会にもお邪魔する。カイメングリーンやタコヤマブキ、リー・ケフレンなどで盛り上がってしまう。重々申し訳ありませんでした、光原さん。

「スタートレックディープスペース9」 スーパーチャンネル
第147話

ハイキングに出かけたオブライエン一家。ところが、洞窟内にあった「時の入口」に、モリーが過って落ち込んでしまう。300年前に送られてしまったモリーを救うべく、オブライエンは奮闘、彼女を現代に戻すことに成功するが、戻ってきたモリーは18才になっていた。野生児となったモリーをいかにして戻すのか、その間、ヨシの子守をすることになったウォーフの奮闘を平行して描く。ただ、モリーがあのままのはずはないわけで、オチはすぐに判る。

「変身忍者嵐」 東映チャンネル
第44話 ゴースト・ファーザー! 宇宙大作戦(脚本・滝沢真理 監督・折田至)

火山より復活した妖怪ゴースト・ファーザー。強盗に化け、ハヤテ一向の持つ、サタンの鈴を狙う。つらい、つらすぎる。人を炭化させることが目的なのか、鈴を取り返すのが目的なのか、せめてどっちかにしてくれ。ハヤテの母親が抱き合う寸前でポンと消えるシーンは超圧巻。「思い知ったかハヤテ!」 ハヤテでなくても思い知った。

6月28日
★仕事の関係で「暗闇仕留人」を見直すハメとなる。1話みたら、案の定、止まらなくなる。本日8話まで。
★桂枝雀師匠の「宿替え」を聴く。子供のころ、もっとも好きな噺は何かときかれれば、この「宿替え」と答えていた。爆笑噺の王道が枝雀師匠の演出で手がつけられないほどに面白くなっている。ラジオで放送したものをテープにとり、何度も聴いたものだ。今回聴いたのは、CD全集に収録されているもの。やはり慣れのためなのか、個人的にはかってのテープバージョンの方が好みだった。特に冒頭の夫婦の会話。CD版では途中まで奥さんの視点を消している。夫が奥さんの言葉をきき、それを独り言の形でくり返す。それがどうも不自然で。しかも、奥さんの視点は途中から出てくるわけで、どうして冒頭だけ、夫一視点に変えたのか謎。とはいえ、腹を抱えて笑える噺であることは間違いない。落語をこれから聴き始めたいと思っている方には「宿替え」がお勧め。

「必殺商売人」 ホームドラマチャンネル
第1話 女房妊娠! 主水慌てる(脚本・野上龍雄 監督・工藤栄一)

長崎より黒人をら致し、見せ物にしようと企む商人。監禁されていた蔵を逃げ出した黒人は、連れ戻され、無惨にも殺される。正八と主水は再び「仕置」を決意。だが江戸には、別の仕置人がいた。主水グループとおせいグループがかち合う、よくできた脚本である。主水たちが仕置料として子供から貰った金を、おせいの側はだまし取ったと誤解する。その辺の展開は大いに燃える。初見なので今後が楽しみ。

「新・アウターリミッツ」 AXN
第16話

サンドキングの育成に成功した科学者。彼はやがてサンドキングの「神」として君臨、餌を制限して共食いをさせたりと様々な実験を行う。だが、やがてサンドキングによる逆襲が。砂で作られた城が恐怖のラストを演出する。あれには脱帽。しかし、サンドキングたちが、突然暴走しはじめた理由が不明確。人の味を覚えたから? ちょっとぼんやりしていたので、見落としているのかも。




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